叢雲だからこそ行える事もありますけどね…
「んで、今回は私ってこと?」
「そうなるわね」
「が、頑張ります!」
「金剛さん、気張りし過ぎないでくださいね?」
現在、四人は海上の上でそれぞれ艤装を纏いながら立っていたのだがやはり三人は金剛へ視線を集めていると金剛は申し訳なさそうにする
「な、なんですか……」
「へぇ…良いわねやっぱり戦艦って」
「こんなに砲門あって重くないの?」
「私より多いですね……
火力も高そうです」
「お前らー!演習しろー!!
早く金剛と遊びたいんだけど俺~?」
三人はまじまじと金剛の艤装を見ているが岸に居る佐渡から注意されるのだが大井は佐渡へ砲門を向ける
「提督~?金剛さんへの過剰なスキンシップは許しませんよ?」
「何でだよ!!良いじゃないか!!
金剛柔らかいんだもん!!」
「良くないですわ!!この性欲野獣提督!
あんたなんかに金剛さんは渡さないわよ!!」
「あんた達?どうでも良いけどやるの?やらないの?
やらないなら二人とも雷撃で吹き飛ばすわよ?」
「「ごめんなさい、お願いします」」
「あはは……」
三人コントの様な流れを一通りやると、大井も主砲を構えそれに続き金剛、古鷹も構える
「じゃあ、あれ撃ち抜いて」
叢雲が指差したのは金剛達から百メートル程離れた三つの的である
ここからではかなり距離がありしかも的が通常の半分、車の窓位の大きさである
「はい、開始」
そういい終わると、叢雲は手を叩き特に何かを教えるわけでもなくただ海面に座り始める
「え?え?」
流石にどうすれば良いのか分からず困惑する金剛の隣では大井が必死になりながらその的目掛けて砲撃している
「この!この!!」
だが、大井の砲撃は的の側を掠める程度で全く命中していない
一方古鷹は静かに息を吐くといつもの優しい感じとは違い冷静に確実にその的を狙う
「良く狙って……撃て」
古鷹が放った砲撃は弧を描き的の少し上を狙うのだが、距離により砲弾はゆっくりと高度を落とし見事的の真ん中を命中させる
「相変わらずね、古鷹
休んでて良いわよ?」
「やった!ありがと叢雲!」
古鷹は、的当てを終えると叢雲の隣に移動し大井と金剛の様子を見ると金剛はゆっくりと砲門を的に向け照準を揃える
「撃てぇ!!」
金剛の艤装から、ずっしりとした重い砲撃音に叢雲と古鷹は聞き惚れ大井は驚いている
「うん、やっぱり良いわよね戦艦って」
「そうだね……ずっしり来るよね…」
だが、金剛の砲弾は的の遥か上を通りすぎ見事に外れてしまう
「ほらー、当たるまでやりなさいよー金剛ー?」
「は、はい!!撃てぇ!!」
と勢い良く叫びながら砲撃をしようとするのだが一向に砲弾が射出されない
「……金剛?砲撃は?」
「金剛さん?」
「あれ?」
「金剛さん大丈夫ですか?」
疑問に思い叢雲と古鷹も近付くのだが次の瞬間金剛の艤装が大爆発を起こし金剛は倒れてしまう
「ちょ!ちょっと金剛!?」
「金剛さん!?大丈夫ですか!?」
「提督!彼女をドッグに!!」
「分かった!!急げお前達!!」
幸い艤装の爆発だけで、特に異常は無かったのだが修理に二日はかかるらしい
爆発の原因は長い間使われてなかったのと整備不良だったらしい
次回
親方に会いに行こう!
爆発オチ最低?ハハハ、今更()