ヒナコさんピックアップ来たから連れ回そうぜ! 作:クロアブースト
ヒナコ「反省はしなさいよ!」
深夜のノリで作った駄文ですがどうぞ
第三の異聞帯を降して、案の定やって来たピックアップ。
狙いは勿論、クリプターの一人だった芥ヒナコを演じてた虞美人である。
ガチャを回すと殺意が湧く星3礼装やすり抜け英霊達は即マナプリに返還しながら回していると新しい顔が出てきた。
「よろしく赤兎馬」
「呂布です」
「え、呂布が後ろにいるけど」
呂布を自称したら本物に追い回されたり、
「ハハハハハ朕も参戦する事にしたぞ」
「頼もしいよ始皇帝」
異聞帯の王と挨拶かわしたりと第三の異聞帯で関わったメンバーと再会する。そして遂に...
「あのね、よくもまあ抜け抜けと...」
「おぉ、ぐっさんキター!?」
「ちょっと待ちなさい、何よその呼び方は!」
驚く虞美人。
「え、だって虞美人だからぐっさんと呼んだんだけど...」
「おっさんみたいで可愛くないじゃない!止めなさい」
「そうだなぁ。じゃあヒナコさんで」
「まあ好きに呼べばいいわ...」
「じゃあぐっさんでもいいの?」
「それは止めなさい!」
念押しされたのでヒナコさんと呼ぶことにする。
「それにしても、よりにもよってお前が召喚するだなんてどういう神経してるの?」
「だって面白いから」
「...(唖然)」
そんな理由で呼び出されたのかと驚くヒナコさん。
「さて早速種火を注ぐ、ってあれ?種火が足りない」
「どうやら前線に出るのは先になりそうね」
芥ヒナコは内心安堵する。確かに始皇帝に唆されて召喚に応じたが人理修復に積極的なわけでは無いのだ。戦いが好きな戦闘狂でも無いので平穏に過ごせるならそれで良いのである。
「仕方ない。種火集めで修練場で周回、今日はクラス不一致だから100週するか」
「え、100週って何...」
「種火集める為にシミュレーションルームでひたすら周回する。林檎齧りながら」
「何それ怖い...」
カルデア最後のマスターの瞳から光が消えて瞳には虚無が宿る。因みにマスターの瞳から光が消えるのは爆死や周回する度にあるのでカルデアでは日常茶飯事である。
「さあお前に注ぎ込む種火集めに逝くぞ」
「ちょっと待ちなさいって引っ張るな!っていうか何で力込めて踏ん張ってもズルズル引きずれるのよ!」
「HAHAHA、それくらいたやすい事だ」
「ちょ、ヤメ...」
その後、滅茶苦茶周回した。
「ねぇヒナコさん」
「何よ」
「気になってたんだけど、どうしてそんな薄着なの?」
「私の自由でしょ、それに貴方には関係ないじゃない」
「てっきり欲求不満なのかと思ってた」
「ブフォ!?」
むせるヒナコ。
「い、いきなり何言ってるのよ///」
「え、だって千年以上生きてる未亡人で服装だけじゃ物足りなくなったから蘭陵王を侍らしてるんですってコヤンスカヤが...」
「あの女狐ぇぇ...」
顔を真っ赤にしたヒナコは不敵に笑うコヤンスカヤを恨めしく思う。というよりもしヒナコが呼び出される事なく誤解を解く機会が無ければカルデア内で千年以上欲求不満を拗らせ男を侍らせ凡人類史を滅ぼそうとした未亡人という風評被害が出ていた可能性にゾッとする。
「言っておくけど、蘭陵王を召喚してたのはそういうイヤラシイ事じゃないから!」
「じゃあ欲求不満だって言うのも?」
「違うから!」
「なんだ良かったぁ。欲求不満だったら魔力供給しないといけないし」
「ん、何で魔力供給する必要があるのよ?確かに現界には魔力が必要だけど私の場合は一度召喚されれば自前でも供給出来るわ」
「いや魔力不足の問題じゃなくて発散の為の合体的な意味で」
「ハ?...ハアァァァ!?///」
顔がまた真っ赤になるヒナコ。
「ななな何言ってるのよ///そ、そもそもアンタみたいなボウヤに私を満足させられるとでも///」
「ッハ」
「オイ、何で鼻で笑った」
「仮にヒナコさんが項羽の愛人になる前が毎日男漁りをしていたプレイガールとしよう」
「違うから///絶対にそんな事してないから///」
「カルデアの女性鯖は100を超える。彼女達を満足させるのにどれだけの実践経験と技術が必要だと思う?」
「っな!?///へ、変態、変態だわ///」
酒池肉林でも想像したのか顔を真っ赤にして叫ぶヒナコさん。
「言っておくが関係を持ってるのは合意だぞ」
「そういう問題じゃないわよ///」
「初心だなヒナコさん」
「何ですって!?」
「少なくともこの程度で顔を真っ赤にする初心なヒナコさんを満足させるのはわけないと言いたいだけさ」
「ッハ、どうせ大した事ないんでしょう。貴方も彼女達も..私を満足させる事なんて出来るわけないわ!」
「俺はともかく彼女達を侮辱とは言ってくれたな...令呪を持って命ずる」
「え?」
その時、ヒナコは自身の失態に気付く。売り言葉に買い言葉をしたせいでマスターを怒らせてしまった事を...
