旅立つ日となり紫瀾そしてそのポケモンであるハクそしてお見送りとして2匹のイエッサンことセバスチャンとメアリがダイニングに集まっていた。
紫瀾「そろそろ何だよな」
なお陽炎と村雨は邪魔になると困るからボールにいれてある。そして旅立つ日付を怠惰にメールで知らせているからそろそろ来る筈なんだがと思っていると何時もの場所に例のごとく世界を渡る廊下へと続く扉が現れる。そして扉が開くと、
千「おぉ若造よ待たせたかの?」
扉からは怠惰ではなく何と千さんだけが出てきた。それを見るや否や見送りに来ていたメアリがトコトコと千さんへと近づく。
千「おぉメアリよ元気にしておったか?」
メアリ「イエッサーン!」
そういえばセバスチャンが怠惰の手持ちでメアリが千さんの手持ちポケモンだったな。
紫瀾「あれ?怠惰はどうしたんだよ」
ハク「イブブ?」
怠惰について訪ねると千は渋ったような顔をする。
千「うむ‥‥何でも推薦状を書くのに忙しいとのことで今は来れぬみたいでの‥‥なのでワシが来たという訳じゃ」
なるほどそれで千さんだけなのか。というか千さん仕事は大丈夫なのか。
紫瀾「千さん確か仕事に追われているとか聞いたんだが大丈夫なのか?」
千「うむ何とか片付けてきたぞ‥‥半分程じゃが‥‥」
どうやらまだ半分しか終わってないみたいだな。ドンマイとしか言いようがないな。
千「帰ってもなおデスマーチじゃ‥‥あぁそれとお主の声援は怠惰から聞いておる‥‥声援に感謝するぞ」
紫瀾「いや気にしないでくれ‥‥とりあえず行こうかここで話すもあれだし早めに事を済ませた方が千さんもありがたいだろうしな」
千「心遣い度重ねて感謝するぞそうと決まればほれ入るがよい」
そう言われ俺は扉へと歩みだす。そして後ろを振り向きセバスとメアリを見て、
紫瀾「行ってくる屋敷を頼むな」
ハク「イブ!」
セバス「イエッサン」
メアリ「イエサン♪」
そうして扉を通るとそれに続き千さんが通り扉は閉じられるのだった。そして回廊では、
千「もうここを通るのはこれから先ないかもしれぬの」
紫瀾「どうしてだよ?」
千「‥‥‥‥お主は分かっておるのか?ここは本来ならばお主達は立ち入るいや知ることすら禁忌とされるような場所であるぞそんな所をホイホイと通していていたら秩序が乱れるわい」
そんな事を前にも言っていたよな。となるとこれが最後になるのかな。
紫瀾「所でカントー地方ってどんな所なんだ?」
千「そうじゃな‥‥一言で言うなら緑豊かな場所かの?世界各地でその場所によっての特色がある故に違いがあるワシに聞くよりもお主のその目で見た方が早いかもしれぬの」
紫瀾「そうかもな」
何て会話をしていると千は扉の前で止まる。
紫瀾「ここか?」
千「うむその扉を通ればカントー地方のマサラタウンのすぐ近くの森に出るぞ」
紫瀾「そうかありがとうな千さん」
千「うむ気にするでないこちらこそ怠惰が来なくてすまぬな」
紫瀾「いやむしろラッキーだよ彼奴のあのウザイドヤ顔を見て旅に出なくて済むんだからな」
何て言うと千はケタケタと笑いだす。
千「そうかそうか♪面白いことを言うのお主は‥‥おっとそうじゃ忘れるところじゃった怠惰からこれを預かっておったんじゃ」
そう言うも便箋を取り出し手渡してくる。それを受けとると後ろに怠惰の名前が入っていた。
紫瀾「怠惰のラブレターか?」
千「いやいや違うわいそれは怠惰からオーキド・ナリユキ世間的にはオーキド博士という博士に届けてもらいたい言われて渡された手紙じゃオーキド博士はマサラタウンにおる故についでに渡してきて欲しいのじゃ」
なるほどそういうことか。
紫瀾「あい分かった責任をもって届ける」
ハク「イブイブ」
千「うむ任せたぞ‥‥さて話はそろそろ切り上げようかの‥‥若造‥‥いや賀茂紫瀾よ羽ばたくが良いそして主が何をしたいのか知ってこい!そしてその相棒であるハクよお主は紫瀾を支え主人の行く末を見守るのじゃ!」
