選択した者のポケモン生活   作:怠惰のクソ悪魔

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こんにちはこんばんは読者様、何とか書けた怠惰のクソ悪魔です。そして今回はもうまんま題名通りとなっております。そして何度も書いてはおりますが一応で書いてはおきます。戦闘スタイルはアニメ及び漫画を基準としておりますのでご容赦ください。また使用ポケモン等はそのキャラが使うポケモンのゲーム版、漫画版、アニメ版の3つを混ぜておりますのでゲームでこんなの登場してない!だとか鬼畜すぎやしないか!?等はあるとは思いますがご容赦ください。それからキャラ設定はゲーム版と漫画版を大きく採用しておりますのでお願いします。それでは以上の注意事項を踏まえ本編へどうぞ。


第27話 ニビジム戦 VSタケシ

翌日の早朝、眠気が残りつつも自分とハクはロトムウォッチの目覚まし機能で目が覚める。

 

紫瀾「‥‥‥‥眠い」

 

ハク (ーρー)

 

俺は何で早朝に出ようだなんて言い出してしまったんだろうか。因みに現在の時刻は午前6時だ。

 

紫瀾「後、4時間ぐらい寝るか‥‥」

 

ハク「イブ~‥‥♪」

 

ハクと再びベッドにダイブして眠ろうとすると、

 

ロトム「って!?マスターさんとハクさんもニビシティのジム戦に挑むんだロ!?そのために早朝にアラームをセットしたんだロ!?」

 

と、ロトムからさっさと起きろよコールされるがこの眠気には勝てない。

 

紫瀾「うるせぇ眠いから寝るんだよ」

 

ハク「イブ~イ‥‥」

 

ハクと共にそのまま眠りにつこうと思った。しかしロトムもそうはいかないと言わんばかりに、

 

ロトム「はぁ‥‥そんなんだからアケディア博士にコテンパンにされダークライ様に完膚なきまでに叩きのめされて笑われるんだロ」

 

紫瀾「‥‥‥‥あっ?」

 

ハク「‥‥‥‥イブ?」

 

こいつ今、聞き捨てならないことを言いやがったな。誰がコテンパンにされただ、完膚なきまでに叩きのめされて笑われるだと。

 

紫瀾「おいロトム、てめぇ表に出ろ」

 

ハク「イブイッブイ!」

 

ロトム「あっ起きたロ」

 

誰だって挑発されれば起きるっての。起きない奴はそれを味わったことがないまたは興味すらないのどちらかだ。

 

ロトム「それよりも朝食を済ませて速くニビシティに行きますロ!ここから半日以上はかかるロ‥‥」

 

紫瀾「仕方ねぇな」

 

ハク「ちっ」

 

ロトム「って!?今、ハクさん舌打ちしたロ!?えっロトムが悪いロ!?」

 

紫瀾「もう分かったから黙ってろ‥‥ハク行くぞ」

 

ハク「イブイ‥‥」

 

ロトム「ひっ酷いロ~ー!?」

 

そんなこんなで1階に降り朝食を食べ終えて受け付けに行くとジョーイさんが此方を見つけニコリとほほえむ。

 

ジョーイ「おはようございます昨晩は良く眠れましたか?」

 

紫瀾「あぁお陰さまでな‥‥」

 

ハク「イブ‥‥」

 

正直な話でロトムが起こさなければもう少し熟睡できたんだけどな。

 

ジョーイ「あっそういえば貴方、グリーンさんに挑むって言っていたけどジム戦登録は済んでる?」

 

紫瀾「ジム戦登録?」

 

ジョーイ「どうやら分からなさそうねジムに挑戦するトレーナーは登録しないとならないのよ登録の方法は各ジムの受付またはポケモンセンターでも出来るわ」

 

紫瀾「ほう‥‥なら登録を頼むぜ」

 

ジョーイ「分かったわならそのウォッチをそこの機械に掲げてちょうだい」

 

指示に従いウォッチを機械にかかげ数秒すると、

 

ジョーイ「はい終わりましたもう良いですよ」

 

紫瀾「あぁ」

 

掲げるのを止めてジョーイを見るとガサゴソと下を向いて何かしていた。そして筆箱みたいな物を取り出して手渡してくる。

 

紫瀾「それは?」

 

ジョーイ「これはバッチケースよジムバッチを保管するのに使うわジム戦登録者には無償で提供しているの」

 

紫瀾「へぇ‥‥」

 

そんなのがあるんだな。受け取りパカッと開くと中はクッションになっており触ってみると人をダメにするクッションに酷似している感触だ。とりあえず貰ったからには手に入れたバッチはこれに入れていくか。

 

紫瀾「ありがとうな」

 

ジョーイ「いいえどういたしまして♪それとここのジムに挑まないとなると行くとしたら近くにあるニビシティのジムになるのかしらね?」

 

紫瀾「あぁそのつもりだ」

 

とりあえず近くにあるのがそこぐらいだからな。更に遠くになるとハナダシティのハナダジムがあるぐらいだしな。

 

ジョーイ「そう‥‥そうなると北のトキワの森を通ることになるわね」

 

紫瀾「トキワの森?」

 

ジョーイ「えぇ道通りに行けば問題ないけど迷路みたいになっているから気をつけて旅をしてね」

 

迷路か‥‥それを聞くと昔に山で遭難しかけた事を思い出すな。あの時はハクがいてくれて雨も降ってなかったから何とか元の道に戻れたのは記憶に残ってるな。

 

紫瀾「警告を感謝するよ」

 

ハク「イブ」

 

ジョーイ「えぇそれでは行ってらっしゃい」

 

そうしてポケモンセンターを出て北へと向かう。北へと向かう道中には多種多様なポケモン達が生息しており空を飛ぶポケモンや木には虫ポケモンがいたりと見渡す限りポケモンばかりだな。

