7月となれば、勇祐が勇者部に居るのはちょっと時間的におかしい気もしますが、居たという事で気にしないでください......。
なおメタ設定的には勇祐はまだ自分が白面であると勇者部に話していません。話数で言えば、11話と12話の間辺りになります。
「さぁ!明日は七夕よ!」
それは唐突な一言から始まった。
「そうだな」
「七夕といえば笹よね笹!笹に短冊!」
「そうだな」
「というわけで作るわよ!」
「嫌だが」
「ちょっと勇祐!ノリが悪いわよ!乗りなさいよ!ノリに!」
なんで乗らなきゃいけないんだ。しかも雨だぞ今日。こんな日にまさか笹を切りに行かせるつもりかこの先輩様は。
「天気を考えろよ。こんな日だから本来あったボランティアも中止で、遅れて来た俺以外全員帰ったんだろう?」
本当は来る気なかったんだけどなぁと思いながら煎餅を貪る。やる気なんて皆無だ。
元より今日は日直で、無理矢理やらされてる図書委員の委員会があったから休むと事前に連絡していたのにパイセンに「暇だから来い」と半強制的に来させられた形なのだから余計である。ここで言う事聞いておかないと後の方が面倒なのだ。
「しかも今はもう夕方。明日は土曜日で学校は休みだぜ?俺達がまだ部室でたむろしてる理由を忘れたか?雨が強くなったからだろ?」
窓の外を見れば大雨。傘を差していても足元とかずぶ濡れになりそうな大雨だ。そろそろ学校の閉門時間が近付いているのにぐだぐだと部室に居る1番の理由だった。
「ぐぬぬ......」
「何がぐぬぬだ。どうせ思い付きかなんかだろ。勇者部でやらないのか不思議に思ってたけど、普通に忘れてたんだな?」
「ち、違うのよ。明日は明日で七夕のイベントを手伝うからそれでいいかなーって思ってたのよ...」
「なら、それでいいじゃん。明日は俺も参加する予定だったし」
「勇者部でやりたいじゃない!手伝いじゃなくて、部室で!」
なんかクッソ面倒くさいスイッチ入ったなぁこの人...。この部長様はこういうスイッチ入ると止まらないんだよな。樹でもいれば止まったんだろうけど、無い物ねだりか。
「仮に笹取りに行くとして、まさか俺にだけ行かせようとしないだろうな?」
「ぎくぅっ!?いやいやいや、そんな訳でありませんことよオホホホホ......」
「おう、最初の擬音とよく分からん口調のせいで説得力ねぇぞ。あと、せめてこっち見て言えよそーいうの...」
呆れた。どうせそんなこったろうと思ったら案の定だったわ。
「計画性なさ過ぎだろ...」
「う、うるさいわね!」
「......ったく」
笹はなかったが、確か『アレ』が体育倉庫かどっかにあった筈だ。アレなら、代用になるか?この先輩のお眼鏡に叶うかは分からんけども。
「ちょ、ちょっと勇祐、どこに行くのよ」
「ん、代用品に心当たりがあるから取りに行こうと思ってな」
「やるじゃない!流石勇祐部員よ!」(怒って帰っちゃうかと思った......)
