「……………はい?古鷹が…?」
「な、何の冗談ですか?
そんな有り得ないデース!」
「いや、事実だ
古鷹はその罪で海軍に捕まりそして……そこの長門によって処刑されるはずだった」
佐渡の言葉と共に全員の目が長門に集まると長門は頷く
「あぁ、私は彼女を殺そうとした」
「どう……して?」
「私は彼女が深海棲艦と共謀し佐世保鎮守府を壊滅させた張本人と聞いていたんだ
だからこそ、私が彼女の処刑に名乗りを上げた」
その話を聞いていくと事実古鷹がその罪を働き海軍の裏切り者や犯罪者と呼ばれるのが理解できた
「まぁ、ぜーんぶ嘘なんだけどね」
「…………は?」
「ちょっと待て!エアどういう意味だ!?」
エアは珈琲を飲むと古鷹の頭を撫でる
「この娘はね、『海軍に捨てられた艦娘なのよ』」
「海軍に捨てられた……艦娘?」
「と言うとまさか古鷹は……」
金剛達には嫌な予感が過りまさかとは思ってはいるがその先を言えないでいるとエアが続けてその話を続ける
「そのまさかよ
古鷹さん…古鷹はね
海軍の思惑とある奴等の地位を守るために罪を着せられ処刑されかけたのよ」
「何だと!?そんなわけがない!!彼女は!!」
長門がその意見に反論しようとするがエアは強気で長門に向きなおる
「なら、何故貴方が処刑しようとしたとき彼女は『あんなに酷い姿』だったの?
普通に極刑を下すだけならやる必要はないわよね?」
「それは!彼女が脱獄したから…とかではないのか!?」
「貴女まさかその理由を聞かないで殺そうとしたの?
呆れたそれじゃ分からないわよね~」
「なんだと!!」
「辞めろ!お前らの喧嘩をするためのここは場所じゃねぇよ!!」
エアと長門が喧嘩になりかけると佐渡が怒号を放ち二人は大人しくなる
「……ごめん、佐渡」
「…すまない佐渡提督」
「全く……古鷹続けてくれ」
「は、はい……」
佐渡によって静止され二人が落ち着きを取り戻すと再び古鷹は自らの事を話し始める
「……エアさんの言う通り私は実際何の罪も働いて居ないんです
私が当時所属していた佐世保鎮守府は深海棲艦達の奇襲により全壊
ですが、死者は誰一人として出ませんでした
そして、私はその事件を裏から操っていたと言う事で捕まりました」
「でも、調べれば分かる事よね?
そんなの」
すると古鷹は首を横に振るいそれを否定する
「確かに少し調べれば分かることのはずなのです
ですが、海軍の方々は初めから私を犯人に仕立てようと考えていたようで私はすぐに逮捕され拷問を受けました」
「拷問……だと?
嘘だ!海軍ではそれを禁止しているはずだ」
長門が反論するが古鷹はその話を続けていく
「これから話すのは私の過去であり私が佐渡さんと叢雲と出会った話になります」
そして、古鷹は語り出す自らの過去と何故この鎮守府に来なくては行けなくなったのを
次回
古鷹の過去
彼女は語り出す真っ黒で自分を縛り続けている過去を
そして、今までの不可解な行動の理由を
やっとここまで来れた気がします……
中々に長くなりますのでご了承を!!