金剛好きの方にはすみません……
「遠路遥々護送ご苦労様です!!」
佐渡は、小笠原の港に到着した三人の艦娘に対し敬礼をすると三人も敬礼を返し叢雲達は佐渡の後ろで待機している
「いえ!!お姉さまの為なら私何でも頑張っちゃいますからね!!
佐渡司令官ですよね!!司令からいわれております!!良い方だと!!」
元気一杯に右端で敬礼しているこの娘は、金剛型二番艦 比叡
戦艦棲姫戦の時に連合艦隊に居た、佐世保鎮守府所属 葛城提督の艦娘である
「お姉さまの為ですから!これぐらい平気です!
佐渡提督ですね!提督から聞いております、素晴らしい方だと」
比叡の隣で、佐渡に敬礼している健気そうなこの娘は、金剛型三番艦 榛名
彼女も戦艦棲姫戦の時に連合艦隊にいた、横須賀鎮守府所属 猿橋提督の艦娘である
「お姉さまの為ですからね!少し遠かったですがこの程度計算のうちです!
また会いましたね、佐渡司令官」
そして、最後佐渡に敬礼しているこの娘は金剛型四番艦 霧島
戦艦棲姫戦の連合艦隊におり、そして沖縄でお世話になっていた 沖縄鎮守府所属 石澤提督の艦娘である
「皆さん、疲れたでしょう?
一息いれませんか?後、俺には敬語も敬礼も入りませんからね?」
「そうしたいの山々なのですが……」
「私達、この後任務がありまして…」
「正直、もっと話したいし料理のコツを聞きたいのですが……」
比叡、榛名、霧島共々悔しい表情をしながら顔を反らすが霧島に関しては拳を握りしめているほどに悔しいらしい
「そうなのですか、残念です……
折角ですからパンケーキでも作ろうかと思ったのに……」
その言葉に三人ともビクッと身体を震わせる
「ぱ、パンケーキ……」
「蜂蜜とバターたっっぷりの美味しいのを……」
佐渡はそう言うと叢雲達を見るとアイコンタクトを送る
理解したのか大井は溜め息をつく
「えぇ、とっても美味しいんですけどね
提督のパンケーキ。
確か紅茶もありましたよね?」
「こ、紅茶……」
「残念ねぇ、
まぁ、任務があるなら仕方ないわよねぇ?
私達五人で美味しく頂きましょ
あーあ、折角司令官が作ってくれるのになぁ?」
「ぐ、ぐぬぬぬ……」
三人が煽るように言っていると、比叡達も拳を握り締めかなり悔しがっていると古鷹が満面の笑みで止めを指す
「提督のお料理は何でも美味しいですからね!
パンケーキも絶品ですよね!それこそ、街のスイーツ店にも負けないくらいですよ!!」
「「「絶品…」」」
その瞬間、三人が喉を鳴らしたところで佐渡は振り返り比叡達から去っていこうとする
「でも、残念ですねぇ今日位しか作れないのに……
街に買い物行くのは一ヶ月に一回ですから滅多にないのに…」
「「「……」」」
三人は顔を見合せると霧島が手を上げる
「はい!!佐渡司令!私食べたいです!!」
「ちょっと霧島!?」
「この後の任務は良いの!?」
すると霧島は眼鏡をくいっとあげながらそっぽを向く
「わ、私の計算が正しいならこの後沖縄鎮守府に帰るまでにお腹が空いて戦闘どころではないと思います!!
それに、佐渡司令の料理スキルは今後役に立つと思われます!!」
「じゃあ、私も食べたいです!!」
「比叡お姉さままで!?で、では榛名も……」
霧島を火付け役に結局三人とも一息つくことになったのだが肝心の島流しにあった金剛が居ないことに気が付く
「そう言えば、金剛さんは?」
「あ、お姉様ですね……」
「お姉様、そろそろ出てきてください?」
「そうですよ、佐渡司令がお呼びです」
そう三人が言うと榛名の後ろに隠れていた何かがビクッと動く
「そう言えば、そこに誰か居たわね?もしかして」
「貴女が?」
その何かはおずおずと榛名の影から出てきては居るが榛名の袖を掴みっきりになりながらゆっくりと出てくる
「こん…にち…は……金剛…型…一番艦 金剛…です
初めまして……佐渡…提督さん」
やたら縮こまりまるで子犬の様な感じになっている金剛、つまり今回の島流しになった艦娘が居た
次回
不幸な金剛
明るい金剛さんだと思った?残念だったな!!!
すいません理由があるんです許してください