「魔力供給が終わるまで自慰を禁ずる」
「あああああ!?///何てことに令呪を使ってるのよ!///」
ヒナコは絶叫する。確かに自身は男漁りする事は無いが欲求不満が無いかと言えば嘘になる。そもそも老いる事なく若い肉体を持つならば相応に欲求が溜まるのは当然の事であるからだ。勿論ヒナコも例外はなく慰める事は多々ある。
「さて魔力供給しなくて良いからほぼ無意味だけど気分晴れたし戻るか」
「ちょっとアンタこの令呪解きなさいよ///困るじゃない///」
「えぇ欲求不満じゃないヒナコさんは何が困るんでしょうか?」
「そ..それは、そのアレよ///色々と...///」
「具体的に言わないなら合わせるけど解くならアレしてコレして色々やれば解けるから頑張ってね」
「それじゃあ分からないわよ!」
「だって欲求不満でも無くて、理由も曖昧なのにわざわざお仕置きを解くと思う?」
「っく...じゃあどうすれば良いのよ...」
「そうだなぁ。馬鹿にしたお仕置きはしたいから『私は自慰がしたくて令呪を解いてもらった欲求不満な未亡人です』と書かれたボードを首に掛けてカルデア中を回れば...」
「そんな事出来るわけないでしょう///」
「じゃあヒナコさんが恥ずかしがるお仕置き考えるからまた後日...」「分かったわよ...すれば良いんでしょう魔力供給///」
「いや足りてるから望んでないんだけど...」
「この変態...性欲魔人...///」
聞く耳持たずにテンパるヒナコさん。この人初心だから周りに相談するという選択肢が思い浮かばなかったんだろうなぁと思う。因みにダヴィンチちゃんやマシュに相談したら無償で解くつもりではあったが...
この後滅茶苦茶魔力供給をした。
「ね、ねぇ...」
「ん、どうしたんですヒナコさん?」
カルデア内を歩いていたら、マスターの着ている服の裾をちょこんと摘んで膝をもじもじさせながら顔を赤くするヒナコさんがいた。
「ま、魔力が...足りないから...アレしてよ///」
「えぇ魔力は自前で足りるんでしょう?」
「そ、そうだけどぉ...でももう...我慢できないの///」
コイツ魔力供給に味を占めたなと内心思うカルデアのマスター。個人差はあるが長い期間生きた者ほど魔力供給で得られる達成感は大きく、つい最近は千年拗らせていたスカサハスカディが何かと理由を付けて子犬の如くマスターの側を着いて回ったのが記憶に残っている。
ヒナコの耳元に顔を近づけて囁こうとするとビクッと反応する。
「するのは良いけどこんな人目のある場所でしたいなんてマニアックじゃないか?」
「ち..違うから///そそそういう意味じゃ///」
「解放感が凄いらしいよ」
「ッ......///」
想像したのか耳まで真っ赤にするヒナコさん。流石に人目のある場所だとリスクが大きいので準備なしではするのはマズイのでからかうのもほどほどにしなければと割り切る。
「それは次の機会にして今から部屋に行こうか」
「えぇ///良いわよ///」
顔をパァッと嬉しそうにするヒナコ。上から目線で言って威厳を保とうとしているのだろうが、褒美を与えられた子供みたいにはしゃいでる姿を見ると台無しになってるのも気付いてないと思うマスター。
マイルームまで移動して扉を開けようとすると中に人の気配がして一瞬硬直するマスター。
「ちょっと3分だけ待ってて、部屋片付けてくるから」
「な、何よ///今から焦らすなんて酷いわ///」
「いや魔力供給前に部屋で潜んでる夜這い三人衆を片付けなくちゃ」「ハァ...またなの...」
呆れるヒナコにマスターはいつのまにか腕に抱き付いて歩いてきたお前が言うなと言いたくなる衝動に駆られるが、流石に自重する。
「雰囲気は大事だからちょっと待っててくれ」
「わ、わかったわ...」
そう言って自分を大切にしてくれる喜びと少しとはいえ離れなければいけない寂しさ半分が混ざりながら名残惜しそうに離れるヒナコ。
