ほんの少し思い出してもらうだけの話   作:氷陰

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中間あたり、ヴァニラ・アイス戦見ながら書いたのでテンション低いのに最後だけ深夜テンションになってます。すみません



空条承太郎の場合①

 虹村億泰君には何とか降霊代を払ってもらった。何時もなら呼び出す前にきちんとお金の話をするのだが、原作キャラに対して自分でも気づかないうちに緊張していたらしい。

 流石に学生相手に申し訳ないので相場より安い値段にしておいた。非は俺にもあるからね。

 

 

 さて、前回俺のスタンドは吸血鬼をも呼び出せると豪語したが、語弊があるので訂正しておこう。

 

 俺のスタンド、『プリーズ・リメンバー』は誰かを思い出させるために死人をスタンドとして呼び出す。呼び出す為には故人を知る生者が必要だ。前回の形兆の場合、億泰がキーマンだった。

 本当は、原作知識がある為に俺にも虹村形兆を呼び出せる。それでも、生前親しかった人間が近くにいた方がタイムラグは少なくなるので、基本的に俺を基点にするより他人を基点にした方が何かと便利だ。

 

 死人が呼び出せることに気づいた時は、ここがジョジョの世界という印象がまだ強かったので、ジョナサン・ジョースターとかツェペリさんとか呼べるのかよ!?マジで?俺も波紋使えたりするかな〜!!!…とか考えた。それはもう浮かれたさ。ぶっちゃけ現在進行形でお世話になっているのだが。

 

 そこからたくさん試してみて気づいた。死人なら歴史の偉人も呼び出せるんじゃね…?

 まず有名どころの織田信長から歴代大統領、発明家、文献がはっきりしないファラオなんかまで、それはもう試行を繰り返した。結論から言うと、信長はいけたが、ギルガメッシュは無理だった。

 

 時代が遡りすぎると呼べないのかとも考えたが、そうではない。俺にとって偉人とは残っている限りの文献の中でしか知らない人間だ。詰まる所、現代に存在する偉人の情報の正誤が重要なのだ。

 

 信長は名前から行った偉業まで多くの情報がある。一部が間違っていたとしても、居たという確証が持てる事柄と証拠がある。だから呼び出せた。

 

 一方ギルガメッシュの場合だが、残っているのは叙事詩。多少誇張表現されているとしても、全てが嘘ではないと仮定しても呼び出せなかった。神の血を引いているから…なんて理由だったなら、呼べないのではなくて()()()()()()()()()()()()()。最後に残る可能性は名前が違うという理由だった。

 正確には違うというか、所謂表記揺れだ。ギルガメシュとか、ビルガメシュとか。他にもそれっぽい名前で呼んでみたのだが、うんともすんとも言わなかった。

 

 別の事例として初代西ローマ皇帝とされるカール大帝は呼び出せた。なんかフランス語の読み方だったり英語読みだったりする方なのだが、むしろなぜ呼べたのか。

 正式な名前ではないか、この世界に存在しなかったか、はたまた別に原因があるのか。不明点の多いままの結果が残った。

 

 長くなったが、俺のスタンドにとって名前は最重要項目だ。少し違うだけでも呼び出せなくなるのだ。

 どうしても名前も知らずに呼ぶには、正確な容姿や性格、生年月日などのプロフィールを必要とする。知らない人間は呼ぶこともできない。

 

 

 他の注意事項として、呼び出す人間にはコストが存在する。ただの人間なら3、犬なら1か2とする。これが偉人だと5から10、さらにスタンド使いや波紋戦士だと15から30程度までの差があるのだ。ムラもあるが、特殊能力如何でもさらに差が開く。

 

 ここが本題なのだが、柱の男や吸血鬼はどの辺に位置するか。恐らく50から60ほどである。スタンド使いの吸血鬼ともなると100に近い。

 

