艦隊これくしょん ー誰ガ為ノ戦争カー   作:霧雨鴉

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今回も長いです!




一羽の鶴は空に憧れる 二

「爆撃してあげるわよ!!」

 

 

「艦載機!発艦せよ!!」

 

 

「撃ち落としてやるわよ!!」

 

 

赤城達に制空権を任せ瑞鶴とグラーフは二人でカナと対峙し直接攻撃を仕掛けようとするが

 

 

「くっ……やはり通らないな!!」

 

 

カナの全身に付けられた主砲や副砲等が二人の艦載機を正確に撃ち落とし到達するまえに撃墜されてしまっていた

 

 

「っ!!グラーフ上よ!!」

 

 

「なっ!回避!!」

 

 

しかも制空権は奪われたままの為空からもカナの爆撃等が飛んできており二人は何とか交わしながらもカナに反撃をする

 

 

「どうする!瑞鶴、これ以上やってもこちらの艦載機が底を付くぞ!!」

 

 

「そうだけど!!」

 

 

「諦めなさい!!お前達が私から空を奪えるわけないでしょ!!

三番スロット!六式弾!!

放て!!!」

 

 

カナがそう叫ぶと再び主砲を空に向け放つと基地航空隊を壊滅させた砲弾が射出され赤城達の艦載機を全て撃ち落としていく

 

 

「これが、歴戦の姫か!!」

 

 

「全く通用しない!」

 

 

「艦娘の空母もこの程度か!これならよっぽどアイツの方が脅威だったわ!!」

 

 

瑞鶴は全ての攻撃が全く通用せず苛つきながら戦っていると残り少ない弓矢を持ちながらふと昔を思い出す

 

 

 

『五航戦、もっと弓矢の消費を抑えなさい

そんな馬鹿みたいに艦載機を使ってもただ浪費して制空権は取れないわよ』

 

 

(…………………加賀…先輩)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「五月蝿い!!あんたに言われるまでもないのよ!!」

 

 

「そんな使い方をしていても無駄に艦載機を浪費して勝てるものも勝てませんよ

これだから五航戦は」

 

 

ここは昔、瑞鶴が居た鎮守府の演習場

加賀を相手に航空戦の練習をしていた

 

 

「五航戦五航戦言うな!絶対に制空権を取ってやるんだから!!」

 

 

「………はぁ、これだから新人の世話は嫌なんですよ

全くプライドや実力を過信している馬鹿ばっかり」

 

 

「っ!五月蝿い!爆撃してやるわ!!」

 

 

瑞鶴は持てる艦載機を一気に発艦していくに対し加賀はほんの少しの艦載機を放ち瑞鶴の艦載機を確実に潰していく

そして

 

 

「あぁ!鬱陶しいなぁ!これで…………あれ?」

 

 

背中の弓矢を入れている箱が一つになっていることに気付くと顔を青ざめ加賀を見ると背中にはまだ多くの弓矢を持っており溜め息をつく

 

 

「はぁ………これだから五航戦は

こんなお馬鹿じゃなくてもっと聞き分け良い姉の方が良かったわね」

 

 

「うっさい!あんたより艦載機の数が少ないんだから仕方ないでしょ!!」

 

 

「なら良いわよ

補給してきなさいそれまで待っててあげる」

 

 

「……………あんた今、いくつ使ったの艦載機」

 

 

「二発だから20位かしらね」

 

 

「嘘だ!そんなのあり得ないわよ!私は80出したのよ!!それなのに!!」

 

 

「これが私と貴方の差よ、諦めなさい」

 

 

加賀は冷たく瑞鶴に接していると苛ついた瑞鶴は弓を投げ捨て加賀を直接殴ろうとするが

 

 

「これだから五航戦は」

 

 

その瞬間空を航行していた加賀の艦載機が一斉に瑞鶴を狙い爆撃すると瑞鶴は真っ黒な墨にまみれるとその場に座り込む

 

 

「…………………」

 

 

「頭は冷えたかしら、五航戦」

 

 

「………………悪かったわ」

 

 

「本当に純粋で真っ直ぐの馬鹿ね

嘘とかも知らないほどに

ほら、立ちなさい」

 

 

加賀は発艦させていた艦載機を飛行甲板にしまっていくと瑞鶴の手を無理矢理取って立たせると再び溜め息を付く

 

 

「………何で、私はあんたに勝てないのよ」

 

 

「私と貴女では戦歴も潜り抜けてきた戦場の数も違うからよ

今の貴女では私には一生勝てない」

 

 

その言葉に瑞鶴は歯を食い縛り悔しがっていると加賀は頭を軽く殴る

 

 

「その無い頭で考えなさい

何故負けたのか

どうすれば勝てるのか

どうすれば……私から空を奪えるのかを」

 

 

「…分からないわよ……そんなの」

 

 

すると再びまた加賀は瑞鶴の頭を殴ると溜め息をつく

 

 

「貴女は誇り高き正規空母なのよ

この程度で敗けを認めるの?