紫瀾「あぁ!行ってくるぜ」
ハク「イブ!!」
扉が開かれ光が差し込む。自分達は扉を通りカントーの大地へと足を踏み入れたのだった。扉を抜けると言われた通り森が広がっていた。そして通った扉は一瞬にして消えた。
紫瀾「すぅ~はぁ~‥‥清々しい空気だ」
ハク「イブ~」
こんなに清々しい空気だとは思わなかった。千さんが自然豊かといっただけあるな。
紫瀾「とりあえずマサラタウンとやらに行くか」
ハク「イッブイ!」
紫瀾「よしOKロトム、マサラタウンまでマッピング頼む」
と、指示を出すとウォッチの画面にロトムが現れる。
ロトム「OKロ!マサラタウンはここから東を真っ直ぐ行けば着くロ!」
紫瀾「了解したなら行きますか!」
ハク「イブ!」
そうしてカントーの大地を歩きマサラタウンへと向かうのだった。暫く東へと歩くと森を抜けその先には住宅が並ぶ町へと出る。そしてそこへと通るであろう門がありマサラタウンと書かれていた。
紫瀾「ここだな」
ハク「イブ」
門を通り町を歩くが見た感じは田舎町って感じで人はいるにはいるが少なく特に若者は見ただけでも少なく老人だったり30~40代の大人ばかりだ。
紫瀾「ある意味で凄い場所だなマサラタウンだけにマッサラタウンてか?」
ハク「イ‥‥ブ‥‥‥‥」(¬_¬)
紫瀾「わっ悪かったよ」
ハクの冷ややかな視線が突き刺さり心にグサグサくるな。
紫瀾「とりあえずオーキド博士を探すか」
誰がオーキド博士だなんて分かったもんじゃないからな。そうなってくると誰かに訪ねた方が早いな。近くに手頃な人はいないかと探すとグッドタイミングで30代くらいの女性が歩いてくる。あの人に声をかけるか。
紫瀾「あのすいません」
女性「ん?この辺じゃ見ない人ね旅の方?」
紫瀾「あぁ‥‥旅したての者なんだが‥‥いやそうじゃなくてすまないがオーキド博士なる人はどこにいるか知らないか?」
と、聞くと女性は不思議そうな顔をして、
女性「オーキド博士を知らない人がいるのねぇ‥‥えっとオーキド博士なら多分だけどこの先の研究所にいると思うわよ」
指差された場所を見ると森に囲まれた場所に建物が見える。あれが研究所だな。
紫瀾「分かりましたありがとうございます」
女性「えぇ」
そうして礼を述べて研究所へと向かう。林を抜けて研究所に来るとそこには色々なポケモン達が遊んだりしていた。
紫瀾「ポケモンがこんなに」
ハク「イブブ‥‥」
プラターヌ博士の研究所と比べると凄い広大な土地で比べようにならないな。そんな事を思いつつも歩を進め研究所の扉に立ち、
紫瀾「すんませ~ん!」
そう言いながら扉をノックする。すると足音がこちらに近づいていき扉が開かれ、
?「どちらさまかね?」
と、白衣に赤いシャツを着た白髪のおじさんが出てくる。
紫瀾「ここにオーキド博士‥‥いやえっとオーキド・ナリユキなる人がいると聞いてきたんだが‥‥いるか?」
?「オーキド博士もといオーキド・ナリユキとは儂の事じゃが?」
どうやらこのおじさんがオーキド博士みたいだ。イメージしてたのと全然違うな。俺のイメージでは怠惰やプラターヌ博士みたいに若い感じかと思ったんだがな。
紫瀾「へぇ~あんたがオーキド博士なのか」
オーキド「うむ‥‥ってそれは色違いのイーブイじゃないか!」
ハク「イブッ!!?」
肩に乗っかるハクを見るや否や驚いた声をあげる。やっぱり色違いって珍しいみたいだな。
オーキド「ほう全体的に白いんじゃのう‥‥」
紫瀾「あぁ俺の相棒だぜ」
ハク「イブ♪」
オーキド「そうかそうか良く懐いておるわい‥‥ここで話すものあれじゃし中へ入ると良い」
紫瀾「ならお言葉に甘えさせてもらうぜ」