そして部屋の中にマスターが入ると防音が弱いのか中から声が聞こえてくる。
「ますたぁ、隠れてたのは謝りますからアレだけは...」
「ごめんなさい、ごめんなさい、アレだけは許してください」
「母として当然の事をしたまで...アレだけは許して下さい」
「(アレって何よ!?)」
夜這い三人衆が懇願する程の事をマスターはしようとしているのだろうが自動ドアの為に覗き見する事が出来ない。
「夜這いに関しては構わないんだ。けどねこっちも準備があるから事前に言ってと言ったはずだよ。つまりギルティだ」
「「「あひぃぃぃん!?///」」」
「一体何が起こったの!?」
扉の向こうで突如夜這い三人衆の喘ぎ声が響き渡り、暫くすると扉が開いてマスターが出てきた。
「待たせたねヒナコさん。じゃあ中に入ろうか」
「さっきの声はいったい何なの?」
「言うこと聞かない娘へのお仕置きだよ。刺激が強烈だから滅多にやらないけど」
「そ...そうなんだ...」
「大丈夫、カルデア内で悪いことしなければ絶対やらないから」
「分かったわ」
そして二人はマイルームで魔力供給をした。
「う〜ん、どうしてこうなったのかなぁ」
「俺が知りたい」
カルデアのブリーディングルームでは不思議がるダヴィンチちゃんに同調するマスター。
「ヒナコさん、先程から先輩とくっ付き過ぎです」
「別に良いじゃない。人理修復中はマシュがずっとこうやってたんでしょう?」
「そそそそんなことしししてません///」
マスターの腕に抱き付いて頬擦りしているヒナコに嫉妬して注意するも言い返されて顔を真っ赤にするマシュ。因みに人理修復中はマスターにベッタリだったのはカルデアスタッフ周知の事実である。
「ふふ、まだまだ青いな」
「どうやらマスターから飢えていた愛を注いでもらったご様子で喜ばしい事ですわ」
その二人を微笑ましく見ているのはカルデア初期からエースとして活躍する影の国の女王スカサハとマスターに愛の偉大さを語り性技を伝授した異聞帯から来たんじゃねと思う程に性格が穏やかで別人な殺生院キアラである。
「全くあれ程反抗的だったヒナコくんをどうやって懐柔したのやら...」
「あれは明らかに女の顔でしょうね。リア充死ねと妬みたいけどマスターは死に掛けるの日常茶飯事だから羨ましくないなぁ」
悩むゴルドルフ所長と同情するムニエル。最初は妬もうとしたけど、オケアノスでのヘラクレスとのエウリュアレお姫様抱っこしながらの命懸け鬼ごっこやウルクでのケツァル・コアトルへのパラシュート無しでのスカイダイビングアタック、下総での酒呑童子に腑を掻き回されたりと死に掛ける事が日常茶飯事なのでそこ代われなど口が裂けても言えない。
凡人のマスターとヒナコ含めたクリプター達も当初見下していたらしいが、ログを見せたらヒナコが普通にドン引きしていたので彼以外が人理修復をやっていたら挫折していただろうことは容易に想像出来る。後はムニエルの趣味が特殊なのも要因としてあるかもしれないが...
本来敵であるはずのヒナコを仲間にしてカルデアは次の異聞帯へ進む。次の被害者はクリプターのムードメーカーであるぺぺさんだ!
次回予告
ヒナコを仲間にして心身共に人外へ足を踏み入れたマスターはインドの地へ運ぶ。容易に世紀末へ発展するインドの地だからカルナやアルジュナ級が跋扈しているだろうと考えたマスターはヘラクレス級のサーヴァントであるヘラクレス、ギルガメッシュ、エルキドゥ、オジマンディアス、クーフーリン・オルタ、スカサハ、イヴァン雷帝、スカサハスカディ、マーリン、キングハサン、アビゲイル、始皇帝といった大英雄達を集めてアメリカと同じく大戦力で臨む。
次回、世紀末決戦インド 終焉の日。皆ぺぺさんが心労で倒れますのでお楽しみに...
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