空を奪うことを諦めるの?

なら艦娘なんて辞めなさい、今すぐ解体を進めるわ」

 

 

「良いじゃない!あんたは生まれつき強いんだから!!

私は艦載機の数も少ないし!馬鹿だし!練度も低いし!!流石は一航戦様ね!!!」

 

 

「何を馬鹿言ってるの?私以外の『加賀』は私より弱かったのよ」

 

 

「は?何言ってるのよ!!あんたは最強の空母なんでしょ!?

皆言ってるわ!!」

 

 

「違うわ、私は私の先代達から託されたのよ

私自身(加賀)から」

 

 

「どういう……事よ?」

 

 

「私は初めから強くなかったわ

むしろ出来損ないって言われてた

それでも先代は頑張っていた

今までどんな敵であろうと立ち向かい、自らの欠点を見付け成長してきた

…………私はその先代達の技術を受け継ぎその上に立っている」

 

 

加賀は空に哀しそうに手を伸ばしながら話を続ける

 

 

「空は良いわよね、私達が唯一戦える場所

他の戦艦や重巡も手を出せない私達(空母)だけの世界

だから、私は誰よりも強くありたい

この空を私の物にするために」

 

 

だが、手を下ろし瑞鶴に背を向けると歩き始める

 

 

「その気が無いならもういいわ好きにしなさい

貴女に教える気は無いわ」

 

 

瑞鶴はその背中を見ていると加賀がどれ程努力し戦ってきたかを理解し背を向ける加賀に向けて弓を拾い叫ぶ

 

 

「まだ!!終わってないわよ!!!」

 

 

背中に残ってる最後の弓矢を引くと加賀は振り返る

 

 

「貴女に勝ち目は無いわよ

五航戦」

 

 

「五月蝿い!私はまだ負けてない!!」

 

 

その言葉と同時に瑞鶴は弓矢を引き空に向けて艦載機を飛ばす

そしてその姿を見た加賀は微笑みながら弓矢を引く

 

 

「そう来なくてはね

あの時の威勢はまだ残ってるようね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(そうよ……艦載機を無駄に浪費せず、最小限でアイツを撃滅する…

加賀先輩見たいに!!

あの人が目指した……空を私の物にする!!)

 

 

「グラーフ!ちょっと付き合って!!

アイツを出し抜くわよ!!」

 

 

「了解した!!」

 

 

瑞鶴とグラーフは左右に展開すると両端からカナを狙い出す

 

 

「そんなことしても!意味無いわよ!!」

 

 

カナは両端に展開した二人に砲を向けていると空から再び赤城達の艦載機が突っ込んでくる

 

 

「五月蝿いハエ共がぁ!!」

 

 

主砲を空に向けると同時に瑞鶴とグラーフは発艦し低空飛行をしながら直接カナを狙い出す

 

 

「航空戦を赤城共に任せてお前達は直接か!!

馬鹿ね!私の艤装にはまだ多くの高角砲があるのよ!!」

 

 

カナはそう叫ぶと高角砲を展開し低空飛行する艦載機に狙いをつける

 

 

「今よ!グラーフ!!」

 

 

「了解した!!」

 

 

その瞬間グラーフの艦載機が陸上近くの森に突っ込んでいきその姿を隠す

 

 

「はぁ!あんた馬鹿じゃないの!?そんなところ艦載機が通れるわけーーー」

 

 

「悪いな、私には鬼教官が付いていてな……これぐらいは何ともない!!」

 

 

グラーフの艦載機は時期に森の奥に姿を消していき更に追加で空に向けて艦載機を飛ばしていくと瑞鶴も同じ様に放っていく

 

 

「でも、そっちのツインテールのは落とせるわよ!!

落ちなさい!!」

 

 

「馬鹿ね!そんな簡単に落とせるわけ無いでしょ!!」

 

 

すると瑞鶴の艦載機は高角砲より更に下へ低空飛行をしながらカナに突っ込んでいく

 

 

「馬鹿な!あり得ないわよ!そんな低い位置での航行何て………

でもこれであんたは私に攻撃出来ないわよね!!」

 

 

「それはどうかな!

艦爆隊……ごめん!」

 

 

すると艦載機はその勢いのままカナの脚部に向けて全速力で突っ込んでいきその機体をカナにぶつけ大爆発を起こす

 

 

「ぐう!は、はぁ!!あんた正気!?

艦載機を特攻隊として使うなんて!!」

 

 

「お前を倒すために私は何でも犠牲にする!