そうして中へと入るとそこには色々な機械や資料がたくさんあった。こういった感じはプラターヌ博士の研究所と大差ないな。オーキド博士に案内されソファに座るとお茶を出してくれる。それは自分の世界でも見慣れている緑茶だ。緑茶を口に含み久しく味わうこの苦味を堪能する。
紫瀾「やっぱり紅茶もありだが大和男児的には緑茶が一番落ち着くぜ‥‥あっえっとすいません緑茶までいただいて」
オーキド「ほっほっほ♪気にするでない‥‥さて、改めて自己紹介といこうかの‥‥儂はオーキド・ナリユキ皆からは親しみを込めてオーキド博士と呼ばれておる者じゃ」
紫瀾「ご丁寧にどうも俺は賀茂紫瀾そんで隣にいるのが俺の相棒のハクだ」
ハク「イブ!」
オーキド「ほっほっほ♪そうかそうか元気あるのぉ‥‥それよりもお前さんは何用でここに?」
紫瀾「おっとそうだった実は届け物があってな」
危うく千さんと同じように忘れるところだった。オーキド博士に手紙を渡す。
オーキド「これはアケディア博士の‥‥前に言っておった研究結果のレポートじゃな何故お主が‥‥」
中を開きオーキド博士は読み進めていくとハクの時と同じくらい驚愕した顔で自分と手紙を交互に見だす。
オーキド「なっなんとアケディア博士から出ているトレーナーなのか!」
紫瀾「おっおう‥‥」
オーキド「この手紙の汚く個性のあるまるで古代文字みたいな字は間違いなくアケディア博士の字じゃしどうやら本当みたいじゃのぉ‥‥珍しいこともあるもんじゃなぁ‥‥あの男は自分の元からトレーナーを出さないと思っておったんじゃが明日は吹雪にでもなるのかのぉ」
そこまで言うって事は相当珍しいんだろうな。そういえばプラターヌ博士もそんな事を言ってたな。
紫瀾「ていうか怠‥‥いやアケディア博士とは知り合いなんだよな?」
オーキド「うむ一応は儂の大学の後輩にあたるの‥‥タマムシ大学を主席卒業しその後は儂の所で1年、先輩であるナマカマド博士の元で1年の計2年の間は助手として働き更にその後は公式的にも最年少でポケモン博士となり少し見ない内に今や大手企業の社長となっておるのぉ」
紫瀾「なんちゅう経歴だよ」
大手企業だとか社長だとかは知ってはいたが、改めて聞いてみるととんでも経歴も良いところだ。
オーキド「お前さん知らなかったのか?」
紫瀾「あぁ社長だとかは知ってはいたがそんな経歴を聞くのは初めてだったからな」
オーキド「そうか‥‥確か‥‥あやつは発掘調査の際に石油を運良く掘り出してその資産を元に会社を経営しみるみると大きくなり今では石油以外にも物を作ったり大会の運営をしたりポケモンの慈善活動をしたり後は絶滅したと言われるポケモン達を見つけ保護したりと色々な事業に手を出しておった筈じゃ」
紫瀾「マジかよ‥‥」( ; ゜Д゜)
ハク「イブブブ‥‥」
何なのその経歴は‥‥さっきよりも凄いことになっているんだけど。高校卒業して10年近くバイトし続けている俺と比べると天と地の差もある経歴なんだけど。絶対に裏口入学とか賄賂を渡したりとかしてるだろ。
紫瀾「マジでそこまでだったとは知らねぇんだけど‥‥」
オーキド「それに‥‥恩返しか何かは分からんがここの設備だったりポケモン達の暮らしのために寄付と称して大量にお金を送金したりしておるお陰でポケモン達も不自由なく生活が出来ておるそこは感謝じゃな」
紫瀾「へぇ‥‥」
本当に何がしたいんだか分からないよな。
オーキド「所でアケディア博士は元気にしておるか?」
紫瀾「あぁ相変わらずイラッとくるけどな」
オーキド「ほうどうやらお前さんに見せる顔と儂達に見せる顔は少し違うようじゃのう」
紫瀾「因みにどんな顔してるんだよ?」
オーキド「うううむ‥‥学会の時は儂のポケモン川柳に目を輝かせながら聞きその後の研究発表は興味ないのか大体は寝ておる」
紫瀾「っておい!?」
ハク「イーブイ!?」
彼奴は本当にポケモン博士なのか。寝てるって何だよ真面目にしろよ。
