艦隊これくしょん ー誰ガ為ノ戦争カー   作:霧雨鴉

18 / 594
鎮守府近海防衛戦 後日談 七

 

その声と同時に、佐渡は鶏肉を片栗粉にまぶし、加熱した鉄鍋に滑らせるように入れ、鼻歌混じりに、再び唐揚げを作る

 

 

「あはは……叢雲はまた…」

 

 

実は、このやり取りはいつもであると言うのも、妖精さん達も最初の頃は野菜もきちんと取っていたのだが、最近は、提督の作る料理の肉を良く食べるようになり、人数も相成り、すぐに肉が無くなってしまうのだ

 

 

叢雲も、動いてるのか……いやただの好み何だと思うけど、肉を良く食べており、特に酢豚等の唐揚げを好んで居るため、毎度妖精と喧嘩になっている

 

 

「叢雲が遅いのが悪いんだよー!

叢雲おっそーい!!」

 

 

「何ですって!?なら、あんたたをを食べてやろうかしら!?」

 

 

「にげろー!叢雲が、怒ったぞぉ!!」

 

 

全く……と佐渡は、溜め息を付くが、少しすると唐揚げが揚がり、鉄籠を持ち上げ、油をきる。

古鷹は戸棚から大皿とキッチンペーパーを取り出し、大皿にひき、提督に差し出す

 

 

「提督、どうぞ」

 

 

「お、ありがとさん」

 

 

差し出された、大皿に唐揚げを盛り付けていく

盛り付け終わった後、一つ唐揚げを取り出し、まな板を置き、半分に切り、爪楊枝で刺すと再び戸棚から、試作品唐揚げと書かれたタレの容器を取り出し少し降る、それを近くの少し底が深い小皿に少し出すと、唐揚げを熱々の唐揚げをに付け、古鷹に差し出す

 

 

「提督?こちらは?」

 

 

「新しく作った、唐揚げのタレ何だけど、試食お願いできないか?」

 

 

両手が塞がっている古鷹の為に、佐渡は唐揚げを息で冷ましてから、あーんをすると、古鷹は少し照れくさくするが、口を開け、タレ付きの唐揚げを佐渡から頂く

 

 

揚げたてだった故に、タレに付けてあるとしても熱く

口の中ではふはふしながら食べていると、佐渡は心配そうに聞いてくる

 

 

 

「どうだ?俺は好きな味何だけど……」

 

 

「……とっても美味しいです!!でも、何ですかこのタレは?

醤油ベースなのは分かりますが……」

 

 

 

佐渡は、ほっとしながら、タレを味噌汁等を入れる様な容器に少し入れ、古鷹と一緒にテーブルに戻る

 

 

「醤油と砂糖とゴマ油を加えただけの、少し甘めのタレだよ

案外、唐揚げとの相性が良くてね

古鷹が美味しいと言ってくれて良かったよ」

 

 

再び作った唐揚げを持ってくると、テーブルの上が戦場に変わっていた

 

 

叢雲は、妖精が持っている、唐揚げを箸で取ろうとしており、他の妖精達は、回鍋肉から肉を取り出し、引っ張り合い奪い合う

エビチリに、関しては、海老は無くなっており、タレのみが残されている状態だ 

親方妖精に関しては、いつの間にかお酒を取り出し一杯やっており、大の字で寝ている

 

 

「寄越しなさいっ!!このっ!!」

 

 

「やーだー!」

 

 

「はぁ……全く……ほらぁ!唐揚げ追加だぞ!!

要らないのか!?」

 

 

「美味しいタレもありますよー!」

 

 

その声に、皆は待ってました!!の声を上げ、我先にと唐揚げを取りに来る

 

 

 

 

こうして、賑やかな晩御飯時は過ぎていし

今日、忙しい一日の終わりを告げる

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。