覚悟しろ!!」

 

 

「こ、こいつ!……ぐ…脚をやられたか…このぉ!!」

 

 

カナは艤装を再展開するとその砲門を瑞鶴に向け砲撃をしようとするが

 

 

「私の艦載機も忘れるなよ!!」

 

 

その瞬間カナの背中が大爆発を起こし痛みに耐えなが前を向いているとグラーフの艦載機が通過する

 

 

「き、貴様らぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 

「これで終わりよ!!艦載機!発艦開始!!」

 

 

「行くぞ!飛行場姫!!」

 

 

瑞鶴とグラーフがカナに向けて発艦させると空から自分の艦載機を戻しその迎撃に当たらせようとするが

 

 

「そんなことは!!」

 

 

「させないよ!!」

 

 

地上に戻りつつあった艦載機を飛龍と赤城の艦載機が捉え撃墜する

 

 

「くそがぁ!鬱陶しいなぁ!!」

 

 

「終わりよ!飛行場姫!」

 

 

だが、カナはニヤリと笑いながら主砲を空に向ける

 

 

「ばーかねぇ!!全て撃ち落としてやるわ!六式弾全弾砲撃開始ぃぃ!!!」

 

 

空に向けてカナは六式弾を打ち上げると空にあった自分のを含め全ての艦載機を撃ち落とし瑞鶴達は絶句する

 

 

「う………そ……自分の艦載機もまとめて!?」

 

 

「何故…そこまでして!?」

 

 

「アハハハハハ!知ってるわよ!!

あんた達って艦載機の数に制限があるのよね!!

その矢が無くなればお前達は何も出来なくなる!!

そんなこと最初から知ってたのよ!!」

 

 

カナに言われると全員自分の背中にある艦載機を搭載した矢を確認すると全て無くなり空になっていることに気付く

 

 

「うそ……うそ!!」

 

 

「いつの間に……慢心…ですね…」

 

 

「でも残ー念!私に艦載機の制限はない!!

この通り!!まだまだ増やせるのよぉ!!」

 

 

カナが両手を広げると自らの飛行甲板から再び艦載機を大量に発艦させ空を埋め尽くす

 

 

「アハハハハハ!!これであんた達の負けよ!

六式弾は弾切れだけどお前達を無力化したなら儲けだからねぇ!!」

 

 

勝利を確信したカナは笑っているとそれと同時に瑞鶴とグラーフがニヤリと笑う

 

 

「へぇ?そうなんだ、あのとんでも対空弾は無いんだ!」

 

 

「なら、我々の勝利だな

瑞鶴!」

 

 

「………何ですって?」

 

 

二人に言われるとカナは空に聞こえる自分の艦載機以外の音に気付き空を見上げると驚愕する

 

 

「落ちてきなさい!!」

 

 

「我々の切り札!!!」

 

 

それは一直線にカナへ向けて突っ込んでくる二人の艦載機であり流石のカナも混乱する

 

 

「馬鹿な!!さっき私の六式弾で全て撃ち落とした筈!!」

 

 

「残念だったわね、私の艦載機は貴女が爆発させた対空弾より上に飛ばしておいたの」

 

 

「だから我々のは落とされずに済んだ!!」

 

 

「チィ!!ふざけやがってぇぇ!!!」

 

 

その説明を聞いたカナは舌打ちをすると空にある艦載機達を動かし二人の艦載機を撃ち落とそうとするが

 

 

「やれやれ、私達の出番かな!!」

 

 

「はい!頑張りましょう!!」

 

 

横から来た艦載機と対空砲に次々とカナの艦載機が撃墜され慌ててそちらへと振り返る

 

 

「蒼龍!吹雪!!」

 

 

「全く、駄目じゃんか飛龍

艦載機の数はきちんと管理しないとね?

あ、はいこれ予備だよ

これ赤城さんと祥鳳さんと飛鷹さんもね!」

 

 

「ありがと!」

 

 

「ありがとうございます!」

 

 

「助かります」

 

 

「よーし!これなら行ける!!」

 

 

「雑魚共がぁぁぁぁ!爆撃の雨に沈めてやるわよ!!」

 

 

空に埋め尽くしていた艦載機が赤城達へ向かっていくと更にその後ろから対空砲と瑞雲や水上戦闘機が艦載機を次々と撃墜していく

 

 

「なっ!更に増援!?」

 

 

「全く、この摩耶様が居なくて対空戦が勤まるかよ!!」

 

 

「摩耶!貴女大丈夫なの!?」

 

 

「あぁ!何とかなさぁ、終わらせようぜ!」

 

 

「こんのぉ!群れるだけしか脳のない雑魚共がぁぁぁぁ!!」

 

 

対空に優れた艦娘や空母達が集まり対空戦はかなり連合艦隊が有利になりカナも焦っていると空から艦載機が落ちてくる

 

 

「クソ!それなら対空砲でーーーー」

 

 

「やらせると思ってるの!!」

 

 