 この数字はおおよそ俺の感覚からくる表現だが、俺の能力で、一度に使えるコストはだいたい55程度。どう足掻いてもあの人外どもを呼ぶことはできない計算になる。

 無理に呼ぼうとすると、先ほど例で少し触れたように血反吐を吐く。仮に現界させられても俺から離れようものなら即消滅する。

 

 これはワムウを呼び出そうとした時に検証した。俺が血をぶちまけてなおあいつは言った。

 

「貴様は波紋の戦士ではないな。しかし何か力を持っている。少々軟弱な体つきだが戦えそうだ。さあかかってこい!」

 

 マジで死にそうな気分の中殺気を貰ったので速攻で能力を解除した。血もゲロも吐いた。二度と呼び出すかあのバトルジャンキー。しね。いやもう死んでた。

 

 この条件でスタンド使いの吸血鬼…DIOを呼び出すなんて冗談じゃあない。穴という穴から血が噴き出しかねない。胴が捻り切られるかもしれない。断固拒否する。

 

 しかしDIOを復活させたい奴は、いる。正確な数はわからないがDIOを慕う信者、残党は多い。少なくとも俺は思考回路も信仰心もとびきりやばい奴を1人知っている。

 

 エンリコ・プッチ。もしくはプッチ神父。『人間の記憶やスタンド能力をDISC化する』スタンドを持つ。そしてDIOの親友、あるいは信者。こいつが俺の能力を手に入れた場合、DIOの復活を望むと予想している。

 

 実際に完全復活するわけではないし、ましてや俺のスタンドは『忘れさせない』だけのスタンドではないと看破されたところで、使いこなせる人間がいるとは思えない。俺だって『運命』が強く作用するこの世界で自分が世界を揺るがすイレギュラーになるとは思っていない。

 しかし万が一というのがある。

 

 だからSPW財団やジョースターには頼りにくいのだ。そもそも神父のことすら現時点では知らないのに一般人の俺が何処から知ったのかって聞かれても上手い言い訳を持っていない。

 

 かといってメイドインヘヴンを見過ごしはしない。順調にいけば2011年でも今の俺は生きている。未来が打ち止めになるのが阻止できるなら俺の小さな力でも協力は惜しまない。

 

 俺が今生やりたいことはいたってシンプルなのだ。楽しく生きて、そのために世界の加速も阻止する。それだけ。

 これだけは藤堂一茶になってから一度も忘れたことはない。

 

 

 

 

 

 

 ところで現在1999年5月、虹村億泰とその友人らが虹村兄に会うために俺を訪ねて5日ほど経った。

 その間きた依頼は「死んだ飼い猫をもう一度だけ撫でたい」が2件、犬バージョンが1件、「祖母の命日の供え物にリクエストを聞きたい」が1件。供え物くらい適当に決めろとは思うが仕事は仕事。キッチリ聞き出しましたよ。

 

 俺が『藤堂霊媒相談所』を開いているのには金稼ぎ、ご近所の情報集めと、もう一つ理由がある。俺のスタンドを鍛えているのだ。

 

 先程俺のコストが55だと言ったが、最初はもっと少なかった。スタンド使い1人呼ぶのに息を切らしたものだ。

 そこで試行を重ねること100回、1000回、10000回。やっと柱の男をギリギリ呼び出せるくらいにはなったのだ。これだけやって人外(俺の言うことは耳に入っていない)を呼べるだけ。凄いことだが、成長はとても遅く感じた。パラメータで表すなら成長性DかEだな、間違いなく。

 

 まあ生死に関わる対人戦をした事がないのも原因ではないかな、と最近感じている。ワムウは別だ。というか俺が呼んだ奴と俺自身は互いに『攻撃できない』仕様だからコストオーバーにさえならなければ俺が危険になることはない。

 

 スタンドとはすなわち自らの精神。精神力が強いやつほどスタンドパワーも強い。俺には精神力が足りないと言うことだ。

 

 こうやって俺が依頼人を待ちぼうけている間に、東方仗助を始めとしたスタンド使い達は戦いの中で成長している。今頃どの辺りだろうか。間田か、山岸由花子か、それとも漫画家とも会ったのか。順番がイマイチわからないが、数ヶ月間は戦い続けることになると言っても過言ではないし、彼らには頑張ってもらわなければならない。