 

紫瀾「すごいもんだ」

 

ハク「イブ~」

 

何て言っていると目的地の途中にあるトキワの森の入り口へと辿り着く。

 

紫瀾「ロトム迷った時は道案内頼むぞ」

 

と、言うとロトムは不貞腐れた顔をしてウォッチから顔を覗かせる。

 

ロトム「なにロ?」

 

まだ朝の事を怒っているのかよ。あぁまったく‥‥

 

紫瀾「朝は悪かった」

 

ハク「イブ」

 

ロトム「‥‥まぁ良いロ‥‥‥‥何かあったら案内するロ」

 

紫瀾「頼んだぜ」

 

呆れた顔でロトムはウォッチの画面から消える。粗方の準備も整ってはいるしさっさと抜けてジム戦に挑戦しないとな。

 

紫瀾「よし気を引き締めていくか」

 

ハク「イブ!」

 

そうしてトキワの森へと入る。森の中は木々が生い茂り日差しは伸び何重にも列なる枝の葉で木陰となっている箇所が多く比較的に涼しい温度だ。

 

紫瀾「う~ん良い感じだ」

 

ハク「イブ~♪」

 

何て述べていると‥‥

 

?「そこのお前!」

 

と、声が聞こえてきたためその方向へと振り向くとそこには麦わら帽子に虫網を手に持ち昭和的なシャツと短パンを履く日焼け褐色少年もとい虫とり少年がモンスターボールを向けてきていた。

 

紫瀾「何だ小僧?」

 

少年「俺とポケモンバトルしろ!!目と目があったらポケモンバトルこれは常識だ!」

 

目と目があったらポケモンバトル‥‥何だここも元いた世界と大差変わらないな。互いにメンチを切って喧嘩ってのと同じルールな訳かシンプルに分かりやすいから助かるぜ。

 

少年「バトルしないのか!そこのイーブイはお飾りか!」

 

紫瀾「はんっ‥‥おい小僧その啖呵は良い度胸してるじゃねぇか泣いて後悔するなよ?」

 

そう言いハクを腕に乗せ思いっきり振るとハクは地面に着地し少年を見つめ、

 

ハク「イブイッ!!」

 

と、大きく吠える。虫とり少年はニヤリと笑って、

 

少年「俺はここでは結構強いんだからな!行けキャタピー!」

 

ボールを投げると中からポケモンが出てくる。出てきたポケモンの見た目はまんま芋虫みたいなポケモンだ。空かさずウォッチで見ると、

 

キャタピー いもむしポケモン 脚は短いが吸盤になっているので坂でも壁でもくたびれることなく進んでいく。

 

と、図鑑の説明が入った。見ての感想としてはそこまで強く‥‥いやどっちかと言うと弱そうだな。

 

紫瀾「やれやれ‥‥小僧、先手を譲ってやるから来な」

 

少年「なら遠慮なく!キャタピー糸を吐くでイーブイを拘束しろ!!」

 

キャタピー「ピュ!!」

 

口からさながら蜘蛛の糸のような物を吐き出してきた。あんなのに当たったら後々の手入れが大変になりそうだ。

 

紫瀾「電光石火で回避してそのまま攻撃!」

 

ハク「イブッ!!」

 

軌跡が残る程の速さでダッシュし糸攻撃を回避しそのまま、

 

ハク「イッブイ!!」

 

キャタピー「キュピィ!!?」

 

キャタピー目掛けて速さの乗った体当たりを思いっきりぶつける。体当たりをくらったキャタピーはぶっ飛び近くの木に激突しズルズルと地面に落ちた。

 

少年「キャタピー!!?」

 

しかも肝心のキャタピーは目を回しながら気絶していた。

 

紫瀾「勝負あったな」

 

少年「ちっちきしょう!!」

 

そう言い少年はキャタピーをモンスターボールに入れて走り去っていった。啖呵を切りやがった割には滅茶苦茶なぐらいに弱かったな。

 

紫瀾「まさかジムリーダーとかも流石にこんなんじゃねぇよな?」

 

ここまで弱かったら形無しも良いところだ。それではつまらないし何よりも修行にすらならない。

 

紫瀾「はぁ‥‥もっと強い奴はいないもんかなぁ」

 

何てぼやきながらトキワの森を横断するのだった。その後も何度も何度もバトルを挑まれるのだが挑んできたトレーナーの全てはハクの電光石火またはスピードスターで瞬殺してしまうためバトルを楽しめずトキワの森を歩き続けた。

 

紫瀾「‥‥マジで殆ど弱い奴ばっかりだな」

 

ハク「イブブ‥‥」

 

歯応えが無さすぎる。この辺のトレーナーの実力は拠点の島に生息しているそこいらの野生ポケモンに程遠く劣る。これではジム戦も期待できなくなってきたな。

 

紫瀾「どうなるかなぁ‥‥」

 

ハク「イブ‥‥」

 

そうして道を通っていくと森を抜け少し先に町が見えていた。

 

紫瀾「あれがニビシティか」

 

ここからだと大きな建物が見えるな。あれは何だろうな。

 

ロトム「ニビシティ、山間にある石の町でカントー地方では有名なニビ博物館では日々化石の研究をしているロ因みにニビ博物館はあの大きな建物ロ」

 

と、ロトムが大まかに説明をしてくれる。へぇここにも博物館があるんだな。しかし化石の研究か男の子の性なのか子供の頃は恐竜とか好きだったな。はまりすぎて恐竜消しゴムとか化石の形のチョコとかよく買ったのは良い思い出だ。

 

紫瀾「ただ博物館か‥‥」

 