その言葉に振り返るとそこには砲台古鬼達を全て破壊した叢雲達がカナに接近しており慌ててそちらへも砲を回す

それがカナの命取りとなった

 

 

「さぁ!終わりよ!!飛行場姫!!」

 

 

「我々の爆撃を受けるが良い!!」

 

 

「しまった!高角砲が!!」

 

 

再び空に目を向けるとすぐ目の前まで二人の艦載機が迫っておりカナは慌てて避けようとするが

 

 

「そんなことはさせません!!」

 

 

古鷹が、先程瑞鶴の艦載機が直撃した脚に砲撃をしカナの体制を崩すと腰にある飛行甲板が空から狙えるようになる

 

 

「今です!二人とも!!」

 

 

 

「なっ!古鷹ぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

「「いっけぇぇぇぇぇぇ!!!!」」

 

 

その瞬間二人の艦載機が確実にカナの飛行甲板を捉えそれと同時に全身に向けて爆撃を開始すると続けて叢雲と磯風、そして赤城達の艦載機も爆撃しカナは爆煙に包まれる

 

 

「…………やったの?」

 

 

「……倒せては居ないと思うがあそこまでの爆撃すこしは動きがーーー」

 

 

とグラーフが言った瞬間カナを取り巻く爆煙から突然ガチャンと音が聞こえると同時に轟音が聞こえ辺りに衝撃と爆発音が響き渡る

その着弾したのはグラーフだった

 

 

「グラーフ!?」

 

 

「なっ!あんな状態でも!?」

 

 

着弾したグラーフは黒煙を上げながら吹き飛ばされ赤城が慌ててその身体を支えにいく

カナを取り巻く爆煙からは巨大な薬莢が転がってくると更に艤装が動く音が聞こえ叢雲が名一杯叫ぶ

 

 

「瑞鶴!避けなさい!もう一発来るわよ!!」

 

 

「えっーーーー」

 

 

そう叫んだが時既に遅く再びの轟音がカナの爆煙から聞こえ次に反対側に居た瑞鶴に着弾し黒い爆煙に包まれながら吹き飛ばされていく

 

 

「瑞鶴!!」

 

 

「嘘!瑞鶴ちゃん!!」

 

 

そして少しずつカナの周りにある爆煙が晴れていくと舌打ちをしながらカナは二人を睨み付けていた

 

 

「やってくれるじゃないの!!くそがぁ!!

私の!私の艤装を破壊してくれるなんてぇぇぇぇぇ!!!」

 

 

爆煙が晴れたカナの艤装はかなり傷が付いており大量にあった主砲や高角砲がほとんど駄目になっていた

そして

 

 

「クソ!クソ!クソ!クソ!!!!

私の飛行甲板を!良くも良くも良くも!!!

やってくれたなぁ!!瑞鶴!グラーフ!!!」

 

 

カナの飛行甲板は完全に破壊されていた

発着艦は穴が空いており使い物にならないほどに壊され怒りながら海を睨み付ける

 

 

「全員ぶっ殺す!!海の藻屑にしてくれるわぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

カナは再び主砲に砲弾を装填するがそれを止めるべく叢雲が走り出す

 

 

「させるわけないでしょうが!!!」

 

 

「退け!!私の邪魔をするなぁぁぁぁぁ!!」

 

 

薙刀をカナに振るうとカナはそれを爪で防ぎ再び叢雲達はカナと立ち向かうが先程より格段に楽にはなっていた

そして

 

 

「叢雲ぉぉぉぉ!

制空権は奪ったわ!後は!任せるわよ!!!

飛行場姫を必ず倒しなさいよ!!」

 

 

瑞鶴の言葉が海域中に響き渡り叢雲は微笑みながら礼を言う

 

 

「ありがと、瑞鶴、グラーフ

助かったわ後は任せなさい!!」

 

 

それだけを言うと叢雲達は再び島の支配者カナと対峙する

そして、瑞鶴は飛龍や蒼龍に介抱されながら綺麗な空を見上げる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(………どうですか加賀先輩…

私は貴女見たいに…動けましたか……?

貴女ならもっと…上手く戦えたのかな…?

まだ……まだだなぁ…)

 

 

そう思いながらゆっくりと瑞鶴は意識を手放し寝息を立てていく

 

 

 




次回

二人目の始祖級

カナから制空権を奪うことに成功した連合艦隊
これでカナによる爆撃は無くなり大分戦闘が楽になる
その頃、長門は始祖級椿と対峙しその能力と桁外れの実力に圧倒されていた


鶴が欲しい、とてつもなくそうも思ってやってました
そしたらですね!!やっと来てくれたんですよ!!
ボーキめっちゃ消費しましたが翔鶴さんが来てくれました!!めっちゃ嬉しい!!
瑞鶴?………欲しいけど出ないんだよぉぉ!!!(血涙)



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