「いたっ!何するのよ!!」
「お前なぁ!流石に殺し過ぎだろうが!!
もう少し命を大事に扱え!!」
「うるさいわねぇ!あいつらこそ死んで当然でしょうが!!
あんた達人間が普通は裁く筈なのに裁かないから私が殺してるのよ!
何よ!ならあんたが殺すの!?」
「殺すわけないだろうが!
もっと、こう何かあるだろうが!!他にやり方がよぉ!?」
「手っ取り早く殺すのが楽だからそうやってるのよ!!悪い!?」
「悪いから言ってるんだろうが!!」
二人が口論を始めると、今まで張り詰めていた空気が次第に和らぎ全員でため息をつく
「なんと言うか」
「拍子抜けも良いところデース……」
「私達、こんな奴に振り回されてたの…?」
「全く…二人とも落ち着いたらどうなんだ…」
「うっるさいわね!!グラーフ!だったら貴女こそ、毎晩ドイツのビスマルク達にのろけるの辞めたらどうなの!?」
エアが話したその言葉に、全員の目がグラーフへと行き
グラーフは固まり冷や汗を掻き始める
「……グラーフ?そう言えば最近お前に俺携帯貸してたな?夜だけ」
「あら?知らなかったの?この子高い確率でビスマルク達にのろけ電話してるのよ?」
「な、何の事だ?私は知らなーー」
「アトミラールと握手できた」
「……………」
「それに、今日のアトミラールはいつもよりかっこよかった」
「……………………やめろ…」
「あ、極めつけ言ってあげようかしら?
実は最近アトミラールのしゃーー」
「やめろぉぉぉぉぉぉ!!!!」
いつも冷静なグラーフは慌ててエアの口を塞ぐため机に乗りだしそのまま押し倒す
「……グラーフさんや?ちょっと待てお前俺のー」
「アトミラール!!貴方は何も聞いてない!!良いな!?」
「いや、さっきエアがーー」
「良 い な?」
「アッハイ」
これ以上は問い詰めるのはいけないと野性的な直感で理解し佐渡が食い下がると大井が溜め息をつく
「はぁ……全くグラーフ何してるのよ…」
「いや、大井貴女も人の事言えないでしょ?
この前北上に電話先で相談したら怒られてたじゃない?」
エアがその事を言うと大井はピシッと固まり今度は大井へと全員の目線が行く
「………大井さんや、そう言えばお前に前携帯貸したっけ?北上さんと電話したいからって」
「は、はぁ?私が北上さんに怒られているなんてそんなーーー」
「Webサイト、男性の喜ぶテクニック特集」
「ーーーーー…」
エアの言葉に、大井が再び固まり佐渡が驚きながら眼をパチパチとさせる
「エアWikipedia詳しく」
「私はあそこまで詳しくないわよ?
そうね、ここ最近パソコンを弄っていてね佐渡が部屋から居なくなったときに密かに調べてるのよ」
「あー、そう言えばこの前俺が提督室に入ったとき急いでたな?
でも、あの時いきなり入ってきたからですって言われたんだよな……大井さん?」
佐渡が大井を見ると顔を真っ赤にしながら口をパクパクと開けており佐渡が勘づきエアを止めようとする
「エアさんやそこまでにしよう」
「何でよ?これからが良いところなのに
んでね、結局分からないからって球磨型の皆に素直になるーーー」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
大井は何処からともなく魚雷を取り出すと佐渡に向けて振りかざしてくるが佐渡は何とか避ける
「うおっ!?ちょ、待て!大井!俺関係ない」
「うるさいうるさい!!忘れろ忘れろぉぉぉぉ!!!」
「はいはい、大井落ち着きなさい」
「叢雲離してぇ!!コイツを殺して私も死んでやる!!」
「いや、駄目に決まってるでしょうが
落ち着きなさい」
叢雲に取り押さえられながらしばらく暴れると落ち着いたのか部屋の隅に行くと小さな声で何かを呟きながら魚雷を壁に当てている
「あらら?ツンデレも大変ね?」
「他人事だなおい……」
次回
空母棲姫vs小笠原艦娘
始まりました!第一回艦娘の秘密をばらしちゃおう選手権!!
秘密をばらされるほどキツいものはないですよね…