「違うのか……じゃあ何だ?イムヤ?」
「あぁ、ごめん何か封書が届いてたよ?」
「封書?この鎮守府にか?」
「うん、ほら佐渡提督へって書かれてるよ?」
「どれどれ……?」
佐渡はイムヤから封書を貰うと誰からの差し出しか調べるために裏面を見たりするが表面に『小笠原鎮守府 佐渡 満へ』としか書いておらず差し出し人が誰か全く分からない
「差し出し人の名前がないな……誰だ?」
「ですがそれ、海軍の物ですよね?」
「何でそんなこと分かるんデース?大井?」
「この切手です
これ大本営が、提督達へ送るときに使う特別な切手何ですよ
ですが、何でここに封書何てものが……」
大井の言うとおり、封書の右上には切手が貼り付けれてありそこには軍艦の絵と大本営の判子が押されている特別な物である
「まぁ、海軍の物なら安心して開けられるな
だが、大井今日大本営からこんな封書が送られるなんて聞いてたか?」
「いえ?私はそんなことは?
グラーフは?」
「いや…私も聞いてない……」
「お前達、誰か艦娘が来た形跡はあったか?」
佐渡が叢雲達に聞くが全員首を横に降りそれを否定すると佐渡は頭を掻きながら悩んでいる
「あんたねぇ……ちゃっちゃと開けなさいよ!」
「んー、まぁそうだな
いつまでも悩んでいても仕方ないよな……」
佐渡はそう言うと、封書の中身を開けると六枚の写真と一枚の紙が出てくる
「写真?と手紙かこりゃ?」
写真の中身を見るとそこには
叢雲、古鷹、大井、金剛、イムヤ、グラーフの六人が写っているが周りに景色などは写り込んでおらずどうやら証明写真の様だ
「提督?何が入ってたんですか?」
「ん?写真、お前達のな」
「あら、懐かしいわね
大本営で撮られた証明写真ね」
「あーそう言えば私も撮られましたネー!
懐かしいデース!」
「あれ?でも何でグラーフのがあるの?
グラーフは……」
「いや、これはドイツで撮られたものだ村山元帥に送るために工廠の連中が無理矢理撮ったんだ
まさかお目にかかれるとはな……」
六人がそれぞれ写真に見ていながら話を弾ませている一向で佐渡は無言でもう一つの手紙を見ていた
「……………………マジか」
「へーい?提督?どうかしたの?」
「ちょっと司令官?どうしたのよ?」
「提督?具合でも悪いのですか?」
「やべぇ……まさかとは思ったが
最悪だ……
見てみろ」
佐渡から渡された手紙の内容を見ていくと六人全員がその内容に絶句し各々衝撃を受ける
「嘘でしょ……」
「まさか……」
「どうしてよ……」
「そ、そんな…」
「何で……何でよぉ!!」
「嘘だ……何故アトミラール何だ!!!」
その手紙の内容は
『小笠原鎮守府提督 佐渡 満へ
こんにちは、私は提督殺し
ゲームをしましょう?
この六人の内一人に私は化けているわ
見つけてみなさい
貴方達の信頼が本当ならね?
期限は五日後の00∶00
それまでに見つけられなければ
貴方を殺すわ
さぁ、ゲームスタートよ』
今海軍を騒がせている提督殺しからの挑戦状、そして佐渡を殺すと言う予告状だった
次回
最悪の敵
小笠原鎮守府は信頼によって出来ている
それを壊す提督殺しは最悪の敵ですよねぇ