平和な日常
グラーフ着任し、しばらくたった小笠原鎮守府
現在五人の艦娘とのんびり生活を楽しみながら仕事に追われる日々を……送っては居なかった
「んー、今日も釣れるなぁ
ここの魚は警戒心が無くて楽だぜ~」
佐渡は恒例の釣りを楽しんでおり、近くにはキャンプファイヤー用の薪が置いてありその中で火がついておりそれを金剛と叢雲が見ている
「ちょっと、司令官まだなの?」
「うるさいなー、もう後三匹連れたらな~」
「提督~お腹すいたネー!」
二人はついさっきまで、演習を行っていたのだが佐渡が釣り具を持ってきているのを確認すると手早く終わらせ新しい服に着替え防波堤にて待機していた
すると、海の中からイーちゃんが顔を出す
「お、イーちゃん
来るか?」
イーちゃんはコクンと頷くと飛びはね佐渡の太股に着地すると佐渡はタオルを取り出しイーちゃんの身体を拭いてやると叢雲に手渡す
「叢雲、暖めてやれ」
「食べていいの?」
「魚じゃねぇから辞めろ
ペットを殺すな」
叢雲ははーいと言うとイーちゃんを抱き抱えながら薪で暖まり出すとそこで叢雲が違和感に気付いた
「ん?これ……ちょっと司令官!」
「何だー?」
振り返るとそこにはイーちゃんから脚が生えていたしかも四足
「へー、イーちゃん脚生えたのか……んんんん??」
流石に驚き釣竿を放り出してイーちゃんを見ると確かに前足と後ろ足が生えており叢雲も金剛も驚く
「……わーお、まるでdogね…」
「……ねぇ、司令官?これ歩けるのかな?」
「……わかんね、取り敢えずイーちゃんに歩かせてみるか」
佐渡は、イーちゃんを持ち上げ防波堤に立たせると身体がプルプルと震えているが少しずつ歩けるようになっている
「おー!!すっげぇ!!歩いてる!!」
「何か感動的ネー!」
「いや、あんたたちこれ不味いことだからね?
深海棲艦進化してるのよ?」
「「あ」」
金剛と佐渡は顔を見合わせるが笑いだし
「でぇじょうぶだ!!歩いてるだけだから!!」
「そうデース!叢雲大したことないネー!」
「いやアウトだと思うけど……まぁ、司令官が言うから良いか」
そう言うと三人は各々の場所に戻るがイーちゃんはゆっくりと佐渡の側に行き膝に乗るとぐるぐると動き回りその場に寝転び始める
「あらら、イーちゃんのんびりし始めたよ
イーちゃんや、そろそろご飯食べるぞ?」
その言葉を聞くと飛び上がり、叢雲達の方へと歩いていく
「現金な奴めぇ」
「アトミラール!こんなところに居たのか!?」
佐渡が釣竿を片付けていると鎮守府からグラーフが走ってこっちに向かってくる
薪には先程釣り上げた魚が置いてあり叢雲と金剛が焼きイーちゃんがそれを食べている
「おう?グラーフ、どうかしたん?」
「どうかしたもないぞ、今日は書類整理だろ?大井が怒ってたぞ?」
「あ、やっべ」
「司令官……あんたねぇ…」
「提督ー?サボりはメーだよー?」
三人に怒られると「すまね」と謝りながらも薪に近付き暖を取る
「こら!アトミラール!」
「まぁまぁ、グラーフさんや寒いじゃろ?少しは暖まってから行こうではないか?」
「む、むぅ確かに寒いが
仕方無い少しだけだぞ!!」
佐渡はその言葉を聞くとニヤリと笑う
「絶対悪いこと考えてるネー」
「間違いないわね」
次回
ドイツの襲来?
少しほんわかしたのを書きたいんです
許してくだせぇ…