ハイスクールD×D 幻想の守り手   作:てんこ盛り大好きあかき

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はぃ!作者のゲーム大好き渚です!。

平成、最後の投稿になります!。

元号が令和に変わりますが、これからも少しずつ小説を投稿していきたいと思います!。

応援よろしくお願いしますm(_ _)m。



第5話

―――教会の使者が現れてから数日―――

 

『ハァ……』

 

真は、あれからというもの……様々な組織や機関から勧誘が絶え間なく続いていた……

 

「無銘……溜息が漏れているぞ……」

 

『あぁ、マスターか……』

 

カウンターの奥から現れたマスターは無銘に紅茶を入れたカップを手渡す。

 

「それ程の相手だったのか?さっきのロスバイセと言う娘は?」

 

『アースガルズの『戦乙女(ヴァルキリー)』だったのだが……英雄としてアースガルズに来ないかと勧誘されてな……』

 

無銘の返答にマスターは、首をこちらに向け驚愕した表情を浮かべた。

 

「ほう、英雄とな?そりゃぁ凄いな……いったい何故、そんな名誉な事を断ったんだ……?」

 

アースガルズの勇者ともなれば死後……その魂はヴァルハラの戦士となり将来を約束されたも同然のはずなのだ。

 

『そもそも、俺はどのの勢力につく気はない。傭兵が性に合っている』

 

紅茶を飲みながらそう語る無銘。

 

「もったいねぇな……それで? そんだけ疲れているのは、何もその『戦乙女(ヴァルキリー)』の娘だけが原因ではないだろ……?」

 

『あぁ……しつこい『錬金術師』に『狂神父』、しつこく追ってくる『情報屋』に生粋の『戦闘狂』……上げるときりがない……』

 

無銘が上げた者に苦笑い浮かべるしかないマスター……

 

「それは、災難だったな……」

 

『全くだ、ハァ……』

 

無銘は、思わず溜息を零す。

 

 

 

店の奥へと戻ろうするマスターが突然こちらに振り向いた。

 

「おっと、そうだった」

 

『ん?何か用事でもあるのかマスター……?』

 

「あぁ、お前個人に依頼として手紙が来ているぞ、無銘」

 

そう言うとマスターは懐から一枚の手紙を手渡す。

 

『中は見ていないのか……?』

 

「あぁ、中身はアンタにしか見せるなと依頼主に言われている……じゃあ、なんかあったら呼んでくれ」

 

そう言いながら、マスターは店の奥へと進んでいった。

 

 

 

 

 

無銘ははいつもの指定席へ行くと、差出人不明の封筒を開けた。するとそこには、改めて本当の依頼を伝えたいという内容と、場所の指定が記されていた。

 

 

場所を指定しているという事は……誰にも聞かれたくない仕事という事か。それに、この招待状に微かに感じる魔力の残留は……まぁいい、向かうとしよう……

 

 

無銘は手紙をしまい、指定された場所へと向かう。

 

 

 

 

 

とある高級リゾートホテルに無銘は佇んでいた。ホテルには無数の高価な装飾が施されており、一般の人からすると近寄り難いものだった。

 

『待合せの場所にしては目立ちすぎるな……』

 

無銘はそう呟くと、ホテルの中へと進んでいった。

 

 

 

「無銘様、お待ちしておりました」

 

ホテルのエントランスまで進むと、そこにはスーツを着た一人の女性が待ち受けており、此方に向かって一礼する。

 

『依頼主のいる場所に案内してもらおうか……』

 

「畏まりました。依頼主のいる場所へ案内いたします」

 

女性がもう一度一礼をすると無銘は女性と共に依頼主の入る場所まで、移動を開始した。

 

無銘は移動中に依頼主が何者なのか理解した……

 

この女から感じる魔力。

やはり……『堕天使』が持つ魔力と同じ性質のものだな……

 

堕天使からの依頼は初だが……

相手がよほどの外道(バカ)じゃないといいんだがな……

 

無銘は数ある依頼の中に堕天使の討伐をいくつか受けていたが……無銘が出会った堕天使の大半が、自尊心の固まりで人間を見下し、慢心する傾向にある為、あまりいい印象を持っていなかった。

 

「依頼主の方はこちらでございます」

 

女性は扉の横に立ちドアノブに手をかけ開く。扉の先には金髪にスーツを着た一人の男性がいた……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おぉ! きたきた、まってたぜぇ……“死神’’さんよ……」

 

 

 

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