しかし、あまり博物館は好きじゃないんだよな。勉強だとか学ぶって事が好きじゃないってのもあるから、いても眠くなるんだよな。

 

紫瀾「まぁ博物館は行けたら行くって感じでとりあえずはジム戦だな」

 

ハク「イブ!」

 

ジム戦を一刻でも速くするために少し早足気味でニビシティへと向かう。ニビシティに着き辺りを見渡すとロトムの説明の通り山と山の間にあるため左右は大きな山の絶壁となっている。そしてトキワシティよりも人は多いな。

 

紫瀾「とりあえずニビジムは‥‥」

 

と、思っていると博物館の近くに大きな建物が見える。恐らくあれだな。

 

紫瀾「まぁ行ってみますか」

 

ハク「イブイッ!」

 

そうして大きな建物が見えた場所へと向かうとそこはなりに大きな建物ですぐ近くの看板には、ニビジムと書かれていた。

 

紫瀾「ここみたいだな」

 

ハク「イブブ」

 

とりあえず中へとそこには肌が薄い小麦色で細目の小学低学年ぐらい女の子が受付の席に座っていた。

 

少女「あっこんにちは♪」

 

紫瀾「あっあぁジム戦に挑みたいんだが問題ないか?」

 

少女「ジム戦ね大丈夫よ‥‥登録はしてあるかしら?」

 

紫瀾「あぁしてあるぜ」

 

そう言いバッチケースを見せると少女は頷く。

 

少女「大丈夫ね‥‥ならここに署名をお願いできる?」

 

紫瀾「あいよ」

 

紙に自身の名前を書き終え女の子に見せると笑顔で頷き、

 

少女「うんえ~と賀茂紫瀾さん‥‥ですねそれじゃここのルールについて話すけど使用ポケモン3体は必要だけど‥‥3体いる?」

 

紫瀾「問題ない」

 

丁度3匹いるから問題はないな。

 

少女「なら大丈夫ねでもお兄さん今日は不幸かもね」

 

紫瀾「ん?何でだよ?」

 

ハク「イブブ?」

 

何故に不幸だとか言われなきゃならないんだよ。失礼なガキだな。

 

少女「だって今日は本来のジムリーダーであるタケシお兄ちゃんが帰ってきているんだもんいない時はジロウお兄ちゃんが代理をしていて強いんだけどそれよりももっと強いんだよ」

 

どうやらここの本来のジムリーダーの名前はタケシっていうみたいだな。元の世界だと武とかで書くから戦いに強いっていうイメージが強いな。まぁ強くなくては修行にもならないから困るのだがな。というかここのジムリーダーもどっかに行ってる事が多いのかよ。

 

紫瀾「‥‥ジムリーダーってのは何時も不在の奴ばっかりなのかよ」

 

少女「えっえぇと‥‥よく分からないけどジムリーダーがいなくても代理がいればジム戦は認められるよ?基本的にジムを閉めるのはよくないから‥‥」

 

だとしたらオーキド博士の孫のグリーンは余程、責任感もないような奴なんだろうな。

 

紫瀾「そうなのか‥‥まぁ良いやとりあえずジム戦を頼むぜ」

 

少女「は~い♪それじゃこっちへどうぞ」

 

そうして少女の案内の元、奥へと向かう。その道中、

 

紫瀾「それと言っておくが俺は不幸とは思ってはいないぞ」

 

少年「えっ?」

 

紫瀾「強い奴と戦えるのは胸踊るからな」

 

ハク「イッブイ!」

 

少女「変わってるなあ‥‥着いたよ奥へどうぞ」

 

そう言われると自動ドアが開く。ここにジムリーダーがいるんだな。

 

紫瀾「楽しみだ」

 

ハク「イーブイ!!」

 

歩を進め奥へと行くとそこにはスポットライトに照らされた岩のフィールドが広がっておりその奥には、

 

?「ほう君が挑戦者だね」

 

細目の高校生ぐらいの青年が立っており自分を見てくる。あれがジムリーダーのタケシみたいだな。

 

紫瀾「‥‥ジムリーダーだよな?」

 

タケシ「あぁ元ジムリーダーのタケシだ‥‥」

 

紫瀾「元?」

 

タケシ「あぁ俺はここを空けるのが多くてな正直な話で今は弟がジムリーダーみたいなものなんだ‥‥だが今日は弟が用事でいなくてな代わりに今日だけは元ジムリーダーである俺がジムチャレンジャーを迎え撃っているのさ」

 

なるほどそういうことか。その弟とも戦ってはみたいがあの女の子の話ではこのタケシの方が強いみたいだからな。楽しみで仕方ないな。

 

紫瀾「まぁどっちに挑んでも構わないんだが‥‥聞いた話だとあんたの方が強いみたいだしなむしろラッキーだぜ‥‥このバトルを互いに楽しもうぜ」

 

ハク「イブッ!」

 

タケシ「‥‥君とそのイーブイの目は純粋に強者を探し戦いたいという真っ直ぐな目だな」

 

お互いにバトルフィールドのトレーナースペースへと立つとレフリーとして先程の女の子が出てくる。

 

少女「それじゃ私が審判をするねこれよりジムバッチを賭け挑戦者の賀茂紫蘭とジムリーダータケシのバトルを開始するよ使用ポケモンは3体までどちらかのポケモンが全員戦闘不能になるまで戦うよそれとチャレンジャーのみ戦闘中のポケモンの交代が認められているよ」

 

へぇジムリーダーは交代が認められていないんだな。挑戦者にハンデを与えているって事だろうな。

 

少女「それじゃお互いにポケモンをフィールドに出して」

 

そう言われタケシは手にモンスターボールを構える。俺は誰を先鋒に出そうかと悩んでいると、

 

