艦隊これくしょん ー誰ガ為ノ戦争カー   作:霧雨鴉

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鎮守府近海防衛戦 後日談 五

「お?来たな、二人とも手伝ってくれ。

あと二品作りたいからな、叢雲、酢豚運んでくれ」

 

 

「はいはい、わかったわよ」

 

 

「じゃあ、私はご飯よそいますね」

 

 

 

「あぁ、頼む」

 

 

 

叢雲は、引き戸を閉めると佐渡の所に行き、出来上がってる酢豚を取りに行き、古鷹は、妖精さんが用意してくれた茶碗にご飯をよそう

 

 

「ほれ、そこの奴だ頼む」

 

 

「分かったわ」

 

 

佐渡は既に別の料理に手を回しており、酢豚の出来た皿が、台所に置いてあり、叢雲はそれを両手で持ち上げ香りを堪能する

 

 

「ん、美味しそう」

 

香りを堪能した、叢雲はそれを食堂のテーブルに持っていこうとすると妖精さん達が叢雲の腕や肩に掴まり、叢雲と共に向かう

 

 

「やっぱり、酢豚だったんだね?美味しそう!」

 

 

ご飯を茶碗によそい終わった、古鷹が叢雲の持ってきた大皿を見ながら、ご飯茶碗をそれぞれの場所に置く

香りに我慢出来なかった叢雲は、つい酢豚の唐揚げを一つだけ口に運ぶ

 

 

「………ん」

 

 

「あー!叢雲!つまみ食いー!

なら私も」

 

 

叢雲のつまみ食いを見た、古鷹はそれに続けて、酢豚を一口だけ食べる

 

 

「んー!美味しい!!」

 

 

「甘酸っぱくて、唐揚げもジューシーだね!!」

 

 

二人が美味しそうにしていると、妖精さん達も「ずるい~!」と不平を上げていた

 

 

「こら!二人とも、お腹空いてるからってつまみ食いは行儀悪いぞ!!」

 

 

佐渡は、皿を両手に台所から出てくると二人の前に二つの料理を出す

 

 

「これはエビチリね!こっちも美味しそう!」

 

 

「回鍋肉も作ったんですね!流石は提督です!」

 

 

料理を見ていた二人は、更に手をのばしてつまみ食いをしようとするが、提督にその手を弾かれる

 

 

「こらっ!つまみ食いは駄目だって言ってるだろうが!

はい、席につく!」

 

 

佐渡は、そう言うと席に座ると二人は渋々はーいと言いながら席に座る

 

 

因みに、佐渡が縦長の縦で二人はその両端に座り、後は妖精達がテーブルに立っている

 

 

「では、皆で手を合わせて頂きます!!」

 

 

佐渡がいつもの挨拶の様に手を合わせ、全員を見ながら言うと皆もそれに合わせ、手を合わせる

 

 

 

「「「頂きます!」」」

 

 

こうして、この鎮守府最大の煩さを誇る、晩飯が始まるのであった

 

 

「んー!!この回鍋肉美味しい!!

この甘辛の味付け最高!!」

 

 

「叢雲!こっちのエビチリも美味しいよ!!」

 

 

「本当?どれどれ……んー!こっちも少し辛いけど、ご飯に良く合うわね!!

ほら、古鷹もこっちの回鍋肉も食べてみなさいよ!

美味しいわよ!」

 

 

「酢豚のお肉おいしー!」

 

 

「人参も玉ねぎも柔らかくておいしーよー!」

 

 

 

それぞれ、料理の感想を言いながら、笑みを浮かべながら、楽しい晩御飯を堪能する

佐渡は、それを微笑ましく思いながら、自分の作った料理を頬ぼる

 

 

「相変わらず、あんたの腕は確かだな

提督!」

 

 

親方妖精も、佐渡の隣で、酢豚の唐揚げを頬張りながら、ご満悦な表情をしながら、佐渡を見上げる

 

 

「ふふ、皆の口に合って良かったよ

作ったかいがあったもんさ」

 

 

 

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