後SSR十二神将(季節別込)はバレシンダラに指輪上げたらコンプリートにまでなりました
え?ロリに手を出すのは犯罪?そうですね
「満天を見よ!そして、彼の七星を刮目せよ!」
簡潔に言おう、十天衆男性陣とグランでバトルしている。無論、喧嘩とかではなくバトルロイヤル的な手合わせではあるのだが。
「てめえ!!手合わせつったろうが!!」
「ハハハハ!手合わせでも勝つ気が無いわけじゃないからねぇ!!」
「よーし、乗った!!じゃあこっちも本気だすからな!!喰らえ必殺ティアマト・ボルト殴り!!」
「あ、待って団長ちゃん本気出したら不味…あー!!ほら持ち手のところで殴るから剣神の頭凹んじゃった!?」
「メメントヴィータ!!」
「捨狂煉路敷!」
「ちょっ、ちょー!!」
……シエテを何故かボコボコにする回のようになっているが、一応全員が敵のバトルロワイヤルである。ほんとに。だが、大人気なくシエテが剣神を出したのが悪いとも言えるが。
「よーし、そう来るなら俺も張り切っちゃおうかなぁ!!」
「━━━━調子に乗ると足元を救われるぞ」
「うわっと!!シスゥ、いつから後ろにいたの?ビックリしたんだけど」
「後ろから殺気を消して首を切り飛ばすのと同時に心臓部に向けて掌底もしたんだがな、全て避けたか」
「殺すことに余念が無さすぎない?」
「お前にはそれくらいあったとしても対処出来るだろう、今みたいに……そもそも、後ろにいたことにも気づいていただろう」
「ありゃ、バレちゃった?」
それぞれがそれぞれ、シエテを狙う。この中での1番の実力者だと見込んでの勝負である。普段はとぼけた態度を取っているが…この男、十天衆の中でも抜きん出ていると思われるようなところが幾つも存在していた。
「さーて、それじゃあ続きを…おりょ?」
「む」
「あ゙!?」
「うおっと…!?」
「ぬっ……」
「さて、これまでだよ」
それぞれのメンバーの前に、槍が突き刺さる。そして、槍とその前にいる人物を囲うかのように障壁が展開される。十天衆とグランを全員一時的にでも拘束できる人物。それは、同じ十天衆のほかにいない。
「ウーノ…さっきから全然手を出してこないと思ったら、こういう準備してたって訳?」
「あぁ、どうにも君達は熱くなる傾向にあるからね。私達十天衆は、空の脅威を止めるのが主な役割だが…それとは別に個人的に見たら『熱』を出しやすいのが玉に瑕だね」
やれやれ、と言った風にため息をつくウーノ。そして、それぞれを軽く睨みながらちょっとした説教を始めていく。
「シエテ、楽しくなってきたからといって…剣神は無闇矢鱈に出すものでは無い」
「うっ……スイマセン…」
「シス、シエテ相手とはいえ先程はあまりにも本気すぎる」
「…すまん」
「グラン、武器は大切に」
「ア、ハイ…」
「カトル」
「…なんですか?一応言っておきますが目立つようなことはしていませんよ」
「君、隙あらばシエテに武器を投擲しようとしていただろう。シエテもそれを読んで剣神を配置していたようだから、投げられないでいたが…」
「この人なら仮に投げられても止めれるでしょう?全員から狙われているのに対応できるくらいには冷静だったんだから」
「それでも、だよ…君は怒っても基本冷静でいるが…手加減が無くなる。無論、悪いことでは無いしいい事だが…シエテから始めたのだからシエテが悪いが…乗っかる物では無いよ」
「……そうですね、言い訳でした。」
そして最後に、と付け加えてウーノはオクトーを見る。オクトーもウーノが言いたいことが理解出来ているのか、笑みを浮かべていた。それを見て、ウーノはさらにため息を着く。
「頭目であるシエテが止めなかったのが一番の問題だが…君も君だよオクトー?楽しかったのだろうけどね、止めるべきところは止めないと」
「珂珂!いやはや、仕合が心から楽しめると思うとついな」
「まったく…君の悪い癖だよ」
「まぁー!ほら、ウーノが止めてくれたしね!!」
「シエテ、反省してくれ」
「あっはっは!!」
「そもそも…私が止めると分かっていた上で剣神を出しただろう君…良くない癖だよ…実際に任せられる人物にほんとに全て任せるのはね」
ウーノの言葉にしょぼくれるシエテ。ウーノを信頼しているからこそ、と言えば聞こえは良いが実際はぶん投げて任せているだけである。
「それと全員、自らの力を少々過小評価しているようだね…特にグランとシエテ。君たち二人は特に本気を出し始めると手が付けられない」
涯ての力…シエテが使えるらしい領域の力である。そしてフェニックスの1件で創世神となったり、シエテと同じように涯ての力を取り出せる様になったグラン。気楽に取り出せる力では無いが、しかし使えたという事実がある以上本気を出させるわけにいかないのもまた事実なのだ。
「いやいやウーノ、そう簡単に取り出せる力って訳じゃないのは知ってるだろ?俺も団長ちゃんも━━━」
「ぶえっくしょい!」
唐突にくしゃみするグラン。その瞬間真ん中がモヒカンのように青くなり残りの部分は真っ白に光り輝き始める。どっちの力も取り出せてる状態のようだ。因みにくしゃみの瞬間だけなので0コンマ以下である。
