「は、はぁ!?あんた何をでたらめ言ってるのよ!!
ふざけないで!!!」
「残念ながらね、これも本当さ
見事に引っ掛かったな?提督殺し」
提督殺しは佐渡を睨み付けながら歩みより艤装を床に落とすと掴みかかる
「なら!証拠をみせろぉ!!」
「見るより聞いた方が良いだろう」
佐渡は携帯を取り出し電話を開くと117と押しそれを提督殺しに渡すとそれをぶんどり耳に当てる
『ポーン…ただ今の時刻23時6分をお知らせします』
「嘘……でしょ?」
「な?ほら事実だ」
提督殺しは馴れた手付きで電話をきり携帯でネットを開くと現在時刻を検索するとPM11時6分を示しており、自分の腕時計と佐渡の部屋時計を見るとその一時間後を示している
「貴様……いつの間に…!!」
「なぁに、お前と同じ手口さ
叢雲との1日終わりに全員に睡眠薬を盛ってな?
その間にこの鎮守府の時計を全て一時間早めておいたのさ
お前と直接会うためにな?」
「やってくれたな…!提督風情がぁ!!」
やっとの思いで殺せると確信した佐渡を自分のルールで殺せないことを知り悔しさに床を強く踏みつけ地団駄を踏む
「随分と焦ってたな?そんなに殺したかったのか?
時間ギリギリに来て、時間になったら自らの姿を晒して時間稼ぎとはね?
驚いたぜ」
「良いだろう……それならお前に解答のチャンスをやる
ただし!!一度だけだ!それを間違えたらお前を殺す!!」
「そりゃ、ありがたいねぇ
まぁ誰かは既に分かっているんだけどな?」
佐渡は立ち上がると金剛に化けている提督殺しの前に行くと推理を始める
「とりあえず、お前は金剛には化けてないな」
「っ!!どうしてそう思う!
私は最初に大井を疑ったんだぞ!?」
「金剛は、確かに大井を疑った
それはあいつの本心だ、あいつに取って俺は大きな存在だ
だから、大井が偽物で合ってほしいとアイツは思ってたんだろうな
俺を失いたくないから、自らの止まり木を失うわけにはいかなかったから
金剛は今回かなり周りを疑ってたからなぁ」
「なら!!大井はどうなのよ!
あの子が一番最初にこのルールを破ろうとしたのよ!?」
「バッカヤロ、アイツが知らされたルールの中に『外部に知らせてはいけない』なんてルールを知らなかったんだよ
アイツらしい、最も正攻法を取ったんだろう
だが、大井は人質が居ることを気にせずそれを選んだアイツは熱くなると周りが見えなくなるからな
あそこで大井は偽物じゃないと確信した」
「っ!!なら!古鷹は!?」
「それに関してはお前が言ったじゃないか?
お前は古鷹の過去を知らない、まぁこれに関してはついさっき知ったんだがな
それに古鷹しか『ああ言う言い回しはしないし俺がアイツを助けた』とは言わないからな
本当に助けたのは叢雲なのにな」
「へ、へぇ?なら後の三人も?」
「いや、イムヤの食欲に関しては真実だ
アイツは俺の料理や調理したものを必ず残さず食べるように努力しているし、そのおかげで少しは食べれるようにもなってきた
それに、イーちゃんとの連携に関しては水の中だどうやってもそれを真似られるとは思えない
グラーフに関してはあの時の発言と布団で分かったよ
グラーフの住むドイツは効率を重視する傾向があるって聞いたことがあってな
恐らく本心で自らより俺を取ったんだろう
アイツは布団何てものは寒さを和らげる物にしか感じてなかったからな
たまにベッドじゃなくて、机で寝てたりソファで寝てたから感心しなかったんだきちんと布団で寝てほしくてな」
そこまで言うと最後の一人に絞られると提督殺しは後退りをする
「……なら叢雲は…」
「アイツもぶっちゃけほとんど変わらなかったよ
見た目、食事量、動き、戦闘スタイルも恐ろしいほどに完璧だ
まさに目の前が本人だと言われても正直見間違いがない
だがな、お前はこのゲーム開始時に一言だけミスを犯した
だからこそ、お前を見破った
お前の正体は」
佐渡はゆっくりと息を吐き、提督殺しに指を指す
「お前が化けていたのは、俺の
叢雲だ」
次回
お前が提督殺しだ
さて、皆さんは何故か分かりましたでしょうか?
説明は次の話で話させて頂きます!