ヒナコさんピックアップ来たから連れ回そうぜ! 作:クロアブースト
「さあ蹂躙の時間だ」
庭園からは地上へビームの雨を降らし、彼は庭園から超級サーヴァント達と共に庭園から飛び降りて敵の本拠点へ向かう。少なくともインドは勝っても負けても大地は死ぬ事だけが分かりきった事である。
「という感じで攻め落とそうか?」
「それ確実に悪役のやることよ」
アメリカリターンズでぺぺさんの心労ダメージになるだろうとの事で第四章待ってます。
カルデアの朝は早い。魔力供給から目が覚めてベットから上半身を起こす。そして隣にはヒナコさんがいた。
通信デバイスから音が鳴り手に取る。
「おはようダヴィンチちゃん」
『おはよう。朝早く悪いんだけどミーティングがあるから来てくれるかい?』
「了解、ダヴィンチちゃん」
『ところでヒナコちゃんを見かけてないかい?昨日の夜から自室に戻ってないらしいんだけど...』
「私?」
どうやらダヴィンチちゃんからヒナコさんの居場所を尋ねられたのを聞いて本人は首を傾げるそしてマスターは思い付く。ヒナコさんの顔を見てニヤリとしながら
「ヒナコさんなら俺の隣で寝てるよ」
「ッ...///」
ヒナコさんは顔を真っ赤にしながら近くにある枕でポンポンと叩きつけてくる。
『そうだったんだね。では敢えて言わせてもらうよ。昨日はお楽しみでしたね?』
「ヒナコさんの可愛いところを楽しませてもらったよ」
「ッ...///...この馬鹿ッ///」
ヒナコさんは恥ずかしがっている。マスターの愉悦度が上がった。
カルデアには様々な施設が存在するがその中で人気の一つが食堂である。ダヴィンチちゃんからの用事を済ませて現在は食堂で朝食を食べていた。
「ん、美味しい...」
カルデアの厨房にはプロ級とも言える料理を作る英霊達がいる。お馴染みオカンことエミヤ、包容力のあるお姉さんことブーディカ、タマモナインの一角で家事上手なタマモキャットなど戦闘以外での分野で大活躍する者達がいた。
そして何より第五特異点より加わった魔力さえあれば無尽蔵に食材を出せる宝具を所有し食料不足を解消させた俵藤太の存在が大きい。
「私達がカルデアにいた頃より食事が豪華、いや異聞帯いた頃よりも豪華なんだけどどういう事!?」
「はい、料理が凄腕の皆さんに加えて材料の供給をし続けられる俵藤太さんに先輩の無尽蔵の魔力のお陰で現在のカルデアでは下手な外食よりも優れた食事が可能です」
ヒナコさんが驚く中でマシュが素直に答える。因みにヒナコさんはビーフシチューでマシュは生姜焼き定食、マスターは炒飯と和洋中なんでもござれの状態である。
「主に三人がメインだけど他にも暇なら料理出来る英霊は沢山いるからね。偶に俺も作ってるし」
「アナタも作っているの!?」
「ええ、先輩が作る定食はカルデア随一だと後輩の私が保証します!先輩が厨房に立つとカルデアの皆さんのメニューが和食一択になるほどですから!」
マシュが誇らしげに言う。前に織田信長ことノッブが「やっぱり日本人は和食だよネ」と言ってきたから厨房借りて張り切って作ったらリアクションが凄くて瞬く間に広まったのである。一時的とはいえまさかノッブが大和撫子みたいに穏やかになったのはビックリした。
「まあ食事を作れるメンバーがいるから基本的には任せてるけどね。カルデアに来る前は作れるのが自分しかいなかったから作ってただけだし」
「前は定食屋でもやってたのかしら?」
「確かに一時期だけど定食屋でバイトはしたことあるね」
懐かしむように言うマスター。
「先輩が以前作ってくれた定食が美味しくて日本食が好きになりました」
「お、日本文化に興味を持ってくれるのは嬉しいよ。炒飯をあげよう。あーん」
「あーん」
マスターは嬉しそうにマシュに向けてレンゲですくって食べさせる。その自然な流れにそわそわしだすヒナコさん。
「ヒナコさんも炒飯一口食べる?」
「え、ええ...興味あるから仕方なくね///」
口調こそ呆れて言ってる風に聞こえるが口元はにやけていた。
「あーん」
「あ、あーん///」
目を瞑って顔を赤らめて口を開ける姿に微笑ましく思いながら食事を過ごした。
「ガァアアチャャャャ」
狂ったように英霊召喚を回すマスターやそれを肴にしに来て楽しんでいるサーヴァント達。確かに戦力は欲しいのだろうがやり過ぎだとドン引きしているヒナコ。