オーキド「そして大体はナマカマド博士に雷を落とされ起きるのは定番じゃのう‥‥」
紫瀾「よくそれでポケモン博士を名乗れるな‥‥」
オーキド「言いたい事は分かる現にその態度の悪さは他の若いポケモン博士や助手達からは奇異の目で見られ蔑まれておる場合も多いからの‥‥じゃがあやつが発見した古代の遺物や絶滅した言われるポケモンを発見したりしたのは世紀の大発見となったりしておるのもまた事実じゃ考古学者にして過去と未来を繋ぎポケモンと人間の生活や営みを見守り研究するポケモン博士と儂やアケディア博士をよくしる者達は敬意を称してそう呼ぶんじゃ」
紫瀾「ふ~ん‥‥」
このオーキド博士からは昔に何度も問題を起こした際に事情聴衆をしていたポリ交に似てるな。こうしたフォローを入れる所とかは特にな。
オーキド「そういえばお前さんここカントー地方を旅するのじゃよな?」
紫瀾「あぁそのつもりだ‥‥それも手紙に?」
オーキド「うむ俺の所のアホトレーナーがしばらくカントー地方を旅するだろうからよろしく頼むと書かれておっての」
紫瀾「誰がアホだあの野郎‥‥」
マジでいつかぶっ飛ばしてやる。
オーキド「まあまあ落ち着きなさいな‥‥紫瀾くん君は何の目的で旅をするんじゃ?」
紫瀾「目的‥‥ポケモンマスターになる!みたいなあれか?残念だが決まっては‥‥」
オーキド「そうではない何か目的があるから旅をしておるのかと聞いておるんじゃ職の事ではなく例えるならポケモン図鑑を全て埋めるみたいな感じじゃ」
紫瀾「‥‥‥‥あるとするならアケディア博士に一泡ふかせてやりたいぐらいか?」
オーキド「ほうどうやって一泡ふかせるのかね?」
どうやってってそんなの決まっている。
紫瀾「ポケモンバトルに決まってるだろ俺とハクそしてその仲間達で彼奴を‥‥彼奴のポケモン達をぶっ飛ばすそのために強くなるための修行の旅だ」
オーキド「ほう‥‥そうなると手っ取り早いのジム巡りになるかのぉ」
ジム巡りか‥‥正直な話で興味はないんだがな。バッチ8つ集めてポケモンリーグからのチャンピオンなんてのは興味ない。
紫瀾「ポケモンリーグとかは別に‥‥」
オーキド「ポケモンリーグに出ろと言ってる訳ではないあくまで強くなるための経験にしてみてはと言っておるのじゃよ」
紫瀾「強くなるための経験?」
オーキド「うむジムを切り盛りするジムリーダーはどれも強敵揃いじゃアケディア博士がどのようなバトルをするのか分からんがその過程の中でジムリーダー達とのバトルは無駄にはならん筈じゃが?」
それは一理あるな。となると怠惰に挑むための試練と考えてジム戦巡りに挑むのもありだな。
紫瀾「ふむ‥‥そこまでは考えてはなかったな」
オーキド「お前さん真っ直ぐな所は良いのじゃが考えなしじゃろ?」
紫瀾「まぁな行き当たりばったりな人生しか歩んでないんでな」
ハク「イブブ‥‥」
何故かは分からないがハクが呆れた顔で見てくる。何だよ文句あるかよ。
オーキド「まぁ儂も若い頃はある意味でそれに近かったからのぉ色んな所でただただバトルしてを繰り返したもんじゃ」
紫瀾「へぇ‥‥」
そうなのか。もし可能ならオーキド博士の昔を見てみたいしどんな感じだったのか気になるものだな。
オーキド「まぁ結局はバトルよりもポケモンを観察するのが好きでそっちの道へは行かずポケモン博士になったんじゃがな」
紫瀾「‥‥‥‥そうか」
ひょうひょうとしている陽気な爺さんかと思ったがただならぬ気配を今になって感じた。何故に俺の勘は気づかなかったんだろうな。オーキド博士、こいつは俺がこれまで培ってきた経験や勘が今になってその危険性に対して警報をならしてやがる。ポケモンバトルになれば恐らく俺よりも格上だろうな。
オーキド「どうかしたか?」
紫瀾「いや何でもない‥‥ただオーキド博士あんたには礼を言っておくとりあえず目標に向かってやるべき事が見つかったからな」