 そういえば霊園の方に行く道に料理店が出来ていたな。高そうだったが行ってみようかな。

 

 

 

 ピンポーン。思考にふけっていた俺にとっては唐突に呼び鈴が鳴る。

 

「あっはーい! 今出ます!」

 

 パッと意識を切り替えて玄関に向かう。放課後というには少し遅い時間だが、学生だろうか。近所のおばちゃんかな。

 

 深く思考の海に浸かっていたせいか相手を長らく待たせたような気がして慌てていたのだろう。中から外を確認することも忘れて玄関のドアを開けた。そんでもって心の準備をすべき相手だったのにと後悔した。

 

「『藤堂霊媒相談所』というのはここで合っているか?」

 

 扉の前には背の高い、白を基調とした服装の男が立っていた。

 

 なんてこった。世界最強のスタンド使いとの邂逅となってしまった。今日は…いや。今日から俺の人生は地獄になるかもしれない。

 

 

 

 

 

 

「こちら『藤堂霊媒相談所』で合ってますよ。藤堂と言います」

 

「…空条だ。本当に学生がやっているのか。それも1人で」

 

「小遣い稼ぎには丁度いいので。昔から霊感とかはあるので、漠然とした不安には相談に乗れますから」

 

「…ふむ、話には聞いていたが、どうやら詐欺の類ではないらしいな。話し方に媚がない」

 

「本当に無料相談だけで終わる人もいますしね。ところで誰かから聞いて来られたようですが」

 

 俺のお手製チラシは我ながらとてもチャチで、杜王町とその周辺にしか貼っていない。内容もどう見ても子供の遊びの発展系だ。海外はもちろん、市外で『藤堂霊媒相談所』を知っている人間はそうそういない。

 

「君と同じ学校の生徒に身内がいてな。仗助と言うんだが、友人と此処で不思議体験をしたと聞いた」

 

「この間の学生3人組ですね。確かに不思議体験だったかもしれませんね」

 

 スタンド使いがそれを言うか? って感じだが、管轄外と思ってる現象ならそういう感想にもなるか。

 

 空条…空条承太郎の目はずっとこちらを値踏みしている。言い方が悪いな、俺を試す目を向けてくる。

 

 東方仗助はこの男に「死んだ億泰の兄の霊を少しの間呼び、いくつか会話も交わしていた」くらいの内容は伝えているだろう。真面目な報告にしろ、面白い身近な話題として話したにしろ、恐らくこの男はこう思っている。

『この藤堂ってやつは、スタンド使いかもしれない、確認するべきだ』ってな。

 

 むしろ仗助達に疑われていないことの方が驚きではある。もしかしてTVに出てくるマジシャンとか、本当に霊能力のある不思議ちゃんとでも思っているのか。ミキタカと同じくくりっぽいな。いや都合がいいから文句は言わないけども。

 

「最近よくある都市伝説にあったとか、幽霊にあったとか、そう言う相談を受けたこともあります。この手の話は警察には相手にされませんしね」

 

「それだけじゃあないんだろう」

 

「…ええ。亡くなった方との交信も度々仲介しています」

 

「俺もそう聞いた。死んだ人間なら誰でも呼び出せるのか?」

 

「ある程度なら。名前と、どんな人物だったか、どんな顔か、どんな偉業を成し遂げたか。この辺りが2、3個一致するなら、例え始皇帝でも呼び出せますよ」

 

「動物霊は勝手が違うのか?」

 

「同じですね。よく親しまれた愛称と容姿のわかる写真があればほぼ100%で呼び出せます。…飼われていた犬か猫でも?」

 

「…いや、一時期一緒にいた犬だ。ペットじゃあない。それと今、ほぼと言ったな」

 

「…ああー。はい、実は犬種と名前だけだと結構被るようで、2、3回やり直してやっと本命に当たったことが何度かありまして…」

 