ハク「イブイッブイ!」

 

と、ハクが自分が先に行くと言っているみたいだな。ならハクを‥‥いや待てよ先鋒に相応しい鉄砲玉がいるじゃないか。それにハクにはトキワの森で連戦してもらっているからな少しは休ませないとな。

 

紫蘭「悪いなハクお前はもう少し休んでいてくれないか?」

 

ハク「‥‥‥‥イブ」

 

分かったと言ったのかハクは俺の隣で楽な体制で座り静かになる。俺はモンスターボールを構える。それを見ていたタケシは頷くと、

 

タケシ「俺の先鋒はこいつだ!頼むぞイシツブテ!」

 

そう言いモンスターボールを投げるとボールが開き中から、

 

イシツブテ「らっしゃい!」

 

丸い岩の顔に腕が2本生えているポケモンが出てくる。空かさずウォッチで確認すると、

 

イシツブテ がんせきポケモン 頑丈な体が自慢。がんがんぶつかり合ってお互いの固さを競い会う。

 

イシツブテって言うポケモンなのか。感じからして岩タイプで間違いないな。それに互いの体の固さを競い会う‥‥か。これは良い勝負が出来そうだ。

 

紫瀾「くく‥‥固さ自慢ならこいつも負けちゃいないな」

 

タケシ「君は何を出すんだい?」

 

紫瀾「俺の先鋒はこいつだぜ、切りすさべ村雨!」

 

村雨「ター!」

 

ボールを投げるとそれが開き中からカミツルギこと村雨がさながら時代劇の侍のような感じで現れる。

 

タケシ「見たことのないポケモンだ‥‥いやポケモンなのか?」

 

紫瀾「さぁな‥‥まぁモンスターボールに入るならポケモンで問題はない筈だが?」

 

正確に言えばポケモンという分類には当てはまるだろうが名称的にはウルトラビーストとか言われてるからな。正直な話で微妙なラインだな。

 

タケシ「‥‥確かにな悪かった」

 

紫瀾「いや構わねぇよそれよりも始めようぜ」

 

タケシ「あぁ」

 

この場の空気が重くのしかかりだす。そして審判の少女は俺とタケシをチラリと見て腕を掲げ、

 

少女「バトル開始!!」

 

と、高々に宣言したと同時にニビジムのポケモンバトルが幕を空ける。

 

紫瀾「先手はやるよ来な!」

 

タケシ「まさか挑戦者からそう言われるとは‥‥なら後悔はするなよ!イシツブテ、転がる攻撃!」

 

イシツブテ「しゃい!!」

 

指示を出すとイシツブテは転がりだし村雨に目掛けて突進してくる。

 

紫瀾「回避!」

 

村雨「ター!」

 

ふわりと跳び転がる攻撃を回避するがフィールドから飛び出している岩にイシツブテは当たると何とそのまま反射し再び村雨へと向かっていくのだ。

 

紫瀾「スマートホーン!」

 

村雨は刃をクロスさせ煌めかせると向かってくるイシツブテに特攻をしかける。

 

タケシ「転がるエネルギーを利用してメガトンパンチ!」

 

転がりながら右腕を光らせると特攻を仕掛けた村雨へと殴りかかる。そして互いがぶつかり合う。ばされそうになるがこらえる。

 

紫瀾「っ!」

 

タケシ「まさかイシツブテのメガトンパンチを受けて怯まないとは!」

 

そして互いに距離を置くと隙のないように構える。やはりそこいらのトレーナーのポケモンより楽しめそうだな。

 

紫瀾「サイコカッター!」

 

村雨「ヤー!!」

 

体を回転させ無数の斬撃波をイシツブテへと放つが、

 

タケシ「ジャイロボールで弾き飛ばせ!!」

 

イシツブテ「しゃい!!」

 

体を光らせ高速回転し斬撃波を弾き飛ばされる。

 

紫瀾「マジかよ結構固いな」

 

タケシ「俺のポケモン達の硬さは石よりも硬い!!」

 

回転を止めるとイシツブテはニヤリと笑う。どうやらそのようだな。そうなるとそれすら両断する刃がいるな。

 

タケシ「穴を掘る!!」

 

再び回転するとイシツブテは穴を掘り穴の中へと潜っていった。

 

紫瀾「‥‥タケシだったか?言っておこうお前さんのポケモンが石より硬いのが自慢なら俺の村雨は玉鋼すら両断するぞ」

 

タケシ「何?」

 

紫瀾「村雨、腕を合わせて一刀にしろそして全神経を集中させて音をたどれ」

 

と、指示を出すと村雨は両手を合わせ一刀の刃へと変えてその場で黙する。俺も目を瞑り神経を尖らせる。そして徐々に地中から音か村雨へと押し寄せてくるのを確認し目を見開き、

 

紫瀾「真下に向かってリーフブレード!」

 

村雨「ッ!!」

 

その一言と共に穴ぼこが村雨の下に出来上がるとイシツブテが地面から飛び出す。

 

タケシ「メガトンパンチだ!」

 

再び拳を光らせ殴りかかろうとするが遅い。メガトンパンを避け一刀へと変えた村雨のリーフブレードがイシツブテの胴を切り裂く。地面に着地した村雨は合わせた手を離し、

 

村雨「タッタタタタヤタッタ!」  

 

と、呟くとイシツブテは地面へと落ち煙をあげる。煙が止み、見てみるとイシツブテは目を回しながら気絶していた。

 

少女「勝負あり勝者チャレンジャー!」

 

流石に真っ二つとまではいかないか。いやまぁそんなのがあったらジム戦ところじゃないか。だがふと村雨を見ると体がより光り輝いているのは何故だろうか。すると、

 

タケシ「戻れイシツブテ」

 

