私「さあバッテリーはどれくらい貯まってるかn……?」
既に訪問してきてた某指揮官『マシンガンを讃えよ!』
……計画通り。
(502小隊については以下のリンクにまとめてますので、どうぞご一読をば)
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=203686&uid=207295
その日、PMC『グリフィン&クルーガー』は激震した。
唐突に繋がれた通信。困惑する通信管制官を尻目に、二人の少女がコンソールに映し出される。
片方は背が高く、服装から髪色から何から何までが全部黒塗りの少女。もう片方は比較的背が小さく、腰にいくつかの榴弾を吊っていた。
そして何より目を引くのは、彼女たちが手に持つ無骨な銃器。これだけで、彼女たちが戦術人形であると看破するには十分だった。
『ご機嫌麗しゅうPMCの皆々様? 本日お日柄も良く……この後何だったかしら』
『敬具、とか?』
『それは手紙。しかも一番最後に着けるべきものね』
『えー。もう用事終わりでよくない? こんなのと長時間顔合わせたくないよ』
『MAGの世話か交渉か二択で選ばせてやるって言ったら?』
『もっちろん交渉だよリーダーまっかせて!』
一瞬で手のひらを返した小さいほうの少女。
そんなコントを繰り広げているうちに、通信管制官を押しのけて1人の女性がコンソールに張り付いた。グリフィン&クルーガーの上級代行官のヘリアントスだ。
彼女はコンソールに映し出された映像を見て、これ以上ないほどに眉間にしわを寄せる。
「……貴様ら、一体何の用だ?」
『あら、ヘシアンじゃない。婿は来てくれたかしら?』
「誰がスリーピー・ホロウの首なし騎士だ!? あと合コンの話はやめろ!」
『あっ、ふーん……そうね、悪かったわ』
「おい。今の言葉に込められた悪意、感じ取ったぞ」
『ねえリーダー、もしかしてこの人……』
『ええ。合コンにおいて国士無双の名を頂くほどに負けを積んできた、テンプレートに王道を征く神話級負けヒロインね』
「誰が韓信だ! 誰が神話級負けヒロインだ!? よし貴様ら其処を動くな逆探してそっちに向かうからな……ッ!!」
平時の余裕を湛えた態度をかなぐり捨てて叫ぶ上司に、席を乗っ取られた管制官の頬がひきつる。一体彼女たちの間にどんな確執があるというのか……どう考えても藪蛇なので、彼はそこで考えることをやめた。
そこで、ハッと顔色を変えたヘリアンが管制室にいた全員に叫ぶ。
「……貴様ら、今のは絶対に周りに話すなよ!? この通信およびそれに関する他言の一切を禁ずる! 違反者には相応の処罰が下るからそのように! いいな!?」
いっそ清々しいまでの職権濫用だった。
そして、ヘリアンはあまりの強引さにドン引きしている管制官たちを全員管制室から放り出し、しばらく肩で息をしながら立ち尽くしていた。
努めて平静になり、改めてコンソールに向き直る。
「……で? 何の用だ110BA。異動して以来ぱったり音沙汰がなかったが、どうして今になって連絡をよこしてきた?」
『理由は単純。502小隊の実在が露見したわ』
「……はぁ???」
何でもないかのように投じられた爆弾に、ヘリアンの思考が停止する。
え、バレた? キチガイどもの存在が? ……一般の指揮官に?