 ポチとタマとクロ、シロがどんだけいたか。大変すぎてその後から使っていた首輪や遊び道具なんかを持ってきてもらうことにしたのだ。

 

「なるほど。情報は正確であるほど確実に呼び出せるのか」

 

「そういうことです。…どなたか呼び出されますか? あっお金は頂きますけど」

 

「…いや……あぁ、そうだな……」

 

 空条氏は眉を顰めて黙り込んでしまった。腕をゆっくりと組み替える。依然黙したままだ。誰を呼ぶべきか吟味しているようだ。本人としてはお試しのようなものだが、軽率に呼べる故人が思いつかないのだろう。

 

 確実に死んでると認識してるのは味方と敵の一部だろうし。俺の力がスタンドでもただの霊能力でも関係ない。味方は気持ち嫌だし、敵だと出てきた瞬間攻撃される可能性があるんだろう。

 俺だっていきなりスタンドバトルを始められると困るし…。俺の家だし…。

 

 ほんの少し目を瞑った男は意思が決まったらしい。力強くこちらに視線を寄越した。

 

「では犬を。イギーというボストンテリアで、好物はコーヒーガム。ニューヨークの野良犬狩りにも捕まらない知能を持っていた。少々生意気だったがな。人間の言うことなんて聞きやしない」

 

 面白いことでも思い出したのか、ほんの少しだけ目の前の男は口角を上げた…ように思えた。俺がメモを取っている間に空条氏は胸ポケットから写真を一枚取り出してテーブルの上においた。

 

 座っている銀髪の男と、小さな犬を抱えた人の良さそうな爺さん。後ろに民族的な服装の褐色の男。それから改造学ランを着た2人。1人は赤髪で、もう1人は律儀に学帽を被っている。

 ご存知の通り、あの写真だ。

 

「ご友人との写真ですか。…この犬がイギーですね」

 

「ああ…。どうだ、出来そうか」

 

「はい。随分個性的な子だったようなのできっと間違いません」

 

 極めて冷静に言葉を返したと思うが自信がない。だってあの写真が目の前にあるのだ。なんでもないように、それでいてとても大事そうに取り出した。ファンとしては写真の現物なんてヨダレものだぞ!興奮せずにはいられない。ここで見せてくれるとは!いやちょっと会ったことあるけどさあ、その時は喜んでる場合じゃなかったし!

 

 …よし、気を取り直してイギーを呼ぼう。

 

「プリーズ・リメンバー」

 

 

 

 

 

 

「……!イギー…イギーなのか?」

 

「アギッ」

 

「ふう…良かった。合ってるみたいですね」

 

 犬の正答率は決して高くない。イギーとはいえ心配だったのだ。

 空条氏はコートのポケットを漁り、コーヒーガムを取り出す。なんで持ってんだろう。必要ないだろうに…こういう時のためかもしれないが。いやどういう時だよ。

 

 差し出されたガムをイギーがすぐさまに強奪する。包装紙に入ってるというのに器用に中身だけを取り出してガムを食べている。そんなイギーを見ている空条氏は、なんだか優しげな表情だった。さっきとそんなに見た目は変わらないんだけれど。

 

「ガウッ」

 

「ああ。勝ったぜ…お前達のおかげでな」

 

 当然だと胸を張っている(ように見える)小さな犬。お互い言葉は少ないが、最低限の言葉で意思疎通できるくらいには奇妙な友情があったに違いない。部外者の俺にはそこから読み取ることしかできない。

 

「ポルナレフはあの旅が終わってもよく手紙が届く。しばらく会っていないが元気らしい」

 

「アウウア…フンッ」

 

 上機嫌そうに尻尾を振ったと思えば、すぐに恥じるようにそっぽを向く。ポルナレフの無事に安心したのがシャクらしい。

 それから俺がいるのも忘れたように、空条氏がぽつぽつと近況を話していく。と言ってもスタンドやDIOのことを直接的な言葉で言わないあたり一応認識はしているとみた。

 