ボソッと俺に聞こえないように言ったのかもしれないけど聞こえてるからなパイセン。あえて口に出すような無粋な真似はしないけどさ。流石に見捨てるような薄情者ではないんだけど、その辺は信用が無いって事だよなぁ。
取り敢えずホッとしているパイセンを連れて部室から出た俺は体育倉庫へと急ぐ。下校を促す校内放送が流れるにはまだ時間はあるが、例のアレは体育倉庫の奥まった場所にあった筈だ。探すのも手間取りそうだし、さっさと行くに限る。
「ねぇ勇祐、ほんとに怒ってない?」
「ん?怒ってねぇけど......?」
「だ、だって歩くのとか凄い早いし...」
「早くしないと下校時間なのに校舎内に残ってて、先生に怒られるだろ?」
「あ、なるほど......」
納得してもらえたようで何よりだ。さっさと急ごうか。
「さて、この辺にあったと思うんだけど...」
「うわ、埃っぽいわねぇここ......」
「あんまり使われて無い方の倉庫だからなぁ...。ほら、普通は運動部の部室長屋の隣にある体育倉庫使うだろ?この体育館裏の倉庫はあんまり使われてねぇのよ。体育館の中にも倉庫はあるしな。しかも扉の建て付けも悪いとくれば使う奴はさらに少なくなるって事だ」
「そーいう事知ってるのはホント不良って感じよねぇ勇祐は」
そんなジト目で見ないでくれ。ここでは何も悪い事してないんだから。
ここを知ったのは勇者部への依頼で演劇部の手伝いで来させられた時だったんだがな。
だけどこの倉庫は教師もあまり来ない事もあって不良共...というよりは恋人同士の愛瀬の場所だった筈だ。
埃っぽいのは最近は使われてないという事だろう。いつ何処で聞いたんだったかな、この情報は...。
「ところで代用品ってなんなの?」
「ん?クリスマスツリーだけど?アレなら短冊も吊るせそうじゃないか?」
「クリスマスツリー...確かに短冊ぐらいなら吊るせそうだけど、風情が無いわよ流石に......」
「いいだろ別に。ヘンテコなのは勇者部っぽくていいじゃねぇか...おっ、あったあった」
ボロボロになったクリスマスツリーの箱が見つかった。随分と使い込まれているのは長年何処かの部活のクリスマスパーティにでも使われて来たからだろう。箱を開けてみたがそれなりにボロくなってはいるが十分使えるクリスマスツリーが出てきた。高さも俺の身長ぐらいだしちょうどいいな。
「あら、案外良いものじゃない。使ってないなら今年のクリスマスにも引っ張り出そうかしら」
「それでもいいと思うぜ。たぶんここ数年は使われて無いレベルの埃の被りっぷりだしな」
箱を指で擦ってみれば、積層した埃が指にこびりついた。数年レベルで済むのかこれは?
「さて、お目当てのものも見つかったし帰るか」
箱に積もった埃を落とした後に、俺達は出口へと向かっ......あれ、なんか扉閉まってんだけど......?
「なぁパイセン、扉閉めた?」
「えっ?閉めてないわよ?」
建てつけが悪いのと、埃っぽいからの理由で扉は開けっ放しだった筈だった。なのに、閉まっている。
「閉まってんだけど?」
「そう、ね......」
ちょっとだけパイセンの顔が青くなる。心霊現象と結び付けたのだろうか。そんな訳はないと思うんだけどな。
だけど嫌な予感するぞ。この扉、中から開けようとすると何故か開けにくいのだ。
だからこの倉庫は、正しくは『くっ付きそうだけどくっ付かない焦ったい友達以上恋人未満同士を閉じ込めて恋人にさせる』という割と悪どい方法で使用される事の方が多かったりする。
そして案の定、俺達の場合も開かなかった。
「これ、偶々先生が見に来て、中を確認せずに閉めた疑惑があるぞ」
開け方のコツは知っている俺は開けようと試してみたが、少し開いた扉の隙間から鍵が施錠されている事が見えた。悪戯するような生徒はとっくに下校しているだろうし、運悪く見回りに来た先生が埃っぽい倉庫内に入るのを嫌がってしまった結果だろう。