もはや恥も外聞もなく、ヘリアンは聞き返す。
「……マジで?」
『大マジ』
「そうか……」
椅子にもたれかかるヘリアン。
手で顔を覆い、深々とため息をつく。
そしてそのままの調子で、絞り出すように彼女はこぼした。
「はあ、これで上層部にも露見するのは確実だな……お前なあ、せっかく人が苦労して
『それに関しては申し訳ないと思ってるわよ。多少は』
「でも多少なんだろう……? で、他に何かあるのか……? 独断専行とゲリラ戦という概念の塊みたいなお前がそれだけで連絡をよこすとは思えないんだが……」
『ああ、それに関しては単純よ。所属は問わないから、
その言葉を聞いただけで、ヘリアンは向こう一年は胃薬と昼夜を共にする事を覚悟した。
そして、『使える』というやけに含みのこもった言い方に疑問を覚える。彼女の知る110BAならば、『単騎で戦場に放り出しても笑顔で帰還できる戦術人形をよこせ』とか訳の分からんことを言い出してくるからだ。
だが、ヘリアンはその言い方の意図に気付き、サッと顔色を悪くした。
「おい、おい……まさかとは思うが……」
『ええ、恐らくそのまさかね。
「いやいやいやマジかお前……」
頭を抱えるヘリアン。
確かに心当たりはある……が、しかし奴は502小隊のメンツにも引けを取らない指折りの問題児だ。アレのせいでいったいどれだけの戦術人形が
だが、この時のヘリアンは殆ど自棄になっていた。どうせ彼女が手塩にかけて育てていた502小隊の存在は明るみに出る。だったら存在がわかっていても手出しが出来ないようにしてしまえばいいじゃないか!
平時なら絶対に早退して休養を取るであろう危険思考のまま、彼女は突っ走ってしまう。
「……よし分かった、だったら貴様らの手に余るド級の爆弾を
『ええ、構わないわ』
「言ったな!? よし今からそっちに送り込んでやるからな! 絶対に文句言うなよ!!?」
そのまま彼女は返答を聞かずに通信を切断。
今の通信に関するログの一切を削除して、速やかにとある戦術人形に異動の辞表を出す。ただし
そして。
「くっふふふ、サプラ~イズ! 回る回るよ世界は回る、楽しい時間の始まりサ!」
P90「ねえ。私必要だった?」
110BA「言われてみればそうね。じゃあP90、MAGと
P90「くっそーやっぱりこうなるのか!」
MAG「マシンガン!マシンガン!マシンガン!マシンガンんんんんんんわぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!マシンガンマシンガンマシンガンんんんぅううぁわぁああああ!!!
あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ!マシンガンの無骨な薬室をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!
間違えた!ガチャガチャしたいお!ガチャガチャ!ガチャガチャ!弾薬ガチャガチャ!ゴリゴリガチャガチャ…きゅんきゅんきゅい!!
7.62mmのマシンガンかわいいぞぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
思う存分射撃出来て良かったなマシンガン!あぁあああああ!かわいい!マシンガン!かわいい!あっああぁああ!
あたしも乱射できて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!
ぐあああああああああああ!!!乱射なんて現実じゃ出来ない(※当然違法ですが国外であればやろうと思えば出来ます)!!!!あ…乱射も速射も高射も平射も掃射もよく考えたら… (※当然違法ですがやろうと思えばry
マ シ ン ガ ン は 現実 じ ゃ な い?(※現実の産物です)にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!
そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!戦場ぉおおおお!!
この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?7.62mmのマシンガンがあたしを見てる? (※マシンガンにそんな機能はありません)
7.62mmのマシンガンがあたしを見てるぞ! (※マシンガンにそんな機能はryああ5.56mmのマシンガンもあたしを見てるぞ!? (※そんな機能はryありとあらゆるマシンガンがあたしを見てるぞ!!! (※マシンガンry
マシンガンがあたしに話しかけてるぞ!!! (※ryよかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!
いやっほぉおおおおおおお!!!あたしにはマシンガンがいる!!やったぞリーダー!!あたしはあと10年は戦える!!!
あ、7.62mmのマシンガァァァああああああああああああああン!!いやぁあああああああああああああああ!!!!
あっあんああっああんあミニミぃいい!!ネ、ネゲヴー!!MG42ぃいいいいいい!!!MAGぅうううううああああああああああ!!!
ううっうぅうう!!あたしの想いよ神へ届け!!遥かなるオープンボルトの神へ届けぇええええええええええええ!!!!!!!!」
こんな気違いじみたあとがきで申し訳ありませんが、これが今年最後の投稿です。
皆さん良いお年を!