ボールにイシツブテを戻すとタケシはニコリと微笑み、

 

タケシ「よく頑張ったな‥‥やるじゃないか」

 

紫瀾「まぁな‥‥っ!?なっなぁ俺も交代して良いか?」

 

隣に座るハクが物凄い形相で此方を睨んでくる。どうやら速くバトルがしたくてうずうずしているみたいだ。速めに交代してやらないと噛みつかれる。または次のジム戦まで不機嫌状態になりかねない。

 

タケシ「あっあぁ構わないが」

 

紫瀾「ならお言葉に甘えて‥‥戻れ村雨」

 

村雨「ター‥‥」

 

ボールに村雨を戻すとハクの方を向いて頷く。するとハクは、おもちゃを貰った子供のように目をキラキラ輝かせてフィールドに出る。

 

紫瀾「俺はハクを出すぜ」

 

タケシ「イーブイかなら俺はこいつだ!頼むぞウソッキー!」

 

ウソッキー「ウソッキー!」

 

と、ボールを投げると中から細長い木のようなポケモンウソッキーが現れるとタケシに向かって敬礼し此方へと向きを変えると構える。

 

ハク「イブブ‥‥」

 

あの感じ‥‥恐らく特性の危険予知か。となるとあのウソッキーの技には恐らく格闘技があるって事だろうな。しかしウソッキーか、あれを見てるとミアレシティの事を思い出すな。本当にあの事件は今思い出してもムシャクシャするぜ。

 

少女「それで両者共に良いですね?」

 

紫瀾「構わねぇよ」

 

タケシ「あぁ始めてくれ」

 

少女「それでは‥‥バトル開始!」

 

その言葉と共に第2ラウンドがスタートする。

 

紫瀾「良いぜ来なよ」

 

タケシ「ウソッキー、アームハンマーだ!」

 

と、タケシの指示でウソッキーは拳を光らせ振り上げハクへと一気に距離を積めると拳を振り下ろしてくる。やはり格闘技を覚えてやがったか。

 

紫瀾「みきり!」

 

ハク「イブッ!!」

 

咄嗟にみきりですぐさま避ける。ミアレシティのウソッキーよりも結構素早いな。

 

紫瀾「電光石火!」

 

ハク「イッブイ!!」

 

避けたハクに電光石火の指示を出し一気に反撃へとうってでるが、

 

タケシ「嘘泣き!」

 

ウソッキー「ウソッ~ウソッ~!!」

 

ハク「イブッ!!?」

 

急に泣き出したためビックリしたハクはその場で立ち止まってしまう。まずいあれは罠だ。

 

紫蘭「騙されるなハク!」

 

だが時、既に遅くそれを見ていたタケシはニヤリと笑い、

 

タケシ「捨て身タックル!!」

 

ウソッキー「ウソッキー!!!」

 

嘘泣きを止め一気に踏み込む。そして反応が遅れたハクはそのタックルをもろに受けてしまう。

 

ハク「イッガッ!?」

 

吹っ飛ばされフィールドの岩を何個も砕き最後にはジムの壁に激突する。

 

紫蘭「ハク!大丈夫か!!」

 

と、壁に激突しボロボロになっているハクにそう言うとハクはゆっくりと立ち上がり、

 

ハク「イッ‥‥ブイ!」

 

大きく吠えフィールドに戻る。

 

タケシ「捨て身タックルを受けても立ち上がるか‥‥」

 

紫蘭「潜り抜けた修羅場の数が違うんもんでな」

 

ハク「イブイブ!!」

 

この世界の住人の殆どは命に関わらないようなバトルをして特訓しているのだろうが俺達はここまでウルトラビーストを相手に命懸けの死に物狂いで戦いまくって生きてきているんだ。故にそんな一撃じゃハクはやられはしない。

 

紫蘭「ハクを倒したかったら戦車でも持ってきやがれ!」

 

ハク「イッブ~イ!!」

 

タケシ「なっ何て気迫だ!?」

 

ウソッキー「ウソッキ‥‥」

 

ハクは此方を見てくると俺は頷き、

 

紫瀾「行くぜリーフィアに進化!」

 

ハク「イブ!」

 

光りに包まれハクはリーフィアへと進化する。それを見ていたタケシは驚いた顔で、

 

タケシ「なっ進化するだと!?」

 

紫瀾「リーフブレード!」

 

ハク「フィァーー!!」

 

駆け出したハクは尻尾の大きな葉を輝かせ大きく振るいウソッキーへと攻撃をする。

 

タケシ「アームハンマー!」

 

ウソッキー「ウソッキー!!!」

 

ハクの尻尾とウソッキーの拳がぶつかり合い村雨の時と同様に衝撃波で吹っ飛ばされそうになる。だがこのチャンスを逃す手はない。

 

紫瀾「ハク!その攻撃を受け流せ!」

 

ハク「フィア!」

 

尻尾を上手く操りウソッキーの拳を受け流しウソッキーはハクの横を通りすぎる。

 

タケシ「受け流されたところでウソッキー捨て身タックル!」

 

すぐさま向きを変え捨て身タックルをハクへと放とうとするが、

 

紫瀾「同じ手は喰わねぇよ草結び!」

 

と、指示を出すとハクの目がキラリと光り輝くとウソッキーの足に草が生え足を結ぶと、

 

ウソッキー「ウソッキー~!?」

 

前に向かってズッコける。

 

タケシ「なっ!?」

 

立ち上がりウソッキーは動こうとするが足に結ばれた草で身動きがとれないみたいだ。

 

紫瀾「ハク!このチャンスを無駄にするなよ!今度はシャワーズに進化だ!」

 

