羽田は予想外の反抗に頭を抱えると立ち上がっている五人を見ている
「何故だ……君達は死にたいのか?」
「死にたいわけないじゃないですか?」
「そりゃ、怖いですよ?提督殺し」
「ターゲットは我々だけですからね」
「それでも我々は提督です
彼女達にいつも守られています
ですからこの程度で怖じ気付いていては艦娘達に向ける顔はありませんよ!」
「私は正義を全うするだけです
相手が提督殺しだろうが何だろうがね」
五人は立ち上がり去ろうとするが羽田が呼び止める
「分かった!!君達が従わないならそれも良いだろう!だが気を付けてくれ!!
奴は艦娘達にも化けることが出来る!
しばらくは艦娘達にも気を付けて接してくれ!!
そして、死なないでくれ…
我々も全力を上げて奴を見付け捕まえて見せるからな!!!」
五人の提督達は各々手を振りながら答えていくとゆっくりとその部屋を出ていこうとするが憲兵がその行方を止める
「すまない、最後に一つお願いがあるんだ
君達に検査を受けてもらう
それが終われば各々帰ってもらって構わない
軽い物だから協力頼む」
「はいはい、そんじゃ憲兵さんよろしく」
「こちらになります提督の方々」
憲兵達は提督達を全員案内していくと羽田は一人この部屋に残り提督殺しの犯罪履歴を見ていく
「ふーん、元帥の私の言葉に耳を傾けないかぁ?
ふふふ、唐澤と佐渡かぁ……
どちらに向かってやろうかなぁ?」
羽田?は怪しく微笑むと静かに部屋を出ていきながら怪しく微笑む
「ではすみません、ここで検査を受けて頂きます
内容は簡単です、指紋認証、網膜認証、血液検査だけになります
順番は早い順からです
どうぞ」
すると提督達は列に並んでいきそれぞれ検査を受け始める
「にしても、佐渡カッコ良かったぜー?あれ」
「いやいや、流石に小笠原鎮守府三ヶ月も休んだらどうなるか分かりませんしね
あそこ島ですし……」
「でも、よく元帥に楯突きましたよね?
もしかしたら、首になるかも知れないのに……」
「それでも、あいつらは俺を必要としてくれているんです
それに出来る限りの答えないとって思ってるだけですよ」
「それにしても、まさか唐澤大将まで反論するとは思わなかったよな……」
すると、一番前に居る唐澤を見ると厳格な態度を取りながらも検査を受けている
「流石は正義の鎮守府提督だよなぁ……
深海棲艦を最も撃破してるだけはあるぜ
提督殺しに一切怯えない姿を見てるとな」
「そうね……
あそこの秘書艦の長門然り流石は深海棲艦撲滅兼海軍のエースだからね…
恐らく反論するとは思ったけどさ?」
「そうですね
私は嫌いですが」
「そう言えば、佐渡は何でーーー」
と猿橋が言いかけた瞬間憲兵が慌てて入ってくる
「こちらに!!小笠原鎮守府佐渡提督と舞鶴鎮守府唐澤提督はいらっしゃいませんか!?」
「うん?」
「何だ?」
その慌ててる様子に気付き佐渡と唐澤は列を外れ憲兵に歩み寄る
「どうかしたんですか?憲兵さん?」
「何だ、どうかしたのか」
憲兵は息を切らしており佐渡と唐澤の手を取り事情を説明する
「すみません!!貴方方の艦娘が喧嘩をしておりまして!!我々では手に終えないんです!!
助けてください!!!」
その言葉に佐渡と唐澤はお互いを見ながらため息を付く
「あんの馬鹿……」
「またか……長門…」
次回
犬猿の二人
次回は叢雲視点に変更して書かせて頂きます