艦隊これくしょん ー誰ガ為ノ戦争カー   作:霧雨鴉

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今回のお話はまだまだ続きます
小笠原の存亡を掛けた戦いです






大演習会

「良し!お前達準備は良いか!?」

 

 

「任せておきなさい」

 

「頑張りましょう!」

 

「ふん、負けるわけないじゃない」

 

「やってやりマース!」

 

「修行の成果見せてあげるんだから!」

 

「倒して見せるさ!!」

 

 

「大丈夫そうだな

行ってこい!!」

 

 

「「「「「「はい!!」」」」」」

 

 

大演習会当日、佐渡は出場する小笠原の面々を見送ると後ろからエアがこっそりと忍び寄り背筋をススッと撫でる

 

 

「ひぃっ!って何しやがるエア!?」

 

 

「うっさいわね、何緊張してるのよ

戦うのはあんたじゃなくてあの娘達でしょ?」

 

 

現在エアは佐渡に似た女性に化けており周囲の提督達には姉と言うことで通している

実際、佐渡には姉が居ないが従姉として回りには説明している

普通は一緒に観戦する事は許されないのだが従姉なら仕方無いと大元帥が珍しく許可してくれた

(まぁ、恐らくあのジジイの事だし何かあるような気がするけどな……)

 

 

「仕方無いだろ……

何か緊張しちゃうんだからさ……」

 

 

「信じなさいよ

あの娘達は強いんだから負けやしないわよ

ほらあんたも行くわよ」

 

 

エアは佐渡の首根っこを掴んで会場の中へ連れていくと途中で唐澤とすれ違いお互い見るがすぐに気にせず別方向へと歩いていくと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さぁ!始まりました大演習会!!

皆さんどうもこんにちは今回の実況を任されている海軍情報部担当中佐の恵比寿(えびす)と言います!

よろしくおっねがいしまーす!!

そして解説は何と!現在元帥にして元提督の羽田元帥に来ていただいております!」

 

 

「どうも、皆さんこんにちは羽田と言います

このような場所は苦手ですがどうぞよろしく」

 

 

軽快な恵比寿と違い羽田は落ち着いた声で会場に挨拶を交わしていく

この大演習会が行われている会場は艦娘達の戦闘力を調べる為に行われる特殊な会場になっている

構造は東京ドームの様な内装をして居るのだが真ん中に水が張られその中には入ることが出来ないように透明な特殊強化ガラスで囲まれている

普通は観客等居ないのだが艦娘の大会が見れると大勢の人間が集まっている

 

 

「と言うか一般人に見せて良いのかよ……

艦娘は機密事項じゃなかったっけか?」

 

 

「どうせだから整理券をかなり高値で売り出して、海軍の予算にした方が効率が良いって理由で大元帥がやったらしいわよ

屋台とかもかなりの金額で場所貸しして相当儲けたみたいよ

ま、本当の理由は暇潰しになるし敗北する小笠原を見せ付ける為らしいわ」

 

 

「相変わらずの物知りだよなお前

どっからその情報持ってきたんだよ……」

 

 

「データベースから」

 

 

「お前に対して隠し事は出来ないのか海軍ぇ……

もう少し大事にしろよ情報…」

 

 

 

佐渡達提督は別室に控えておりテレビに移る映像をみている

そのせいでエアと佐渡しか周りには居らずそれぞれ提督達は部屋が別れている

本当なら直接行きたいところなのだが海軍の人間ましては提督が直接外に出るのは危険と言うことだ

 

 

「では!簡単なルール説明とさせて頂きます!

今大会は勝ち抜き方式で優勝のみを競い合ってもらいます

なので、敗者復活や二位決定戦等はございません

午前はAブロック、午後はBブロックが戦いその間に一時間の休憩時間があります

使われる弾は実弾ではありますが殺傷能力の低い特殊弾になります

お互いが動けなくなるまで戦うか白旗を上げるかで勝敗は決します

その審判は羽田元帥の秘書艦大淀さんにお願いします!!」

 

 

歓声が上がる中大淀が真ん中に姿を表し観客に向けてお辞儀をする

 

 

「この度、審判を任されました

大淀型一番艦 大淀です

本日はよろしくお願いします」

 

 

大淀がハニカミながら挨拶をすると観客達が更に歓声を上げていく中恵比寿が選手達の入場を促す

 

 

「では!!大演習会開始致します!!

選手入場してください!」

 

 

恵比寿が合図すると叢雲達が艤装を付け会場の水上を滑走する様に入場すると更に歓声が上がっていく

 

 

「うわぁ……広いね…」

 

 

「見世物になるのはあまりすきじゃないけどね」

 

 

「提督ー!!見てるデースかー!?」

 

 

叢雲達は各々会場に入っていくと叢雲は頭を掻きながらカメラに目を向けると親指を立てる

 

 

「あぁ、見えてるよ

頼んだぞ最強の駆逐艦」

 

 

叢雲達が整列すると向こう側の入り口から対戦相手が入場してきており叢雲は不敵に笑う

 

 

「さてと、司令官が見てるんだしやりますか」

 

 

一戦目小笠原VS宮崎ではあったが叢雲が活躍する前に金剛と大井が二人だけで相手側を圧倒し制空戦もグラーフの一人勝ちと言う快挙を成し遂げてしまう

 

 

「嘘でしょ…

たった二人に…」

 

 

「戦艦一人と軽巡なんかに…」

 

 

宮崎鎮守府のメンバーは艤装を全て破壊されているのにも関わらず大井と金剛はほとんど無傷だった

 

 

「こんなもんかしらね?」

 

 

「提督ー!目を離さないでくれましたカー?」

 

 

「……あれ?何か可笑しくね?

あの二人?」

 

 

佐渡はその光景に唖然としているがエアが不敵に笑う

 

 

「へぇ?ソラ何をしたのかしらね?」

 

 

こうして小笠原の圧勝し次の戦いへ進むのだが次の相手になる試合もある艦娘が圧倒的に強く他の艦娘が動けないほどだった

 

 

「ひぇぇ……北上さん凄いですね…」

 

 

「珍しくやる気出してるわね?」

 

 

「別にー、まだ全開じゃないよー?」

 

 

「さっすが!ハイパー北上様!!」

 

 

葛城が跳ねながら喜んでいると会場では北上があくびをしながら入り口戻っていく

 

 

「さーてと、次は小笠原かー

大井っちには悪いけど勝たせて貰うよー?」

 

 

 

 

 




次回

小笠原VS佐伯

次回、葛城達と激突します!
北上さんがかなり強くなっている模様です

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