無数に飛び出るアゾット剣や麻婆飯。時々優雅な人の高笑いも聞こえる。あ、ランサーのクーフーリンが顔面に麻婆飯がぶつかり仰向けに倒れる。
「ランサーが死んだ!?」
「「「この人でなしィィ」」」
「言葉と表情が噛み合ってないわよ...」
酒盛りしながら笑っていうサーヴァント達に言うヒナコさん。そして中には第三異聞帯であれだけ凛々しかったのにベロンベロンに酔ってる荊軻や鬼であるはずの酒呑童子までいた。
そして案の定爆死してorzするマスターの姿はお約束。そこへ二人の女性サーヴァントが現れる。
「しっかりしなさいよ!アナタは私達のマスターじゃない!」
「ああ...そうだね邪ンヌ」
「そうだ。戦力増強は大事だが私達がマスターの剣となるのだから安心しろ」
「ありがとうセイバーオルタ」
新宿オルタ二人組が落ち込んでいたマスターを慰める。これだけなら微笑ましいが二人は顔を赤くして膝をもじもじさせながら上目遣いをしていた。
「そ、それでね///マスター...今日は...私達に...///」
「魔力供給を...お願いしたいのだが...///」
「うん、良いよ」
「「は、はい......///」」
「(コ、コイツら...)」
ヒナコは戦慄する。確かに慰める気持ちも嘘じゃないだろうが、それを逆手にとって魔力供給の約束を取り付けたのである。
汚い、流石新宿オルタコンビ汚いのである。
都会の新宿でラブホテルが数多くある中で何かと理由をつけて魔力供給をしまくっていた二人にとっては誘うのなどお手の物である。
因みにヒナコは知らないが亜種特異点はある意味マスターを一番独占しやすい機会であった。通信が入りづらく一番の壁となるマシュの一時期戦線離脱が大きかった。
セーラーナイトことアストルフォとデオン、七番勝負で毎晩魔力供給していた武蔵ちゃん然り、セイレムで一座という名目で同居していたマタハリやキルケーなどが特異点修復後に堪能していたと自慢する程である。
女性サーヴァントにとって特異点とは彼と公認のイチャラブ出来る機会だと思われている。魔神柱や魔神王は草葉の陰で泣いているかもしれないが……
ガチャの後はレイシフトでシンの収容所で周回していた。ヒナコさんのスキルマに必要な素材の為である。
「カオスね……」
ヒナコが呟くのも無理はない。カルデアメンバーにとっては日常茶飯事の光景だが、常人が見れば狂気に染まっていると言うだろう。
1分も立たずにステラァァと一条の光となって爆撃特攻を笑顔でかまし続けるアーラシュ、王の話を延々と話し続ける過労死まっしぐらな花の魔術師マーリン、冥界の扉を常時開きっぱなしにして赤雷を降らし続けるエレシュキガル、宝具とバスタークリティカルで敵を葬る姿が御禁制待ったなしの源頼光のメンバーと周回に来ていた。因みにヒナコさんは絆UP礼装を持たされ待機し、マスターは金の林檎をシャクシャクしながら指示を出していた。
「はい、一旦休憩に入ります」
「アンタ何時もこんな風に周回してるの?」
ヒナコはドン引きしながら尋ねる。
「いや、普段は種火周回はするけどスキルマの為の周回は滅多にやらないなぁ。因みにスキルマで周回したのはネロちゃまと水着ジャンヌ、邪ンヌとメルトリリスだね」
「じゃあ何で今回は周回してるのよ?」
「それはヒナコさんが気に入ってるからさ」
「そ、そうなの…///」
ちょっと嬉しそうな顔をするヒナコさん。因みにスキルマしないとまともに運用できないからだと言うのは絶対に言わない。知らない方が良いこともあるのだ。
「ヒナコさんはスキルマすればHPとNPを延々と増やし続けられるからね。戦力として頼もしいよ」
「ええ、任せなさい!期待に応えてみせるわよ!」
「あ、じゃあ僕も休んで良いかな?」
「マーリンさんはスタメンの主力だから却下」
「そんな〜」
哀れ新しい絆上限解放させられたマーリンに休みは無い。因みに孔明やアーラシュ、スカサハスカディも同様である。
こうして今日もカルデアは平穏に過ごしていくのであった。
マスター
…カルデアでは百を超える英霊を従え、無尽蔵の魔力で維持する事から攻略王と畏怖されている。因みに手を出しているのはサーヴァントのみであり、カルデアスタッフには手を出していない。
魔神王や原初の母をガント一つで動きを止める辺り人間止めてると思われている。
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