艦隊これくしょん ー誰ガ為ノ戦争カー   作:霧雨鴉

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最強の陸上型深海棲艦

ここはうって変わって小笠原島

留守番を任されているエアとソラがお互いカナに関しての話を続けていた

 

 

武器要塞(バレットフォートレス)

何ですか姫様その名前?」

 

 

「始元が付けたカナの異名よ

アイツは私達姫級flag改の中でも陸上戦闘に関しては化け物染みてるのよ

……まぁアイツは自分の事過小評価してエリートって名乗ってるけどね」

 

 

「要塞ってあの人航空戦と遠距離砲撃だけですよね?

それに姫様が倒したって………」

 

 

「それは水上戦闘で倒したのよ

それにあの時は航空戦では私の方が上だったし今見たいに防御壁も無かった

……正直運が良かったわ、アイツと相性が良かったのかもしれないわね」

 

 

エアは膝の上でのんびりとくつろぐイーちゃんを撫でながら海を見る

 

 

「そんな、貴女でも危険だなんて……で、でも!

叢雲様ならもしかしたら!」

 

 

「いんや、正直叢雲とは相性最悪かもね」

 

 

「へ?何でですか?だってカナ様は近接戦闘は苦手なんですよね?

叢雲様の得意分野は近接戦闘ですし!」

 

 

「えぇ、苦手よ

と言うか、アイツは近接戦闘何かする必要がないからかしらね」

 

 

「え?どういう意味ですか?」

 

 

「カナは私達三体の中でも陸上戦闘に特化した姫でね

艤装全体に武器を装備した異色の深海棲艦

その圧倒的な火力と武力で相手を潰す

だけど、艤装も基本的には陸上でしか使えない

でもそれは水上に行く必要性が無いからよ

正直、火力、武力に関して三体の中でも一番

クイーンですらあれとは戦いたくないと豪語するぐらいにね」

 

 

「えぇ!?あ、あのクイーン様がですか!?」

 

 

「そうよ私でも次やったら勝てるかどうか………

でもそれほどに強い、アイツは

他の深海棲艦がカナに意見せず二人だけに関わらず太平洋全域を任せたのもそれが理由よ

そして探求者 椿が認めた化け物……

 

 

さぁ、叢雲貴女無事に帰ってこれるかしら?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

異常なまでの主砲や武器の数に叢雲は少しだけ困惑するが直ぐ様カナへ向けて走り出す

 

 

「叢雲!」

 

 

「困惑してても仕方無いわ!!行くわよ!磯風」

 

 

「そうだな!今更何が起きようが変わらないか!!」

 

 

「二人とも!気を付けて!!」

 

 

艤装の全てを見せてもまだ向かってくる叢雲と磯風にカナは全ての主砲を二人に向ける

 

 

「もうさっきみたいに守るのは辞めよ!

私はどちらかと言うと攻撃が得意でね!ぶっ潰してやるわ!!

近寄れると思わないことね!!」

 

 

その瞬間艤装の至るところから出ていた主砲や副砲が一斉に砲撃され叢雲と磯風に襲い掛かる

 

 

「くっ!磯風!避けきりなさいよ!!」

 

 

「わ、分かって居るが!!」

 

 

その数が異常に多くまるでその砲撃の数が向かい風の嵐に立ち向かい走る様にすぐ横や頭を狙い砲弾が飛んできており二人とも余裕を無くす

 

 

「良いわね!あんた達この砲撃を見てもまだ近寄ろうとするなんて、ならこれならどうかしら!?」

 

 

カナは巨大な砲身を縮小させると今まで動かなかったのにも関わらず叢雲と磯風に向かって走り出す

 

 

「なっ!!」

 

 

「近付いてきた!?」

 

 

「これがお望み何でしょ!ほら掛かってきなさい!!

叢雲!磯風!!」

 

 

叢雲と磯風に近付きながらも身体に付いている主砲や副砲を砲撃するのを辞めない

 

 

「あんたから近付いてくるなら好都合よ!!」

 

 

「やるぞ!叢雲!!」

 

 

「やれるもんならやってみなさい!!」

 

 

二人が別々の方向に回り込むがそれを見越すかの様にカナは艤装を動かし二人を捉える

 

 

「馬鹿ね、回り込もうと私に死角はない!!」

 

 

その瞬間回り込んでいる二人に向けて近距離射撃をされ二人は急いでその砲撃を交わし叢雲がカナに斬り掛かる

 

 

「はぁぁぁぁ!!!」

 

 

「あんたのそれだけは危ないわね!!」

 

 

カナは叢雲の薙刀を鋭い爪状に変化させた手で弾くと叢雲は続けてカナに斬りかかる

 

 

「切り裂いてあげるわ!!」

 

 

「出来るわけないでしょうが!!」

 

 

二人が近接戦闘を繰り広げている間磯風はその反対に回り込み真後ろから静かにカナの頭に向け砲撃をしようとするが

 

 

「蜂の巣にしてやるわよ!磯風!!」

 

 

「なっ!ぐふ!!」

 

 

真横から艦載機が磯風に突っ込み腹部に当てると体制を崩しその場に座り込むと空から多くの艦載機が磯風に向かって急降下してくる

 

 

「不味い!!」

 

 

「逃げられるわけないでしょうが!!」

 

 

磯風が慌てて避けようとするがそれよりも先にカナの艤装が磯風を捉え正確に脚と腕を撃ち抜き再びその場に倒れそして艦載機からの爆撃に直撃する

 

 

「ぐぅぅ!!」

 

 

「磯風!!」

 

 

「仲間の心配してる場合なのかしら!?」

 

 

カナは叢雲の薙刀を掴むと腕にある主砲を動かしその全ての照準を叢雲へ向ける

 

 

「くそ!回避!!」

 

 

「仕切れるかしらぁ!?」

 

 

その言葉と同時に正面にある主砲と腕にある砲塔を全て叢雲に向け一斉射撃を開始する

流石に数が多く叢雲でも避けきれず何発か被弾するとその威力により吹き飛ばされる

 

 

「叢雲!この叢雲から離れろ!!」

 

 

「はは!そんな距離で大丈夫なのかしら!?」

 

 

古鷹がその状況を重く見ており急いで二人を助けるために走りながら主砲を放つが全て撃ち落とされてしまう

(撃ち落とされる……それなら!!)