「そ、そんな...じゃあ私達明日までここに閉じ込められたままだったりしないわよね!?」
「流石にないだろ。取り敢えずパイセン、スマホ持ってる?俺は部室に置いてきぼりにしてきたんだけど」
「持ってないから聞いてるのよぉ!」
「うっそだろオイ......」
連絡手段が無くなった。一瞬にして脱出手段を失った訳だ。嫌になるなぁ。
開けようと思えば、流星を使って1発なんだがパイセンの前でやるのもなぁ...。
「「............」」
倉庫のトタン屋根に雨粒が強く打ち付ける音を聞きながら、俺は壊れているであろう大型のスピーカーの上に座って、パイセンはボロボロになって放置されている体育マットの上で、やることがないのでただボーっとしていた。最悪は明日の朝までこのままだ。
「暇ね、勇祐」
「そーだな」
「ねぇ、なにか暇つぶしの話題か何かないの?」
「ない」
「そこは何か用意しなさいよ」
「無茶言うなよ...パイセンこそ何かないの......おわっと...」
大きな雷鳴。光と音の差がほとんど無かったから割と近いところに落ちたんだろう。
雷は嫌いなんだよなぁ...あの天罰を思い出すから。
「結構近かった...パイセン?」
「ひゅいっ!?な、ななななんでもないわよ!?」
思い切り放心してたじゃん。なんにもなかった訳ないだろ。
「ん、もしかして雷が怖いのか?」
「そんな訳ないでしょ!?わ、私はお姉ちゃんなのよ!雷程度で怖がるわけが...きゃあ!」
再度の雷鳴。パイセンの口から可愛い悲鳴が聞こえてきた。
「な、なにニヤついてんのよぉう!」
「いやいや、パイセンの可愛い姿が見られたなと思ってな?」
「か、かわい...ちょっとこんな時に冗談は、ひゃああ!」
冗談じゃないんだけどなぁ。それにしても、パイセンの弱点がまさか幽霊の他に雷もあったとは。普段は樹が居るから強ぶってるんだろうなぁ、と思うと微笑ましい。
こう見ると怯え方が樹と良く似てるなぁ。あっ、なんか嗜虐欲に駆られてきた。すっごい悪戯したい気分だ。
「勇祐ぇ〜!なんとかしなさいよ〜!」
「勇者やってんだからむしろパイセンの方がどうにか出来る方だろうに......。なぁパイセン、ちょっと右側見てみ?」
「なによぉ...なんな、の...」
滅茶苦茶にタイミングよく、パイセンが右を見た瞬間に雷が近くに落ちて、天井付近の小窓から雷光が倉庫内を照らした。
その雷光はパイセンの右隣にある棚に丁度パイセンの目線に飾られていた、般若の仮面をピンポイントで照らしたのだ。まるでドラマみたいなタイミングだなおい。俺も『そうなったら面白いだろうな』って考えてたけど実際こうなると逆に驚くっていうか......。
「ぎゃああああああああ!!!???」
「女子力もへったくれもない叫び方だな......っておい!抱き着いてくんな!?」
「勇祐勇祐勇祐ぇぇぇ!!あ、ああああそこにゆ、勇祐が!」
「『勇祐』じゃなくて『幽霊』だろうが!あとアレはただの仮面だ!俺が悪かったから離れてくれ!!」
怯えながら俺に抱きついて右手をぶんぶん振りながら般若の仮面を指差すパイセン。半泣きなのは俺の計画通りだけど...パイセンの髪の毛から良い匂いがするし、む、胸が俺の胸板に当たってる......!
お、落ち着け俺!こういう時焦ったら碌でもない事になるのは経験上分かってるんだ...!
.......やばっ夏凜のあの姿思い出して、うわ...くっそ恥ずかしんだが......!?
「ゆ゛う゛す゛け゛な゛ん゛と゛か゛し゛て゛ぇ゛ぇ゛え゛え゛え゛!!」
「マジで抱き着くなって!なんとかしようにも出来ないから!早く落ち着けええええ!!」
ドォン!と爆発音のような雷鳴が轟く。こりゃあすぐ近くに落ち...
「びゃあぁぁぁああああ!?!?も゛う゛や゛た゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
ちょ!?俺を押し倒そうとするんじゃ...おわぁぁ!?
