艦隊これくしょん ー誰ガ為ノ戦争カー   作:霧雨鴉

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支配者

ここは変わって小笠原島

留守番をしているソラはエアからカナの事を聞いていた

 

 

 

「見えてるって……!?」

 

 

「そのまんまの意味よ、カナは他の深海棲艦や姫達とは明らかに違うのよ

異常なまでの視力と射撃精度からアイツの泊地防衛に関して右に出るものは居ないわ

その視力を生かして泊地から敵の編成を見抜き艦隊を送り込み確実に潰していく

指揮能力は高くないけれど奴に奇襲作戦は通用しない

まさにアイツしかドレス島は任せられないと言われてるほどにね」

 

 

その言葉の意味をソラは理解できる

いくら泊地の防衛と言っても複数の姫等で守れている程なのにカナはそれを一人で守れてる

そして、確かにドレス島へ艦娘が迎えた試しはない

 

 

「そ、そんな……じゃあ叢雲様達は!?」

 

 

「ま、苦渋を強いられるでしょうね

奴を倒せるとは思えないしアイツには『始元に貰った』特殊艤装があるわ

あれに関しては本当にヤバイわよ……何よ私ですら一撃で航行不能になりかける兵器って……

イカれてるわ、あんなのアイツにしか使えないし正にチートも良いところよ………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「走れ!全速力でドレス島へ向かうぞ!!」

 

 

混乱する連合艦隊を長門は無理矢理動かすと砲撃を受けた鈴谷と熊野を後ろに下げる

 

 

「長門!どういうこと!辺りに敵が居るかもしれないのよ!?」

 

 

「……佐渡提督が奴の飛行場姫が何故この大海原を支配しているのか解き明かした!奴は既に私達を捉えて自らの艤装射程圏内に捉えている!!」

 

 

「ば、馬鹿な!あり得ないぞ長門!ここからドレス島までは500キロあるんだぞ!そこから私達を見ることも更にそこから砲撃を当てるなんてそんな!!」

 

 

「あんた達!くだらない言い合いしてるんじゃないわよ!!」

 

 

 

陸奥と磯風は混乱しているがそれを制する様に叢雲と古鷹が走りだし長門の隣に行く

 

 

「司令官からは他に何か言われた!?」

 

 

「いいや!全速力でドレス島へ向かえって言われただけだ!」

 

 

「なら行くわよ!それしか私達に道はない!!」

 

 

「そうだね!今から撤退なんて出来るわけないもんね!!」

 

 

長門はその反応をしてくれる二人に微笑むが直ぐ様水平線の先を睨み付けると更に速度を上げる

 

 

「良し!では行くぞ!!」

 

 

「ちょっと!ガングート何してるのよ!?」

 

 

近くにいたウォースパイトがいきなり声を上げるとガングートに視線が行くとガングートは大きくジグザグに航行していた

 

 

「向こうから砲撃されているのであれば!こうすれば奴から砲撃を避けられるはずだろう!!」

 

 

「貴女ね!そんな事でーーーー」

 

 

と話してる間に突然の轟音が鳴り響きその音の主に再び長門達が振り向くと先程までガングートを注意していたウォースパイトがカナの遠距離砲撃に直撃しており爆煙を上げながら真後ろにぶっ飛ばされていく

 

 

「ウォースパイトぉぉぉぉぉ!!!」

 

 

「ウォースパイトさん!!!」

 

 

 

艤装と共にウォースパイトが海面を転がっていくと装備されていた主砲や副砲が破壊され辺りに飛び散る中一人の艦娘がその転がるウォースパイトを受け止める

 

 

「ウォースパイト!大丈夫デースか!?」

 

 

「ガ………ハ……私…が………」

 

 

と少しだけ声をだすが鈴谷同様に異常なまでの砲撃火力に耐えきれずに気絶してしまう

艤装は全て焼け焦げ使用不能に陥っておりその姿を見た全員は血の気が引く

 

 

「金剛!!彼女を明石の所まで!!」

 

 

「分かりました!ウォースパイト!しっかりしてくだサイ!!」

 

 

ウォースパイトは仮にも戦艦、流石に駆逐艦や軽巡には運べないため丁度ウォースパイトを支えていた金剛がそのまま減速しおぶりながら後方に付いてきている明石に向かっていく

 

 

「走れ!走れ!走れ!!

これ以上被害を出すわけにはいかない!!

奴を!飛行場姫の泊地!ドレス島へ走れ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「命中、戦艦ウォースパイト撃破

さてと後45艦ね」

 

 

ドレス島の泊地にてカナは巨大な砲身の艤装を動かしていた

巨大な薬莢がガコンと音を立てながらコンクリートに転がると次弾が装填される

(恐ろしい……まさかこんな距離から戦艦すら仕留めるとは…流石は姫級エリート

他の者達が認める最強の陸上型深海棲艦

この人が味方で良かったと心底思いますよ全く)

 

 

 

「………姫様、前々から思ってたのですが何ですか?

その艤装、従来の貴女型の艤装では無いですよね?」

 

 

「そうよ、私の艤装は始元とアイツに作って貰った特注品でね

私にしか使えないらしいわ

ま、確かに射程距離500キロとかワケわからない射程してるからねこれ

反動も凄いけどこれ面白いのよ?

後で見せて上げるわ貴女の知らない私をね?

それよりも空母部隊を連れてきなさい」

 

 

「分かりましたが一体何を?」

 

 

「決まってるでしょ?」

 

 

カナは頬を吊り上げながら笑うとその顔に椿は久しぶりの姫としての姿に恐怖を抱く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

銃撃の雨(バレットレイン)よ、奴等を一掃するわ

このドレス島へたどり着けるかしらね?

私の島に」

 

 

 

 





次回

銃撃の雨(バレットレイン)


飛行場姫カナによる長遠距離砲撃に長門達は恐れながらも全速力でドレス島へと向かい続ける
だがその行く手を嘲笑うかの様にカナは更に一手をうってくる
彼女達はドレス島へとたどり着けるのか!?


Eー1の堀をやっているのですが全くゆーちゃんもリシュリューも来てくれない………
あぁぁぁ!!!ゆーちゃん欲しいよぉ!!!

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