艦隊これくしょん ー誰ガ為ノ戦争カー   作:霧雨鴉

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歴戦の姫 四

しばらくして、佐渡達は軽い朝食を取っていたエアによってほぼ全員ダウンしておりそれを考慮したのか佐渡がサンドイッチを作り全員が回復した所で皆で話し合う事にした

 

 

「……さてと、では本題に入りましょうか

貴女は、提督殺しの正体にして空母棲姫歴戦種

エアで間違いないんですね?」

 

 

「まぁ、あんた達が呼ぶのは前者で私が他の奴等に呼ばれてるのはエアだから合ってるわね

私が提督殺しよ、あんた達が勝手に呼んでるんだけどね」

 

 

「…では、率直に聞きます貴女の目的はなんですか?

嘘をついても良くありませんよ」

 

 

大井が質問するとエアは佐渡のサンドイッチを食べながら「んー」と言いながらゴクンと飲み込み

 

 

「目的は既に言ったじゃない?私の目的はそこの佐渡『提督』を殺すこと

ゲームに勝ってね、でも殺せなかったから目的はないわよ?」

 

 

「なら!!何故ここにいるんですか!?」

 

 

「んー、こいつの事を信じきれないから?」

 

 

「えぇ……昨日あれだけ話したのにか…」

 

 

「うるさい、あんた達提督が信じられないのよ

どうせどこかで彼女達を捨てるでしょ?

だから、しばらくここにいることにするわコイツの監視って意味で」

 

 

「ちょっと待ってください!!それはこの鎮守府に住むって事ですか!?」

 

 

「そゆこと、良いわよね?佐渡?」

 

 

「んー、古鷹部屋って余ってるか?」

 

 

「確か、提督のお隣が空室でしたね?」

 

 

「だそうだ、そこなら良いぞ」

 

 

「やった、それじゃよろしく」

 

 

「「「「ちょっと待ったぁ!!」」」」

 

 

佐渡が軽々しく許可を下ろすと四人がそれを全力で否定する

 

 

「何だよお前ら、不服か?」

 

 

「不服以前の話です!コイツは深海棲艦ですよ!?

しかも歴戦の姫級ですよ!!」

 

 

「嫌でも敵意無いじゃん?」

 

 

「そうじゃないデース!!それ以前の話なんデース!

コイツは私達の敵デースよ!」

 

 

「あら?私、これでも艦娘には一度も手を上げたことないわよ?」

 

 

「司令官!姫だよ!?しかも歴戦種の!!

海軍が倒さなくてはいけないリストの三体何だよ!?」

 

 

「と言われてもなぁ……俺たちじゃ太刀打ち出来ないでしょ…」

 

 

「だがアトミラール!!コイツを大本営差し出せば良いではないか!?」

 

 

「えー、嫌よ私

あんな変態とクズの集まりの所に行かされるの

どうせ他の深海棲艦見たいに解剖や実験に付き合わされるのは勘弁」

 

 

佐渡は、エアの言葉に引っ掛かり四人の話を無視するとエアに問い詰める

 

 

「待て、空母棲ーーー」

 

 

「次その名前を呼んだら口を縫い合わせるわよ?」

 

 

「……悪い、エアそれはどういう事だ?

解剖や実験って?」

 

 

「あら?知らないの?ごく稀に深海棲艦が捕まえられたり降伏することがあるの

その際、提督達は大本営に預けるのが義務何だけどね

その場合高確率で死ぬわ、生きたまま解剖されたり投薬による効果を調べたり弱点を探すためと全身の艤装をくまなく調べられその上で艦娘と戦わせたりね?

色々よ

戦争中だから仕方ないと言っては仕方ないけど、流石にそれは勘弁してよ?」

 

 

「マジかよ大本営クズだな」

 

 

「今更じゃない?」

 

 

「分かるー」

 

 

エアの話を聞いた三人は黙ってしまうがグラーフは机を叩き反論する

 

 

「嘘だ!!海軍がそんなーー」

 

 

「事実よ、何なら今度その映像データ持ってこよっか?

中々エグいわよー?人形が主に捕まるから叫び声とか助けてとか声ばかり

それを笑みを浮かべながらやるあいつら、悪魔に見えたわよ

それに、あんたも経験したでしょ?所詮そんなもんよ」

 

 

グラーフはそう言われると黙ってしまい再び席に座り珈琲を一口飲む

 

 

「うーん、そんなところに送るのは嫌だなぁ

後味わっる」

 

 

「でも、義務よ?しないの?」

 

 

「俺は深海棲艦何て見てませーん」

 

 

「あはは、あんた優しいのね」

 

 

「そんなの事より私聞きたいことがあるんだけど?」

 

 

しばらく二人を静観していた叢雲がサンドイッチを片手に紅茶を飲んでいると一言話始める

 

 

 

 

 





次回

敵意の無い深海棲艦

最早深海棲艦の概念ぶっ壊してる気が……
気のせいかな?

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