いってぇ!背中に棚が当たったどころか床に激突したんだが!?
あーもう滅茶苦茶だ!パイセンは泣き叫んでるし、もう何が何だか分かってないレベルだろ!?
あっ今の衝撃で棚が落ちて...くそ!パイセンに怪我させる訳にはいかねぇ!
「パイセン、ごめん!」
「ゆ゛う゛す゛......きゃあ!?」
上下をパイセンと入れ替わって、棚の間に俺の体を入れて腕で踏ん張る。
強い衝撃が背中と頭に襲い掛かってきた。痛覚が麻痺しててほんとよかった。
ただ、余りの棚の重さに支えきれなくなりそうだったけど、なんとか耐えた。耐え切ってみせた。男の意地ってやつだ。
「勇祐!?」
「...お、う。泣き止んだか?」
「そりゃ泣き止むわよ!怪我は!?」
「たぶん、ないかなぁ...」
痛いところが分からないから、どこが怪我してるかとかさっぱりだ。骨とか折れてないといいけど。
「......えっと、その...勇祐、さん?」
「なんで急にさん付けしたんだよ...?」
「今気付いたんだけど、顔が...近いというか......」
「......ごめん、今...支えるだけで精一杯だから意識させないでくれると...助かり、ます」
20cm先には、整った顔をして如何にも美少女だと個人的に思う犬吠埼風ことパイセンの顔がある。言われてから気付いたが、流石にこの距離は...近過ぎるな......!
カァーッと熱くなる顔をなんとか誤魔化そうとするが、この顔と顔の距離では無理だ。口調もなにかおかしくなってしまう。
「......水滴?違う、これって...勇祐!頭から血が出てるわよ!?」
「えっ...?あぁ、ほんとだ。ごめんな先輩。ちょっと頬っぺたに血が落ちて、汚しちゃったみたいで...」
パイセンの右頬にポタポタと落ちる水滴は暗くて分かりにくかったがどうやら俺の頭から流れ落ちた血だったらしい。パイセンには悪いことをしたな。
「汚れなんてどうでもいいのよ!早く手当しないと!」
「頭の怪我は派手に見えるだけだよ。手当もいいけど、さっさとこの重たい棚をどうにかしないと、な!」
流星を発動させて、身体に行き渡らせる。さっきは咄嗟のことで使う事をすっかり忘れてたけど、今なら十分使える。
背中で棚を押し上げて、なんとかパイセンが這い出られるだけの隙間を作り出すと、パイセンが急いで抜け出した。
後はこの棚を適当に横に置いておけばいいだけ。
「いやぁ、案外なんとかなってよかった」
「よかったよかった、じゃないのよ。そんな怪我までして...」
「面白がって意地悪した俺の自業自得だよ。パイセンは何も悪くない」
パイセンのハンカチで血を拭ってもらう。これぐらいやらせろ、とはパイセンの言葉だ。別にいいんだけど、好意を無碍にするわけにはいかないしやってもらうことにした。
「そうであったとしても庇ってもらったのとか、その......。あと、恥ずかしい姿も見せちゃったし...」
「いやぁ、アレは...俺も忘れるからさ......」
忘れないと、あの感触を思い出して......恥ずかしいんだよ!
