ご了承を!!
今回は叢雲達の食べ歩きツアーになります
「へぇ?これ美味しいわね?
具沢山で様々な味を楽しめて」
「でしょでしょ!私これ大好きなのよ!!
お肉は美味しいし野菜も取れるし!」
「あ、本当に美味しいですねこれ」
「具材沢山だから叢雲さんも古鷹さんも喜ぶと思ったけど良かった!」
現在、沖縄にて古鷹、叢雲は共に行動しその案内役として瑞鶴、阿武隈が同伴していた
その理由と言うのも、瑞鶴は沖縄の食べ物に詳しく阿武隈は景色等に詳しいからと言う理由だった
叢雲の状態は安定しており本当はニ、三日は安静にしてほしかったのだが叢雲本人が「早く出掛けたいの何か無いの?」と医師に詰めより液状の飲む高速修復材を出してもらい朝、昼、晩とキチンと飲むことを約束に今回ツアーに参加した
肝心の佐渡は「用があるからお前らだけで楽しみな、後夜まで帰ってくるなよ」と言われ沖縄鎮守府で何か用意しているらしい
大井に関しては、曙、潮、朧、那智が連れていき「大井さんの案内は私達がやるわ!!」と息巻きどこかに連れていってしまった
大井も満更ではなく「夜に落ち合いましょ?」と言い三人の駆逐艦に手を引っ張られその同伴として那智が着いていっていた
明日は明日で、また人を変えて小笠原の三人をもてなすらしいのだが三人はそれが楽しみで仕方無い様子だ
「タコスって言うのこれ?」
「そうよ!トウモロコシの生地で出来たメキシコの料理何だけどね……」
瑞鶴は味が気に入った叢雲に嬉しそうにタコスの事を詳しく説明していると叢雲も食い入るようにその話を聞いてはいるがタコスを食べる手をやめてはいない
「あはは、相変わらず食べるなぁ叢雲は……」
「あ、古鷹さんついてますよ?」
「え?どこ?」
阿武隈は、古鷹の口元に付いたサルサソースを取ると自分の口に運び舐めるのだがその瞬間気付き顔が熱くなる
「あ、ありがとうございます!
どうかしましたか?阿武隈さん?」
「な、ななな、何でもないです!!」
「よーし!!」
阿武隈が突然赤くなっているのを気にしていた古鷹だが突然瑞鶴が立ち上がりタコスを一気に食べきるが口元にトマトとサルサソースが付いているが気にしてないのか気付いてないらしい
「叢雲!気に入った!!今日は食べまくるわよ!!
付いてきなさい!!」
「良いわよ!!この沖縄名物今日一日で食いきってやるわ!!」
瑞鶴と叢雲を握手をするとニカッと二人して笑っていると古鷹と阿武隈は苦笑いを浮かべて溜め息をつく
(やっぱりこうなるのか……)
「ほら!!あんた達ボケッとしてない!!
まだ食べてないもの一杯あるんだから!ちゃっちゃと食べる!!」
「古鷹行くわよ!!今日は食べまくるんだからね!!
あぁ!!楽しみだわ!!」
二人は意気揚々としながら、古鷹達を置いてスタスタと歩いていってしまう
「ちょ、ちょっと!!」
「二人とも早いよ!?」
古鷹と阿武隈は急いで食べ終わり、ゴミ箱に捨て律儀に店のお兄さんに「ご馳走さまです!美味しかったです!!」と言うとお兄さんは「ありがとう英雄さん」と言われたのだが古鷹はそんなこと気にしてる余裕がないほどに瑞鶴と叢雲が早く阿武隈と後を追いかける
「「二人とも待って(よ)ー!!」」
次回
大井&駆逐艦の水族館ツアー
今回の話は叢雲、大井、佐渡の交互にやっていきます
彼等の一日の休暇ご覧ください