「さてと、では今後の事について話そう」
「提督、その前に話があります」
「はい、何だね大井くん」
全員食事を終え、古鷹は食器を洗っており佐渡達はテーブルに座りお茶を飲んでいる
「この深海棲艦をどうするんですか?」
「どうするって……」
全員の目が食事を終え叢雲の太股で寝ているイ級もといイーちゃんに集まり叢雲はゆっくりと頭を撫でている
「ペットにしたい!!!」
「駄目です」
「えー良いじゃーん大井っちー
ペットにしようよー
責任もって世話するからさー?」
「駄目です、それと子どもみたいにねだらないでください気持ち悪い後大井っちは辞めてそれは北上さんだけに許してるんですから」
佐渡が、大井にねだってはいるが全く聞くそぶりを見せないが今回の活躍を理解してかイーちゃんをチラッと見る
「……しばらく、様子を見ましょう
それから考えます」
「マジすか!?秘書艦様!!ありがとー!!」
「抱き付かないでください殴りますよ!!」
佐渡は、大井に抱き付こうとするのグリグリと頬に魚雷を当てられているが嬉しそうだ(エムじゃないよ?)
するとイムヤが声を上げる
「あ、あの!」
「ん?」
全員の視線が今度はイムヤに向けられると縮こまるが話始める
「あの!私の任務は無いんですか!?
遠征とか!出撃とか!!」
そう言われると、全員の目が佐渡へと集中するが腕を組みながら考えるが
「なぁい!!!」
「え……それじゃ、私は……」
「嫌、待てイムヤさんやうちはなそもそもそんなのが必要ないんだ」
「え?どういうことですか?」
そう言われると、叢雲達も口を揃えて言い始める
「そうね、私がここの古株だけど出撃したのは数える程度かしらね?」
「私もここでは出撃より家事全般かな?
特にありませんし?」
「私は忙しいですけどね、どっかの変態提督がサボることが多いですからね」
「そうネー……私は一番経験が浅いですが確かに出撃したことは無いネー!」
「ま、そう言うことだからお前の出撃任務は無い!!」
イムヤは、ショックのあまりふらつきながらその場に座り込むが何かを思い付いたのか佐渡へ近付いていく
「ん?何だイムヤ?」
すると佐渡の手を取ると自らの頬へ向けて平手打ちをしようとするが急いで佐渡は手を引っ込める
「お前!!なにする気だよ!!」
「何って決まってるじゃないですか……
私を殴ってください…そうすれば司令官はスッキリするでしょ?ほら私潜水艦だから殴りやすいよ?それに入渠も早いから好きなだけ殴って?ほらほら!!」
イムヤに詰め寄られ少したじろう佐渡であるが直ぐ様ニヤリと笑いながらイムヤの細い腕を掴む
(ほら!司令官なんて…どうせ……)
殴られると思い目を閉じるがふわっと身体が浮き背中から誰かに抱き抱えられる
「………え?」
「確かに、この身体良いな……
柔らかいし、軽いし、髪からは良い香りがする…
クンカクンカ……」
予想外の行動にどうしようかと悩んでいると、大井と金剛が立ち上がり佐渡に詰め寄る
「あー!!何してるネー!羨ましいー!!
提督私にもー!!」
「金剛!ちょっと黙ってて!
提督!何してるんですか!?貴方は!!
セクハラですよ!!今すぐイムヤさんを放しなさい!!」
「やーだよーだ!イムヤたんは俺の抱き枕なんだぞー!誰にもやらんからなぁ!!」
三人がギャーギャーやりながらその真ん中にいるイムヤは大混乱を起こしておりそれから放れるように叢雲と古鷹はイーちゃんを撫でていた
「騒がしいわね……全く」
「まぁ、うちはいつもこんな感じだもんね……
叢雲、次私にもイーちゃん抱かせて?」
次回
小笠原鎮守府の資材事情
実際、書いてはいませんがこの鎮守府は毎日騒ぎっぱなしなのです(主に佐渡が原因)
次回、何故資材が余裕なのかに迫ります