 

 

「これでも食らえ!!」

 

 

「馬鹿ね!そんなの当たるわけないでしょ!!」

 

 

艤装から艤装を取り出すとそれを思い切りカナに投げつけるとそれを難なく空中で撃ち落とすと辺り一体に黒煙が立ち込める

 

 

「あんた、ほんと何でも持ってるわね

それに判断能力も高い」

 

 

「お褒め頂き嬉しいよ!!」

 

 

古鷹はその黒煙に入り込むと右腕の主砲と左肩の主砲でカナに狙いを定め

(……動いてない!良し!撃て!!)

辺りの音からカナが動いてないことを理解するとそのまま砲撃する

 

 

「へぇ、凄いわね自らを隠しながら撃つとはね!!」

 

 

その瞬間カナは走りだし古鷹の砲撃を交わし黒煙に入り込もうとする

 

 

「掛かったね!!」

 

 

「何ですって?」

 

 

カナが走っているとその足下に何か堅いものを踏みつけ下を向くといつの間にか魚雷が転がっており古鷹はそこ目掛けて砲撃をするとカナは爆煙に包まれそれにより黒煙が晴れていく

 

 

「良し!これでーー」

 

 

「これで、何かしら?」

 

 

だが次の瞬間爆煙から白い腕が伸び古鷹の首を掴む

 

 

「なっ!どうして!?

今直撃したはず!」

 

 

「残念、当たりはしたわよ?

でもそれは私の右足に付いていた艤装でカバーしたのよ」

 

 

カナに言われて良く見ると右足に付いていた艤装が外れており爆発した場所に落ちており見事に破壊されていた

 

 

「ま、まさか…自分の艤装で魚雷の爆発を押さえ込むなんて…!」

 

 

「誘い込みは上手かったわ

でもね、私はそう言う事も予想して動いてるの

舐めないで欲しいわね!!」

 

 

そして古鷹の首を放すと艤装が外れた脚で思い切り腹部を蹴り飛ばし吹き飛ばすと古鷹は地面を転がりながら腹部を押さえ苦しむ

カナは跳躍すると叢雲達から離れ

磯風も負傷こそするが何とか立ち上がり叢雲達と合流する

 

 

「くっ!近寄れば砲撃されるし遠距離でもあの巨大な砲身と全身にある砲塔からの主砲!」

 

 

「それに加え三人を同時に相手してるはずなのに艦載機も動かしている……正にだな」

 

 

武器要塞(バレットフォートレス)……まさしく要塞だね」

 

 

「どうかしら?これが姫なのよ

お前達が勝つ見込みなんてないのよバーカ」

 

 

三人が負傷しているのにも関わらずカナはほぼ無傷の状態で立ち塞がる

 

 

「………せめて航空甲板を破壊できれば…」

 

 

カナの航空甲板からは随時艦載機が発艦されており空を白い球体が埋めつくしどんなときでもカナと水上の空を守り続けていた

 

 

「さてと、長く戦っても仕方無いわね

そろそろ三人を殺してーーー」

 

 

と言い掛けた瞬間カナが突然海の方角を向くと舌打ちをする

 

 

「チッ!めんどくさいのが来たわね……」

 

 

カナはその言葉と共に巨大な砲身を再度拡大し主砲を海の方角へと向けていると叢雲達のインカムから声が聞こえてくる

 

 

 

『叢雲!!!生きてるか!?』

 

 

「っ!!グラーフ?どうかしたの!?」

 

 

すると海の方角から何隻かこちらに向かってくる姿が見え叢雲達も振り返ると次に瑞鶴から声が聞こえてくる

 

 

『叢雲!海上の空母部隊は壊滅させたわ!

後はその飛行場姫だけよ!

だから協力してほしいの!!』

 

 

「へぇ!やるじゃない、グラーフ、瑞鶴!

良いわよ!任せなさい!!

磯風!古鷹!!行くわよ!!」

 

 

「分かった!」

 

 

「了解だよ!!」

 

 

カナは叢雲達を横目で見ながら舌打ちをすると呟きながら海を睨み付ける

 

 

「海と陸、しかも航空戦と陸上戦とはね

めんどくさいわね……だけどまぁ勝てないことは無いわ!!!

掛かってこい!!」

 

 

「行くわよ!グラーフ!!!」

 

 

「あぁ!奴から制空権を奪うぞ!!」

 

 

「陸上は!」

 

 

「私達に!!」

 

 

「任せてね!!!」

 

 

 






次回

空を奪い返せ!

カナの想像を越えた武装と火力
そして異常なまでの判断能力に圧倒される叢雲達
空すら支配されている状況で瑞鶴達が動きだしカナに対し航空戦を仕掛ける
果たして彼女達は歴戦の姫から制空権を奪い返せるのか!?


ぶっちゃけどこが飛行場姫何だよって作者が思い始めてますはい()
因みにちょっとしたネタバレですがこのカナ戦ってまだ序章と言うか中盤に過ぎないんですよね……

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