水平線から来ている大和を見ると椿は全身から血の気が引くような思いと共に一直線に長門に向かっていく
「貴様ぁぁぁぁぁぁ!!!
今すぐ殺してくれる!!
あんなもん連れてきやがってからに!!」
「やはり貴様大和が駄目の様だな、その姿から見て最後の貴様の謎を解き明かした
お前は、ダメージの規定容量があり『私の攻撃が限界であり大和と武蔵の攻撃はその規定容量を越える』と言うことだな!!」
「クソガぁぁぁぁぁぁ!!!
分かっていようと攻撃を受けなければ良いことだ!
死ねぇ!!」
椿が突っ込んでいると横から金剛が思い切り当たりその行動を停止させる
「行かせまセーン!椿!!」
「邪魔だぁぁぁぁぁぁ!!!」
「私も居るわよ!!」
「クソがぁぁぁぁぁ!!」
金剛を投げ飛ばそうとすると大井が反対側から走ってきており雷撃を命中させ椿は体制を崩す
「大和!頼みがある!あの戦艦タ級を撃ち抜いてくれ!!」
「りょ、了解!!」
「お前達!!その戦艦大和を私に近付けるな!!」
大和が長門達に合流しようとすると椿が艦隊を動かしそれを阻止しようとするが
「ちょっとちょっと~」
「私達の事忘れてませんか!!」
艦隊が大和に近付こうとした瞬間雷撃と砲撃により撃破され大和の両隣に二人の艦娘が立ち塞がる
「北上さん!阿武隈さん!」
「大和お帰り~護衛は任せてね」
「大和さんはあの戦艦タ級をお願いします!
私達がそれまで必ず守ります!!」
「ありがとう!」
大和は二人に守られながら長門の元へと走っていくとその後ろを追いかけようとする艦隊に北上と阿武隈立ち塞がると更にそれを援護しようと二人近付いてくる
「比叡~、ちょっと手伝って~
こいつらぶっ殺すよ」
「はい!北上さん、今行きますね!!」
「阿武隈!付き合うわ!」
「妙高さん!ありがとうございます、行きますよ!!」
四人は大和の背後を守っていると大和は長門と合流し椿を射程距離内に捉える
「クソっ!鬱陶しい!!」
「きゃあ!」
「くっ!この!」
椿は思い切り艤装を振り回し二人の身体に激突させると大和に向かい全速力で突っ込んでいく
「お前はどうせあの
貴様の砲撃に当たり前に確実に仕留めてやれば私に恐いものはない!!」
「は、速い!!」
「行かせるか!!!」
椿が大和を近接戦闘で仕留めようとした瞬間その間に長門が割り込み何とか椿を止めることに成功する
「大和!!私ごとコイツを撃て!!」
「なっ!そんなこと出来ません!!
それに私は…………」
大和は先程カナに言われた言葉と椿の言葉と『久しぶりの出撃』に自信を失っており狼狽えていると長門が叫ぶ
「頼む!!お前だけが頼りなんだ!!
安心しろお前のミスは私が何とかして見せる!だから……信じてくれ!!私を!!」
「……長門…」
「私はお前を『妹』から託されているだ
大丈夫だ必ず避けて見せるだから……撃て!大和わたしごと!!」
「っ……分かり…ました!!」
その言葉と共に椿の背筋は凍り付き明らかに困惑し狼狽える
「き、貴様正気か!私と共に死ぬつもりか!?」
「なぁに貴様を屠れば後は叢雲が何とかしてくれる……それに甘く見るなよ私を!!」
長門は拳を椿に叩き込もうとするとそれを先に読んだ椿は反射的にその拳を片手で掴むとニヤリと笑う
「私に、二度の攻撃はーーー」
「あぁ、知ってたよだから……利用した!!」
「何!?」
「徹甲弾一斉射!!」
そのタイミングで大和が砲撃し長門は拳を引っ込める為に先程と同じ行動を取ると椿はそれを防ごうと拳を放すと
「受けるとはお前だけだ!!椿!!」
長門は瞬間的に横に伏せるように飛ぶとそのまま見えなかった砲弾が一瞬で椿の目前まで飛んできていた
「なっ!?ま、まさか!」
「お前が防ぐのは分かっていた、そうだろうな先程の攻撃は効いたからな
だからこそお前の身体は反射的に防ぐ体制を取る
その場合お前は他の攻撃を交わす事は出来ない!!」
「クソがぁぁぁぁぁ!!」
その瞬間大和の徹甲弾が椿に命中し海上を転がるように吹き飛ばされていくと爆煙の中艤装が壊れる音が聞こえ長門はニヤリと笑う
「どうやら、私の予測は当たった様だな椿!!!」
爆煙が晴れるとそこには椿がかなり負傷した状態でおり艤装も所々破壊されていた
「クソッタレガぁぁぁぁぁぁ!!!
クソクソクソクソクソクソ!!!!
この私が!!二度も!!こんな!こんな傷を負うことになるだなんて!!!
あぁ!忌まわしい!大和型ぁぁぁぁぁぁ!!!」
先程の余裕の態度は無くなり身体焼け焦げた肌と怒り狂いながら長門達を睨み付ける
「さぁ!反撃だ、椿……覚悟しろ!!
お前の謎は解けた!!」
「艦娘風情がぁぁぁぁぁぁ!!!
我々の邪魔をしよってからにぃぃぃぃ!!!
ぶっ殺してやる!てめぇらの身体引き裂いてゴミのように海に投げ捨ててやる!!
覚悟するのは貴様らだぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
次回
反撃
今まで全くダメージを負わせることが出来なかった椿に対し有効打を見付けた長門は反撃の狼煙を上げ椿を打ち倒すために連合艦隊を動かす
だが相手は始祖級 そんな簡単に倒せるほど甘くない
台風の被害が酷かったらしいですね……
そんな状態でも仕事行ってましたがね?
いやー鉄板が転がってきたときは面白かったですね!!(呑気)