長くなってすみません……
「ねぇ!大井っち!!」
「何ですか!北上さん!?」
二人は近接戦闘をしながらギリギリでお互い単装砲の砲撃を避けて居るのだが突然北上が大井へと話しかけてくる
「正直さ!大会何かどうでも良いんだ!!」
「じゃあ!何で出てるんですか!?
北上さんこう言うの好きじゃないですよね!?」
「大井っちと会いたかったし!
見て欲しかったんだ!!
私が強くなった所を!!」
「それなら!別の所で見せてほしかったですよ!!」
それと同時に大井は北上の足下を撃つと北上は体制を崩しその隙に単装砲を腹部に押し当てようとするが北上がその単装砲に自分の単装砲をぶつけ何とか軌道を反らす
「簡単にはやらせないよ!!」
「流石北上さん!今じゃなかったらまた好きになってましたよ!!」
大井は脚の魚雷を放とうとするがそれを北上に先読みされ単装砲を大井へ押し当て腹部に直撃させる
「ぐぅ!!」
「どうしたの大井っち!そんなもんなの!?」
「まだまだぁ!!」
二人の戦いは長期戦になっていきその隙に小笠原と佐伯の者達は集まり気絶していた足柄と吹雪も起きていた
「頑張れー!北上さん!!」
「やっちゃえー!!」
蒼龍達が応援する中叢雲達もその光景を見ていると金剛がうずうずとしている
「落ち着きなさい金剛」
「で、でも大井が……」
「大丈夫ですよ、大井さんは強いですから」
二人の決闘は続いていたがしばらく戦っていると二人とも息が上がってきており単装砲の弾薬も切れ始めぶつけ合っていたため壊れかけている
「はぁ、はぁ……まだやるの?大井っち?
降参したらどうなのさ?」
「はぁ、はぁ……そっちこそ…
北上さんだけしか残ってないじゃないですか…
どう考えても勝てませんよ…?」
「まぁねー、でも大井っちには負けたくないんだー」
「それはこっちも同じですよ!」
二人は戦いながら微笑んでおりお互い笑い合う
「ねぇ……大井っち」
「何ですか?」
「
勝負うんぬんじゃなくてさ
正直、大井っちが欲しいんだ……
二人で強くなりたいんだよ
私には大井っちしか居ないんだ
ね?今度は私がなんとかするからさ?」
「そう……ですね
正直北上さんとならどんな敵が来ても勝てる気がします」
「ならーーー」
「でも、ごめんなさい
私は貴女の鎮守府には行けません」
大井は息を整え単装砲を水中に捨てると脚に付けた魚雷を北上に向ける
「私はあの人に救われました
男嫌いで猫かぶりでワガママで暴力ばっかりのこんな私をあの人嫌悪なんてしないで普通に接してくれました
あの人の役に立ちたい、あの人に見てほしい、あの人が望むというのであれば何でもしてあげたいんです
だから、私は貴女を倒します
北上さん」
大井の覚悟を見た北上は溜め息を付きながら単装砲を水中に投げ捨てる
「あはは、また振られちゃったな……
なら容赦なしかな…
大井っち!!」
「行きますよ!
北上さん!!」
大井と北上はお互いに魚雷を構えると同時に射出し雷撃を放つ
「酸素魚雷!行っちゃって!!」
「九十三式酸素魚雷行っちゃってよ!!」
お互いに発射された雷撃を避けずにニヤリと笑いながら直撃し爆発と共に水柱を上げていくと会場が静かになりその結果を待っていると水柱が晴れ大井の艤装からは黒煙が上がり水面に膝を付いていた
「……ごめんなさい、北上さん」
大井が呟くともう一つの水柱が晴れると北上が全身の艤装から黒煙を上げており水面に座り込んでいる
「あははー……ごめんね提督、負けちゃったよー……」
「北上!戦闘続行不能!
勝者、小笠原鎮守府!!」
「おおぉ!!」
「すげぇ!!」
大淀の審判が下ると同時に静かになっていた会場が再び沸き立ち歓声が上がっていくと大井は倒れそうにふらつきながら立ち上がるとその身体を金剛が支える
「お疲れ様デース、大井」
「えぇ……お互い様にね」
大井と金剛はゆっくりと北上へ近付いていくと北上は唇を噛み締めており悔しそうにしている
次回
仲間
北上が負けた原因は金剛による一撃が大きな敗因となりましたあれがなければ恐らく大井の敗けでしたね……
瑞鶴出ねぇ!ちっくせう!!