「~♪」
佐渡は沖縄鎮守府の厨房を借りながら、霧島、妙高、筑摩と共に夜ご飯の料理をしていた
三人が沖縄での料理を作っている間佐渡は自分の鎮守府よりある多くの食材や調味料に嬉しさを覚えながらテキパキと手際良く色々と作っていた
「へぇ……佐渡さんお料理上手なんですね…」
その姿を隣で見ていた筑摩が覗き込むように言っており佐渡はフライパンを返しながら楽しそうに話す
「俺の数少ない趣味なんですよねぇ
あ、筑摩さんこれ味見して頂けませんか?
いつもは親方にお願いしてまして、こちらの方々の口に合えば良いのですが?」
佐渡は箸で少しだけ野菜炒めの肉と野菜を取り出し小皿に乗せると筑摩へと差し出す
「あ、ありがとうございます…」
「熱いのでお気をつけを」
佐渡から差し出された野菜炒めを息を吹き掛けながら食べるがやはり出来立てなのでまだ熱くはふはふしながら食べる
「いかがですか?」
筑摩は、口の中に広がる野菜と豚肉の旨味を堪能しながら佐渡へと親指を立てる
「すっごい!美味しいでふ!」
「良かった!!では次はっと」
筑摩から褒められ、このぐらいで良いかと思い大皿によそうと直ぐ様フライパンを洗い別の料理を作る準備をしていると近くの鍋が沸騰しており中身を覗く
「お、こっちも出来たか…
味は…」
中身は味噌汁だが、中には大きいマグロの頭が入っておりグツグツと煮えている
小皿に味見の為少しよそい飲むと味を確認する
「…こんなもんか、良し!
次は…」
と言うと蓋を締め火を切ると手早く別の料理へと差し掛かる
その様子を見ていた三人は感心しながら納得はする
(((古鷹さんと大井さんが言ってたのはこう言うことか……)))
実は、佐渡の料理好きは大井と古鷹に聞いており半信半疑だったのだがここでの腕前を見て確信する
「佐渡君ー?料理の出来はどうだい?
こっち完了したよ?」
「こんばんわ
妙高さんこっちの準備は終わりましたよ?」
「お?良い香りじゃねぇか!!
なに作ってるんだい?」
石澤が、厨房に入ってくると後ろから満潮、隼鷹が入って来ており用意された料理を見に来ていた
「えぇ、完璧とは言いませんけどそこそこには出来てますよ」
「お?これは妙高達が作った奴じゃないな?
佐渡提督のかな~?」
隼鷹が佐渡の作った野菜炒めをつまみ食いしようとすると満潮がその手を叩き止める
「こら!!隼鷹!つまみ食いは駄目!」
「ちぇ、みっちーは厳しいなぁ」
「みっちーって呼ぶな!!
ほら運ぶわよ!!」
満潮に言われた隼鷹は口を尖らせながら渋々満潮と共に料理を運んでいくと佐渡は微笑む
「そうだ、佐渡君そろそろ君の艦隊が帰ってくるんじゃないかな?」
「おぉ、でしたら迎えに行かないとですね」
佐渡は、フライパンを洗い終わると後を三人に任せて早足で沖縄鎮守府の出入口へと向かうと不意に携帯が鳴り出す
「はいはい、佐渡ですが?」
『あ、佐渡さんですか?大淀です
ちょっとお話が………』
「……はい、分かりました
いつですか?」
『四日後になります
資料は後でそちらに送りますね』
「はい、分かりました
では失礼致します」
佐渡は電話を切ると溜め息混じりに歩いていく
「チッ、また島流しか」
そう誰も居ない廊下で呟きながら
次回
祝勝会
何か料理の事書いてたら終わってたと言う
なにこれ辛い