その指示を聞いたハクはリーフィアから元のイーブイに戻るとまた進化し今度はシャワーズへと変わる。

 

タケシ「今度はシャワーズに!?」

 

紫瀾「ハイドロポンプ」

 

ハク「ふぅ~シャァーー!!!」

 

動けないウソッキー目掛けて口から大量の水を放ち、そして、

 

ウソッキー「ウソッキ~ーーー!!?」

 

ハイドロポンプが直撃したウソッキーは吹っ飛びジムの壁に激突した。ハイドロポンプが止みウソッキーを確認すると、

 

ウソッキー「ウッウソ‥‥」(@_@)

 

壁にめり込み目を回しながら気絶していた。

 

少女「勝負あり!勝者チャレンジャー!」

 

と、高々に宣言するとハクは元のイーブイの姿へと戻る。そしてタケシはずぶ濡れとなって壁にめり込んだウソッキーをボールに戻す。

 

タケシ「驚いた‥‥そのイーブイは進化と退化をすることが出来るのか?」

 

紫瀾「みたいだな原理は知らねぇけど」

 

タケシ「生まれ持っての才能か‥‥」

 

生まれ才能とは言うが実際は怠惰と千さんがこっちへと転生させる際に貰った能力だからな。生まれ持ってという意味は合っていて合っていない気がするな。

 

ハク「イッブ‥‥」

 

紫瀾「大丈夫じゃなさそうだなハクは戻りな」

 

ハク「イブ‥‥」

 

あのハクをよろよろと歩くぐらいまで追い込むとはタケシが育てたウソッキー中々の猛者だな。

 

紫瀾「さてお前の手持ちはもう残り1匹だがまだ諦めてはないだろ?」

 

タケシ「あぁ当然だここからが勝負だからな!」

 

そう言いタケシはニヤリと笑みを浮かべる。あの顔からどうやら最後の切り札的なポケモンがいる感じだな。だがそれはこちらも同じだ。確かにハクが俺の手持ちの中ならリーダー格だ。だがそれに続く奴が後1体いるんだからな。

 

少女「それじゃ両者共にポケモンを!」

 

紫瀾「燃やし尽くしな!陽炎!!」

 

タケシ「頼んだぞハガネール!」

 

と、言いボールを投げると互いにボールが開き俺が投げたボールからは陽炎ことリザードンが飛び出す。

 

陽炎「ガゥ!!!」

 

そしてタケシが投げたボールからは巨大な鋼の大蛇ことハガネールが現れる。

 

紫瀾「でっでけぇ‥‥」

 

ハク「イブ‥‥」

 

陽炎「ガルゥ‥‥」

 

その大きさに自分達は素直にそう述べてしまう。すぐさま我に返りウォッチを掲げると、

 

ハガネール 鉄蛇ポケモン 地中の高い圧力と熱で鍛えられた体はあらゆる金属よりも硬い。

 

と、ロトム音声で説明される。この威圧感は半端じゃないな。やはりこのハガネールがタケシの最後の切り札で間違いなさそうだ。

 

タケシ「まさか怖じ気づいたのか?」

 

紫瀾「なわけないだろ‥‥それにこいつと同じぐらいの大きさの奴なら見たことあるからなそんなんでもないさ」

 

思い出すな。ウルトラホールの放浪で見たあのロケットみたいなウルトラビーストの事を。あいつも相当固かったがこいつも同じくらい固いのだろうな。

 

紫瀾「燃えるねぇ‥‥お前もそうだろ陽炎」

 

陽炎「ガゥ!」

 

タケシ「ハハ‥‥こっちも負けてられないなハガネール」

 

ハガネール「ガネーール!!」

 

互いに士気を上げると審判の少女が両手を上げる。

 

少女「両者共に準備はよろしいですね?」

 

紫瀾「当然」

 

タケシ「あぁ進めてくれ」

 

少女「それじゃ試合開始!」

 

その一言でバトルがスタートする。当然ながらで俺はタケシに、

 

紫瀾「先手やるよかかってきな」

 

タケシ「‥‥先から君は俺に先手を譲っているが何故また?普通なら挑戦者から仕掛けさせているんだが」

 

紫瀾「あっ?そんなもん決まってるだろ」

 

陽炎「ガゥ」

 

紫瀾「俺の流儀だ!」

 

ハク「イブ!!」

 

陽炎「ガァウ!」

 

流儀とは言うが実際のところ昔からの癖なんだよな。喧嘩になると相手の実力を測るためにわざと後から動いちまうんだよな。

 

タケシ「そっそうか‥‥」

 

ハガネール「ガッガネ‥‥」

 

タケシ「まっまぁ良いならその言葉に後悔はするなよ!ハガネール、ストーンエッジ!」

 

と、指示を出すとハガネールは大きく体を動かし尾を上げると、

 

ハガネール「ガネーール!!」

 

それを地面に叩きつけると鋭く尖った大岩が地面を貫くように出現し陽炎へと向かってくる。

 

紫瀾「空へと飛んで回避!」

 

陽炎「グワゥ!!」

 

翼を羽ばたかせ空へと飛び攻撃を回避するのだが、

 

タケシ「甘い!ストーンエッジ!」

 

ハガネール「ガッネール!」

 

タケシの指示でハガネールは巨体な体をうねらせた尾で地面を叩くと無数の尖った大きな岩々が地面から突出し陽炎へと近づいてくる。

 

紫瀾「その岩をドラゴンクローでへし折ってハガネールに投げ返してやれ!!」

 

陽炎「ガァァァ!」

 

両手の爪を大きく伸ばし輝かせ突出してくる尖った巨大な岩を1つへし折りハガネールへと投げ返す。

 

ハガネール「ガッガネール!?」

 

投げ返した岩はハガネールの頭に直撃しハガネールは大きく揺れだす。

 