オーキド「ほうということは?」
紫瀾「あぁとりあえずは挑んでみるさ‥‥それで合う合わないを決める」
オーキド「そうか‥‥となるとここから近いのはトキワジムになるかの‥‥?」
確か予習として見ておいた地図にトキワシティとかっていう町があったな。となると近くてそこになるのか。
紫瀾「ならそこに挑んでみるか」
オーキド「そうか♪そうか♪なら儂の孫と戦うことになるのかの♪」
今なんて言ったんだオーキド博士の孫って言ったのか。つまりトキワジムのジムリーダーはオーキド博士の孫になるのか。
紫瀾「ほう‥‥強い‥‥いやこの質問は愚問だな‥‥ははっ年甲斐もなく燃えてきたぜこうしちゃいられねぇな‥‥ハク!」
ハク「イブイ!」
ハクを肩に乗せ立ち上がりオーキド博士にペコリと頭を下げる。
紫瀾「お茶ごちそうさまでした」
オーキド「ほっほっほ構わんぞ気を付けるのじゃぞ」
紫瀾「あぁ」
ハク「イブ!」
そうしてもう一度、一例をして研究所を去る。紫瀾の後ろ姿を見ていたオーキド博士は笑顔から真顔へと変わる。
オーキド「アケディア博士‥‥お前さんは何かを隠していて疑り深い男ではあるのは事実‥‥じゃがあのトレーナー紫瀾という真っ直ぐな目をしたトレーナー出したその目利き見事じゃ」
そう呟くとオーキド博士も研究所に入りドアを閉めるのだった。研究所を出てマサラタウンの門へとたどり着くと、
紫瀾「さてと‥‥そんじゃ改めて修行の旅と行きますか!」
ハク「イブ!」
紫瀾「目指すは打倒、糞ッたれ悪魔!」
ハク「イブイッ!」
そうしてお使いを済ませマサラタウンを飛び出した紫瀾はマサラタウンのすぐ近くにある一番道路を歩く。
紫瀾「マップだとこのまま真っ直ぐだよな?」
ロトム「そうロだいたい6時間ぐらいロ」
このまま真っ直ぐって案外、簡単だな。6時間も歩かなければなお簡単だ。そんな事を思いながら無心になって歩き続ける。そうして日が沈みかけ夕方頃になりだす。
紫瀾「朝ここに来てもう夕方か」
ハク「イブブ‥‥」
ウルトラホールの先で何度も死地を巡ってきたため体力がついているのか全然、疲れず歩き付けれていた。というか何時になったらつくんだと考えていると、
紫瀾「あれは‥‥」
マサラタウン同様に門が見えてくる。
紫瀾「あれだよな」
ハク「イブイッブ」
門にはトキワシティと書かれていた。ここから見た感じとしては小さな田舎町って感じだな。
紫瀾「どうやら着いたみたいだな」
トキワシティに入ると門のすぐ近くには飲んだくれているのか酒瓶を抱えて眠る爺さんがいるがスルーし辺りを見渡すと人はなりには住んでいるみたいだな。それでもミアレシティに比べれば全然だがな。
紫瀾「おっと忘れるところだったジムはどこだ」
ロトム「トキワジムはマップだとすぐそこロ!」
と、ロトムに言われマップを見ると確かに現在地から遠くはなくむしろ近いな。マップに従いながら歩くと目的だったジムへと辿り着く。
紫瀾「ここか」
ポケモンバトルをする場だけあって大きいな。近づくと自動ドアに張り紙が張れているのに気づく。
紫瀾「なになに‥‥」
そこには、
トキワジムに挑戦する挑戦者様達へ、アローラ地方にあるバトルツリーに挑戦するためジムを暫く休業します。挑戦したい方には申し訳ありませんが日を改めて挑戦してください。 ジムリーダー グリーン
と、書かれていた。つまり不在って事なのかよ。
紫瀾「まじかよ‥‥」
参ったな仕方ない今回は諦めるか。
紫瀾「ロトムここ以外で近場のジムはあるか?」
と、聞くとロトムは申し訳なさそうな声で、
ロトム「えぇと‥‥ここの近くだとニビシティのニビジムが近いロただここからだと歩いて1日はかかるロ」
紫瀾「けっこうかかるなぁ‥‥仕方ない今日はポケモンセンターに宿泊して早朝にここを出るか」
ハク「イブ」