その後、近くの木に落ちたらしい落雷の影響を見に来た先生に扉を開けてもらった俺たちはなんとか外に出る事が出来たのだが、多分俺は...一生あの間近で見たパイセンの顔と、あの香りを忘れる事はないんだろうなぁ、と顔を少しだけ熱くしながら思うのだった、まる。
♦︎
翌週。見事な晴天の下、七夕のイベントの手伝いが終わった勇者部一行は、部室に置いてあったクリスマスツリーに驚き、更にこれが七夕の笹代わりだというので2度おどろいていた。
「笹がなかったからクリスマスツリーに短冊って訳?適当にも程があるでしょうに」
ご丁寧にクリスマスの飾り付けまでされたクリスマスツリー七夕風味を見ながら、夏凜は呆れた口調で言う。
「い、色々あったのよ...ねぇ、勇祐?」
「そう、だな......。色々あったんだ。色々と......」
2人揃って顔を赤らめ、頬を掻きながらそっぽを向く風と勇祐の姿は、初めてのキスを終えた初々しいカップルのようだった。
「ねぇ東郷さん。風先輩とゆうくん。なんだか余所余所しくないかな?」
「そうね友奈ちゃん...これは『ナニ』かあったに違いないわ...。どうする友奈ちゃん?処す?処す?」
友奈と東郷はわざとらしくヒソヒソと噂するように話し合う。それが返って、風と勇祐の顔を赤く染め上げた。
「怖い事言うのやめて下さいよ...アレ?もう誰か短冊括り付けたんですか?」
ふと樹がクリスマスツリーを見てみれば、古びた短冊が『8枚』吊り下げられていた。
「あぁ、箱から引っ張り出したら、前に同じ事考えてた連中のが引っ付いててな。そのままにしてあるんだ。湿気で滲んで、もうなんて書いてあるのか読めないけどな」
友奈が桜色の短冊を手にとってみれば、『皆が———ませんように』と掠れてかなり読み難く、名前に至っては一切解読出来ないレベルの文字が書いてある事に気付いた。
「なんて書いてあったんだろうね、これ」
「よく読めませんねこれ...。他のも似た感じですね」
樹がいくつかを手に取ってみるが、同じように掠れたものばかりだ。相当昔に書かれた代物だと推測出来た。
「ま、後で仕舞う時にでも一緒に片付けるさ」
次こそは誰も連れて行かずにこれを片付けに行こう、と勇祐は心の中で誓ったのだった。
・勇祐
しょーがねーなー、と思い腰をあげたら案の定トラブルに巻き込まれToLOVEるしちゃう系男の子。パイセンの胸は東郷程じゃないが柔らかかったらしいし、フレグランスな香りがしたらしい。良い匂い。
改めてパイセンって美少女の系統だよな。と思ったり、なのになんでモテないんだ?と思ったりしたそうな。
ちなみに短冊には「皆が幸せでありますように』と適当に書いた。
・風パイセン
思いつきで七夕がしたくなった系女子。雷にびびって般若にビビった。そりゃあ、隣に般若の仮面が照らされてたら叫び声上げるよね。
勇祐に庇われてドギマギしたりした。あの友奈の双子の弟なので顔は普通にイケメンである。ただ怪我に無頓着なのはマイナス点らしい。
短冊には「無事に御役目が終わりますように」と書いた。
・友奈
ゆうくんがオスの顔してる!そういえば血の付いた風先輩のハンカチを洗ってたけどもしかして!?ただこれは友奈なりの冗談である。
まぁ大体の今回の出来事は予想していて、それは9割方当たっている。外れているのは発端が勇祐であると予測したことだけ。
短冊には「ゆうくんとずっと一緒に居られますように」と書いた。
・東郷
風先輩が勇祐君に『堕』とされた!これは事件よ友奈ちゃん!なお殆ど悪ノリである。
短冊には「無事に年を越せますように」と書いた。
・樹
お姉ちゃん、なにやらかしたんだろ...?勇祐さんに迷惑かけてないかな?7割は勇祐が迷惑を掛けた。イマイチ姉を信用していない妹である。
短冊には「夢が叶いますように」と書いた。
・夏凜
流石にクリスマスツリーはないでしょ...。電飾とかもなんで付けたの?
などと言いながらも楽しみながら短冊は書いたようだ。
短冊には「勇者部が健康でありますように」と書いた。
※古びた短冊は合計で8枚でした。こっそりと修正しておきましたが本編にはあまり関わらないのでスルーしてくだしあ......