ハガネール「ガネーール!!?」

 

タケシ「ハガネール!?」

 

大きく体勢を崩したハガネールは地面へと倒れる。その隙を逃す手はない。

 

紫瀾「たたみかけろ!顔面ゼロ距離で火炎放射!」

 

と、指示を出すと陽炎は急降下しハガネールの頭を掴み炎を口に蓄え、

 

陽炎「フゥ~ブワァァァァ!!」

 

思いっきり炎をハガネールの顔面目掛けて放った。

 

ハガネール「ガ‥‥ガネーーール!!」

 

炎でのたうち陽炎は振り払われるがすぐさま体勢を建て直そうとすると、

 

タケシ「アイアンテールだ!」

 

タケシの指示を聞きハガネールは大きくな尻尾を輝かせるととんでもない速さで振るってくる。これには指示が追い付けず、

 

陽炎「ガァ!?」

 

アイアンテールが陽炎の腹部に直撃し地面に叩きつけられる。

 

紫瀾「陽炎、大丈夫か!」

 

と、安否を確認すると土煙の中から炎が上がる。煙が消えるとそこには、

 

陽炎「ガァァァーー!!」

 

猛々しく吠える陽炎が立っていた。どうやらまだまだやれそうだな。だが問題なのは、

 

紫瀾「彼奴‥‥ピンピンしてやがるぜ」

 

ハク「イブブ‥‥」

 

土煙が消え見てみるとそこには熱鉄しているのかいぶし銀の輝きを放っていたハガネールは真っ赤になっていた。だがハガネールは何ともないと言わんばかりに大きく口を歪ませ笑い体を高速回転させると熱を帯びた体は元の鈍い光が輝くいぶし銀の体に戻る。

 

紫瀾「おいおい効果抜群の炎を受けて余裕そうって感じだな‥‥」

 

タケシ「あぁ俺のハガネールはそこら辺のトレーナーのような柔な育て方はしてはいないからな‥‥しかしこいつを出させたのはお前やグリーンそしてレッドといったトレーナーぐらいなものだ‥‥ここは岩タイプのジムつまるところ岩タイプ専門と吟っているためハガネールは本来は出さないんだ」

 

紫瀾「となると俺は特別ってか?」

 

タケシ「あぁジムリーダーとは挑んでくるチャレンジャーを返り討ちにするのも仕事だが何よりもチャレンジャーを試すためにある‥‥だからこそハガネールは強すぎて出せないんだ」

 

紫瀾「ほう俺はそんな強すぎるポケモンと戦えているって訳か嬉しいねぇ~その方が燃えるからよ」

 

タケシ「本当に素晴らしい闘志だ称賛に値するだがまさか俺のハガネールのストーンエッジをあんな形で利用してくるとは恐れ入ったものだ‥‥どうやら俺達の本気をみせるしかないようなだなっ!」

 

タケシは服を掴むと驚きの行動に出たのだ。

 

紫瀾「なっ!?」

 

ハク「いっイブ!?」

 

それは何とまさかの上着だけ脱いで上裸になったのだ。これには、

 

紫瀾 ( ゚□゚)

 

ハク (゚д゚)

 

陽炎 (゚◇゚ )

 

と、口が塞がらない。しかし観察してみると上裸となったタケシの肉体は鍛えてあるのか筋肉モリモリしかも腹筋は割れてシックスパックになっていてもう凄いとしか言えないぐらい凄すぎる。

 

紫瀾「なぁ‥‥お前らあれを見てどう思うよ」

 

ハク「イブ‥‥イブブ」

 

陽炎「ガウ‥‥」

 

だよな。凄い筋肉だよな。だが筋肉が凄いだとかそんなのは今のバトルには関係ない話だ。それに問題なのは奴がつけている首飾りの装飾あれはまさか、

 

タケシ「俺は岩よりも固い漢‥‥その実力を見せてやるぞ!行くぞハガネールM進化!!」

 

やっぱりキーストーンだ。首飾りを引きちぎりかざすと光がハガネールへと向かう。それと同時にハガネールの方からも光が現れ互いの光が合わさるとハガネールを包み込む。そして包み込んでいた光が弾け飛ぶと更に巨大となったハガネール‥‥いやMハガネールが姿を現した。

 

ハガネール「ガネーーーーーール!!!」

 

紫瀾「おぉ更にでかくなったな‥‥だがなタケシ」

 

タケシ「ん?」

 

紫瀾「このバトルでM進化を使えるのはお前だけじゃないんだぜ?」

 

と、言いながら左目の眼帯を引っ張り外す。

 

タケシ「まさかお前も!?」

 

紫瀾「あぁそのまさかだ‥‥陽炎、準備は良いな!」

 

陽炎「ガウ!!」

 

陽炎は吠えると同時に閉じた左目をゆっくり開かせ、

 

紫瀾「命の闘志を燃やし尽くせ!M進化!!」

 

左手が開くと同時に義眼に埋め込まれたキーストーンが光輝き陽炎の持つリザードンナイトYの光と合わさり光は陽炎を包み込む。そして、

 

陽炎「ガァァァァァ!!!」

 

光が弾け飛びM進化した陽炎ことMリザードンYが姿を現すと同時に眩しく暖かい光がジム内を包み込む。

 

タケシ「これはひでり!」

 

紫瀾「さて‥‥ラストバトルと行こうじゃねぇか!」

 

タケシ「ラストになどさせないぞ!」

 

互いにニヤリと笑いポケモン達に指示をだす。

 

紫瀾「陽炎、火炎放射!」

 

陽炎「フゥ~ブワァァァ!!」

 

タケシ「ハガネール穴を掘る!」

 

ハガネール「ガッネール!」

 