ロトム「それが一番ロ」
そうと決まったらポケモンセンターに行くか。そうしてトキワジムに行くまでに見かけたポケモンセンターへと向かう。自動ドアを通るとそこには、
女性「ようこそポケモンセンターへ」
と、赤い髪に元の世界でいうナースみたいな女性がカウンターに立っていた。宿泊するのもあるため聞いてみるか。
紫瀾「すまんえ~と宿泊したんだが」
女性「宿泊サービスのご利用ですねえっと一応で身分証明書になるものはありますか?」
紫瀾「身分証明書‥‥」
女性「そうですね‥‥正規のポケモン図鑑なんかが良いんですがありますか?」
正規かどうかは分からないが一応はあるよな。ウォッチをかざすと女性は首をかしげる。
女性「えっと‥‥それは」
紫瀾「ポケモン図鑑‥‥」
女性「‥‥なら試しにそこのスキャナーにかざしてみてください」
半信半疑な顔でそう言われてしまう。少し不甲斐な気分になるが仕方ない。とりあえず言われた通りかざすと、
承認しました
と、音声が鳴り響く。それを聞いた女性は驚いたかのようにすぐ近くのPCをカタカタと操作する。そして、
女性「うッ嘘‥‥貴方、アケディア博士の所から出ているのですか!?」
紫瀾「あっあぁ」
どこに行ってもこの反応だな。それ程までに彼奴は有名人なんだな。
女性「たっ大変失礼いたしました!」
紫瀾「いや良いんだ謝ってくれたしな」
これで謝らず開き直るようだったらマジで容赦はしなかったかもしれないな。
女性「それで宿泊ですよね」
近くをガサゴソすると鍵を取り出し手渡ししてくる。
女性「そこの階段を上がって2階の02番の部屋です」
紫瀾「ありがとうな‥‥なぁ所でここのジムリーダーって何時頃に戻りそうか分かるか?」
もしかしたらと思い聞くと女性は困った顔をして、
女性「えぇと‥‥ごめんなさいね正直な話で私も分からないのよねグリーンさんジムを休業するのも再開するのも突然だから‥‥前に来た時は‥‥ボンジュール、ジョーイさん暫くジムを空けるから挑戦者達に説明よろしく頼むって言われて翌日にはジムが休業しちゃっているから‥‥」
と、女性は起きた事を話す。オーキド博士の孫ってどっかの国とのハーフかなにかか。というか自分勝手にやりすぎだろ。
紫瀾「そうか‥‥なら仕方ねぇなありがとうな‥‥えぇと‥‥」
女性「ジョーイと呼んでください」
どうやらジョーイという名前らしいな。
紫瀾「そうかありがとうなジョーイさん」
そう言い部屋の鍵を回しながら指示された部屋へと向かう。部屋はベッドは1つと机と椅子があるだけの個室になっており後は窓があるぐらいだな。ハクと共にベッドに座り天井を見上げ、
紫瀾「やれる限りの事をしないとな」
ハク「イブ!」
紫瀾「ふっ‥‥」
そうして旅の初日は幕を閉じたのだった。
それでは改めましていかがでしたでしょうか?
‥‥‥‥えっ?『てめぇ何年、何ヵ月サボってやがったんだ!』ですと?大変に申し訳ありませんでした。中々に書く暇がなく仕事終わった!よしゲームだ!というストレス解消法が続きに続き書けなかったんです。ここまでくると完全なゲーム依存症それを越えて中毒のどちらかですね。大変失礼しました。出来る限りで投稿をしていくように心掛けます。
そしてオーキド博士が出ましたが今の声をして下さっている堀内賢雄さん(他役ワンピース錦えもん、トリコ一龍)もオーキド博士らしいのですがやはりどうしても怠惰さんの世代的にオーキド博士の声は亡くなられた偉大な声優の1人である石塚運昇さん(他役:ワンピース黄猿、ジョジョ3、4部ジョセフ・ジョースター)の声が耳に残るんですよね。おっとこれを言うと世代がバレそうなのでここまでにしましょう。それでは見てくださりありがとうございました。また投稿をできるように頑張りますのでよろしくお願いいたします。それではありがとうございました。m(_ _)m