現在、ビスマルク達が来て1日が過ぎ次の日
ビスマルク達は縁側でのんびりと珈琲を片手に休んでいた
「…平和ね」
「平和…ですね」
「お茶菓子美味しい…」
ビスマルク達は平和と休息を堪能していた
それもそのはず、この鎮守府には特にやることがない
あるとしても家事位の為それも古鷹とイムヤが専門的にやってるため本当に何にもないのだ
「……ねぇ、プリンツ
今戦争してるのよね?」
「……はい、しているはずですよ
お姉さま」
「……これ、本当に戦争してるの?
何よこれうちと全く違うじゃないの!!」
ビスマルクは、珈琲を縁側に叩き付けると立ち上がり鎮守府内へと向けて歩いていく
「お姉さま!どちらへ!?」
「アトミラールの所よ!!
こんなんじゃいつ敵が来てもーー」
すると、ガラッと部屋を開けられ目の前にグラーフと大井が現れ驚きの余り少し後退る
「うん?どうしたビスマルク?」
「あ!グラーフ!!ねぇちょっとこれはどういうーー」
と言いかけた瞬間にグラーフが抱いているものを見ると驚き腰を抜かす
「ちょ!ちょちょ!!」
「ん?どうかしたのか?ビスマルク」
ビスマルクの反応が気になり二人もそれを見るがプリンツは指を指しながら唖然としているがU-511は「おー?」と言っている
「どうかしたもないわよ!!
何でここに深海棲艦が居るのよ!?」
「あ、うんやっぱりそう言う反応だよな
私は間違ってないよな?」
グラーフは、イーちゃんを抱き抱えておりそれを見ながら二人は驚きながらも戦闘体制を取っている
「まさか!!ここは深海棲艦の白地!?
成る程!それなら私達を泊めたのもご飯が美味しいのも平和なのも納得です!!
今すぐ艤装を……」
「あ、いやそうではないんだが…」
「いや、グラーフさん普通は無理だと思いますよ?
私も確かに敵なのに何故鎮守府に招いているのか…」
「あ、こんなところに居たんですか皆さん」
佐渡がその後ろからケーキを持って現れるとビスマルクとプリンツが警戒する
「出たわね!!アトミラール!!」
「貴方!!私達をどうする気なんですか!?」
「………ん?どゆ状況これ?」
流石の佐渡も状況が分からず困惑しているとグラーフの胸に抱いているイーちゃんとそれを睨んでいる二人を見て納得するととりあえずグラーフにイーちゃんを下ろさせケーキを持たせる
「ふふ、フハハハハ!!!バレてしまったか!!
そう、ここは我々の拠点だ!
バレてしまっては仕方ない!!私と勝負してもらおうか!?」
「な、何ですって!?」
「私達に勝てると思ってるのですか!?」
「なぁに、貴様らの艤装は我々が預かっている!!
今の貴様らはただの小娘同然よ!!
だから、これで勝負しようではないか!?」
すると、佐渡は戸棚からオセロを取り出すと机に置き座る
「さぁ!!貴様らドイツ艦娘達も座るがよい!!」
「な、何よこれ?」
「フフフ、これはオセロだ
説明するとだな……」
佐渡はビスマルクとプリンツにオセロのやり方を教えていっている間に大井は新しく机を取り出しそこにケーキを置くように指示する
「何か始まったぞ大井」
「さぁ?いつもの暇潰しの芸でしょ
さ、食べましょ」
すると大井は、ケーキを6等分にしそれぞれ手渡していくがプリンツとビスマルクの分は残しておく
「ねぇ、グラーフ
この子は深海棲艦だよね?敵じゃないの?」
「あぁ、だが敵意が無くてな
ここでペットとして飼ってるらしいんだ」
「本当は、駄目なんですけどね
この子には色々と助けられてますからね」
U-511はイーちゃんを恐る恐る触るがイーちゃんは身動きせずにその手を待ち身を任せている
「……本当だ、なにもしてこないね」
「なれれば可愛い物だ」
グラーフ達がのんびりしている間に説明が終わったのかビスマルクと佐渡が向かい合う様に座っている
「フッフッフ!!私に勝てたらグラーフを返し貴様らも安全にドイツに送り届けよう!!」
「よーし!負けないわよ!!」
「お姉さま頑張って!!負けちゃ駄目ですよ!!」
「グラーフどっちにかける?」
「…ビスマルクには、悪いがアトミラールだな
勝負事でアトミラールが負けたところをみたことがない」
「そんなに強いの?あの人?」
「えぇ、かなりね
天才って言われるほどでもあるわ」
こうして、ビスマルクVS佐渡のオセロ対決が始まった
次回
ビスマルクVS佐渡
佐渡さんも暇ですからねぇ……
ついついやりたくなってしまうんですよね