火炎放射が当たる直前にハガネールは地面へと潜り火炎放射を避けられてしまう。だが易々と逃がしてなるものか。

 

紫瀾「逃げた穴に向かって火炎放射!」

 

陽炎「フゥ~」

 

陽炎が再び炎を口に溜め込み放とうとすると、

 

タケシ「穴から飛び出して締め付ける攻撃!」

 

ハガネール「ガネーーール!!!」

 

なんと入った穴から再び飛び出してくると陽炎へと巻き付いてきたのだ。

 

陽炎「ガァァ!?」

 

紫瀾「なっ野郎!」

 

タケシ「ジャイロボールで地面に叩きつけろ!」

 

ハガネール「ガ~ネーーール!!」

 

巻き付いた状態で体を上手くしねらせ跳び上がると高速の回転と共に地面へと一気に落下しだす。

 

紫瀾「落ちるならてめぇだけで落ちやがれ!ニトロチャージで体を燃やせ!!!」

 

陽炎「ガァァァァ!!」

 

ハガネール「ガネ~ッ!?」

 

タケシ「自身ごと燃やすだと!?」

 

陽炎はニトロチャージにより体を燃え上がらせる。それに怯んだのかハガネールは体を緩ませるをすぐさま確認し、

 

紫瀾「振り払ってそのまま叩きつけろ!」

 

陽炎「ガウッ!!」

 

締め付ける攻撃から抜け出しハガネールの尻尾を掴み地面へと叩きつけるがハガネールはすぐさま起き上がる。

 

タケシ「やるな!だがこれを受けてもなお立てるか!ストーンエッジ!」

 

ハガネール「ガネーーール!!!」

 

尻尾を大きく地面へと叩きつけると先程ほ大きさよりも遥かに越えるストーンエッジが地面から飛び出し飛んでいる陽炎に目掛けて向かってくる。

 

紫瀾「ここがラストスパートだぜ陽炎!ニトロチャージで避けながら突撃しろ!」

 

陽炎「グワァァァン!!」

 

体を燃え上がらせ向かってるストーンエッジを卓越した反射神経で避けつつ物凄い速度で突撃する。

 

タケシ「まだだ!アイアンテールで弾き飛ばせ!」

 

ハガネール「ハ~ガネーーール!!!」

 

今度はアイアンテールが向かってくるがこれはチャンスだな。

 

紫瀾「そのアイアンテールを利用して一気にニトロチャージで間合いを積めろ!」

 

陽炎「っ!‥‥ガウッ!」

 

驚いただろうがすぐさま理解したみたいだな。陽炎は右腕で向かってくるアイアンテールへと手をかけ空中一回転と共にニトロチャージでハガネールへと残りの間合いを一気に詰めより頭にたどり着くのを確認し、

 

紫瀾「これが俺達の最後の一撃だ!!火炎放射!!!」

 

陽炎「グワァァァ!!」

 

陽炎の火炎放射が再びハガネールの顔面目掛けて口から放たれる。それもM進化によるパワーアップに眩しい日差しの中で放たれる火炎放射の威力は先程の火炎放射を遥かに越える。それを受ければ当然、

 

ハガネール「ガネーーーーーー!!!?」

 

M進化を果たし更に強くなったハガネールですらひとたまりもないに決まっているのだ。顔面に受けた火炎放射は体へと周り火だるまとなる。

 

タケシ「ジャイロボールで火をはねのけるんだ!」

 

ハガネール「ガネーール!!?」

 

火だるまとなったハガネールの火は何とかジャイロボールで消えるのだがハガネールはそのまま地面へと倒れM進化状態から元のハガネールへと戻る。それが意味することは‥‥熱鉄した顔をみるとハガネールは目を回しながら気絶していた。

 

少女「はっハガネール戦闘不能!よってこの勝負チャレンジャーの勝利!」

 

と、少女の声が響き渡った。地面へと降り立った陽炎もM進化状態が解けると、

 

陽炎「ガァァァァ!!!!」

 

大きな勝利の咆哮をする。

 

紫瀾「おっしゃぁ!!」

 

ハク「イッブイ!!」

 

そうして自分達は初のジム戦に勝利を飾ったのだった。




怠惰「ごほんっ!それでは今回はありがとうございましたそしていかがでしたでしょうか?‥‥えっ?後ろ?」

千「天誅!!

怠惰「パンナコッタ!!?

千「貴様!何年放置しておるんじゃこのバカもんが」

怠惰「グフッ‥‥いっいやぁ‥‥リアルが忙しかったのと他のゲームにうつつをぬかしてました」

千「こやつは‥‥はぁ‥‥」

怠惰「あっあれだよ!ポケモンアルセウスやったりダイパリメイクやったりとかユナイトやったりとかしてたんだよ!」

千「ほうそうかそうか‥‥で他には?」

怠惰「まぁそうだね‥‥PS5を買ったからエル(ピー)ンリングを求める旅したりとか三國(ピー)双やったりとか遊(ピー)王やったり‥‥はっ!?」

千「ポケモンとは関係はないのぉ?」(#´∀`)

怠惰「まっ待つんだ千ちゃん!話せば分かる!!」

千「言い訳無用じゃ!さばきのつぶて!!」

怠惰「それ普通に使ったらアカンやつや!ギャァァァ!」

千「ふんっ‥‥おっとすまぬな読者様こやつはもうワシが代わりに少しシバき倒す故に安心してほしいそれと次回じゃがまた来週程になりそうじゃ東方の方も頑張って書いてはみる故にもうしばし待たれよ」

怠惰「がはっ‥‥」

千「さてボコしてから止めとしようかのそれでは今回はここまでじゃまた次回もよろしくのそれではさらばじゃ!」
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