「……どうしようかシエテ」
「え、何、どったの2人とも」
「いや、あの後から今まで全然そんな素振りなかったじゃん…多分大丈夫だって」
「いやしかし……そうだ、一旦確かめてみたらどうだろう」
「あぁ、じゃあ簡単だ…ウーノは障壁解除してくれるだけでいいよ」
「…?わかったよ」
「ウーノ?何言ってんの?というか2人してさっきから何を話して」
「シエン・ミル・エスパーダ!!」
ウーノの張った障壁が解除され、そして同時に飛んでくるシエテの奥義。何とかグランは飛んできた剣拓全てを弾き落とすが、急に行われる戦闘に驚きと困惑を隠せないでいた。
「まじでいきなり何?」
「どう?ウーノ」
「うーん…今のは不意に出てしまっただけのようだね、流石に今の攻撃を素で返せてる辺り偶然のようだ……しかし危険なことには変わりないね」
「とりあえずごめんね!」
「……ホイホイヨイショのどっこいしょ」
「え、なんで無言で装備変えて…待ってどっから取り出したのそれというか衣装も変えてるけどいつの間に着替えたの……ってなんで剣豪に…?」
テキパキと着替えそして装備を変えるグラン。その手にはイクサバが握られている。あまりのことにシエテも本気で困惑していた。しかし、そんな事も無視しながらグランは準備を進めていく。
「ほい剣禅一如と無明斬」
「何でかわかんないけどそのやり方で出来るとは思えないんだけど」
シエテからのツッコミを無視するグラン。そして、辺りをぐるっと見回してから指パッチンで指を鳴らす。
「シャトラ」
「うししし…
「ゑ?」
「
「ちょ、待っ…というかいつから居たの!?」
「
「あ゙っ!ミサイル駄目!!撃ち落とせるけどいきなりはびっくりする!!」
突然どこからともなく現れたシャトラに困惑しつつも、何故かちゃんと対応できているシエテ。正直、びっくりするというのも怪しい感じではある。
「ほいクリスマス」
「
「今聖夜じゃないよ」
「
「セリフ被ってない?」
「
「ところで団長ちゃん何してるの?」
「対処出来る程度に手加減してくれたとはいえそもそも不意打ちされたのがちょっとむかっ腹立ちました」
「……そうだね、流石に私達が悪い」
明らかにヤバいオーラを放ちながら構えているグラン。ウーノは観念したかのように自分に障壁を張る。但しシエテには張ってない。
「ウーノ!?俺にもそれ欲しいなぁ!!」
「……君は対処できるだろう?」
「出来るけどs」
「無双閃++!」
「うわあああああ!!???」
「もいっちょ無双閃++!更にこのまま攻撃3回!!はい続けざまに無双閃++!!」
━━━━結局、戦っていた場所は無人島だったのだが……島の一部が削れる程の暴れっぷりだったという。途中から空気と化していた他の十天衆のメンバーだが…シスとカトルは呆れて帰り、オクトーは途中から参戦したという。
全員無傷で帰ることが出来たのは奇跡…では無い、そもそも全員の実力であれば全員が傷なしに戦いを終えることは可能だからだ。故に、被害は無人島が若干削れた以外のものは存在しないのである。
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そして全員が帰った後の話。
「削れたところはガレオンが直してくれました」
「流石六龍、仕事が早いねぇ」
「私も少し舞い上がっていたね…気をつけないと」
グラン、シエテ、ウーノが座り込み話をしていた。無人島とはいえさすがに冷静になって考えてみたら、あまりにも本気を出し過ぎたのがいけなかった。
「いやぁ……あっはっは!まぁ過ぎたことはいいじゃないの!直せたんだし!!」
「そういえばガレオン言ってたよ。
「なるほど、そのご好意に預かるのもいいかもしれないね…私たちだけとは言わずこの団には力ある物が多い。その力の振るい方の練習が出来るなら尚更いいだろう」
「それよりも今団長ちゃんどうやってその喋り方真似できたの?」
「なんか出来た……
「おかしくない?」
何故かガレオンの喋り方と月の言葉を話せるようになったグラン。ただの練習と研究の成果である。そんなことはさておき。
「まぁやるってのはありだね…船の上だとどうしても基礎鍛錬しかできないから…」
「じゃあ相談しに行こっか」
「そうだね、私としても捌け口があるのはいい事だと思うよ」
こうして、グラン達はガレオンに島のことで相談に行くのであった。しかし、この時は知る由もなかった…ガレオンが作った島が『あれも欲しい』『これも欲しい』して言った結果…謎に観光名所として栄えてしまうことに。戦闘練習用の無人島だったはずなのに、テーマパークとか出来ちゃったりすることに……しかしその話題は特に話すこともないので……ここで終話なのである。
属性が違うからアビリティの反映されないだろ?そうなんですよね、HAHAHA
十天衆の信頼関係って多分不意打ちで奥義打ってもその場で文句言われるだけで後に引かず終わるくらいの仲のいい関係性だと思ってます