「…よし、じゃあなイギー。元気でやれよ」

 

「バウッガウッ」

 

 最後に一鳴きした余韻とともに、誇り高い犬は姿を消した。

 

 

 

「本当に…死んだ奴を生き返らせられるんだな」

 

「生き返らせた訳ではありません。魂のエネルギーを呼び出しているだけです」

 

 呼び出した故人は、基本的に自分が死んだことを自覚している。確実に死者なのだ。それでいて全盛期の姿で現れるので、Fateシリーズの英霊召喚システムに近いものと考えてもらって構わない。魔力の代わりに俺の精神エネルギーが消費されるけどな。そう考えると融通が利かないクソスペックだな俺のスタンド。

 

 そして死者は自分の死んだ後のことは知る由もない。霊の鎮魂と言う意味でも俺のスタンドは意味を為す。

 

「悪かった。俺は少々君の力を疑っていた」

 

「胡散くさいですもんね、こういうスピリチュアルなのって」

 

「…良ければ後2人、頼みたいのだが」

 

「……写真の方のどなたです?」

 

「俺じゃない学ランのやつと、その右のエジプト人だ」

 

「彼らにも、報告を?」

 

「…まあな。天国かどこかで見てるかもしれんが、俺から伝えられるなら」

 

「わかりました。では1人ずつ呼びます。どちらから行きますか?」

 

 空条氏は写真の褐色の外国人を指す。フルネームは…

 

「モハメド・アヴドゥル。占い師のエジプト人だ。タロットを得意としていた。賭け事は苦手で、物事に熱くなりがちだったな」

 

「占い師ですか。俺も少し知り合いの占い師から色々教えてもらったことがあります。なんとなくですが、良い腕な気がします」

 

 エジプトでの顔も広かったようだし、人望があったのだろう。最後もポルナレフとイギーを庇って死んだ訳だから。

 

「では早速いきましょう。プリーズ・リメンバー」

 

 

 

「では…倒せたのだな、承太郎」

 

「ああ。ヴァニラ・アイスはイギーとポルナレフが。奴は…俺がとどめを刺した」

 

 母親も無事だ。そう伝えるとアヴドゥルは我が事のように喜んだ。死後の状況に始まり、ジョセフ・ジョースターが耄碌していることや隠し子がいたこと。学生服ではない空条氏の服装の話を挟んで、最後にお互い謝辞や激励の言葉を贈り、アヴドゥルは姿を消した。

 

 怒ったり笑ったり、となりに表情が変わりにくい空条氏がいたせいか、とても感情豊かな印象の人だった。空条氏の顔を見るに満足のいく再会になったようだ。

 

 

 

「最後はこの人ですね」

 

「そいつは花京院典明。一見物腰が柔らかそうだが、人に従属することを何よりも嫌う男だった。しかし仲間内では割と寛大で面白いやつでね。それからゲームが得意だった」

 

「いっちゃあ悪いですがややこしい人ですね」

 

「あとチェリーの食べ方が変」

 

「その情報要りました?」

 

 まあようは気高さを自分にも相手にも課していて、それが無下にされるのが許せない、といった感じかな。

 

「チェリー…いやチェリーはいいんだって…プリーズ・リメンバー!」

 

 

 

「クソッ承太郎、有名店のチェリータルトが販売再開したというのは本当か!!」

 

「ああ。本当だぜ!だがお前は死んでるからな。食べさせられなくて残念だ」

 

「なんだって僕は今死んでるんだ!ああもう、食べたい!僕は食べたくて仕方ないぞ承太郎!!」

 

「(さっきまで淡々としてたのに)なんで?」

 

 何故花京院まで淡々としたシリアスが持たなかったのか。これがわからない。

 




ちょっと心が持たなかっただけなんです。次の話でちゃんとしっかりまとめます

追記
段落下げてなかったので一部誤字と共に修正しました。誤字が無いように気をつけていますが、もし見つけたら報告していただけると助かります

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