艦隊これくしょん ー誰ガ為ノ戦争カー   作:霧雨鴉

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反撃

カナの艤装を蹴り軌道を無理矢理反らした叢雲はその状態から薙刀を持ち変えカナに振りかざしその心臓を突き刺そうとするがその刃は瞬時に掴み取られる

 

 

「なっ!こ、コイツ!!」

 

 

「くっ……やはり無理か!!それでも!!」

 

 

叢雲は薙刀を手放すと少し損傷した艤装を動かし薙刀の柄の部分を思い切り殴ろうとするが

 

 

「ふざけん……なぁぁ!!」

 

 

「しまっ!!」

 

 

それよりも先にカナは主砲を縮め叢雲を自らに寄せるとそのまま足首を掴むと真後ろに思い切り投げ付けるがその前に手放した薙刀を握り締め何とか空中で立て直し地面へと着地する

 

 

 

「金剛!!」

 

 

「は、はい!!」

 

 

不意に叢雲が叫ぶと海上に居る金剛を指差すと怒りながら宣言する

 

 

「勘違いしてるんじゃないわよ!!

あんたが守るのは妹だとしてもそのあんたを守る奴が誰も居ないと思うんじゃないわよ!!

あんたは私が守る!だから無茶してるんじゃないわよ!!!」

 

 

「叢雲………」

 

 

「そんな傷で戦えるの!?それなら何も言わない!!

でも無理なら今すぐ下がりなさい!コイツは私が必ず倒す!!!

この私が守ってやるんだから!少しは信じて待ってなさいこのお馬鹿!!!」

 

 

「………ハイ!」

 

 

金剛はその言葉と共に少しふらつき霧島達がそれを支える

 

 

「榛名!霧島!比叡!!

金剛を頼むわよ!!!

そのお馬鹿は本当に世話が焼けるんだから!気絶させてでも無茶をさせないで!!」

 

 

「「「は、はい!!」」」

 

 

「早く金剛を治してきなさい!!ほら行く!!」

 

 

「「「りょ、了解!!」」」

 

 

叢雲の気迫に押され榛名達は金剛を連れて早急にドレス島から離れていくとその後ろを複数の深海棲艦が襲い掛かろうとするが

 

 

「おっと、やらせないよ」

 

 

「霧島には手を出させないよ!!」

 

 

その後ろから北上と阿武隈が追撃し何とか四人はドレス島から離れていき明石の修理に向かっていく

それと同時に叢雲はカナと再び対峙するが再び精一杯声を張り上げ二人を起こす

 

 

「起きなさい!!磯風!!古鷹!!

まだ戦いは終わってないわよ!!!」

 

 

「む、叢雲………」

 

 

「私達が休んで良い時はこの姫を倒したときでありこの島を奪還した時!!!

それまで休むのは許さないわよ!

もし!動けないなら下がりなさい!!!

私だけでもコイツをぶっ倒すわ!!!」

 

 

「……ふふ、叢雲……らしい…ね!」

 

 

「全く……自分が…一番酷い筈なのに…まだ戦うのか……この艦娘は…同じ駆逐艦だとは思えないぞ…」

 

 

叢雲に言われ古鷹はフラフラと立ち上がり再び主砲をカナに向けそれと同時に磯風も痛む脚を持ち上げ主砲を拾うと構える

 

 

「行くわよ!!二人とも!!!」

 

 

「あぁ!!」

 

 

「了解!!」

 

 

三人が再び気合いを入れて立ち上がるとカナの頭は大混乱に陥っていた

 

 

「何故だ!叢雲貴様!!さっき私の砲撃を受けたよなぁ!?

戦艦大和を航行不能にする私の一番スロットを受けたよなぁ!!!

違うか!!艦娘叢雲!!答えろぉぉぉぉ!!!」

 

 

「受けたわよ……流石にまだ痛いけれどね…」

 

 

「痛い!痛いで済むだと!?ふざけるな!!!

私達残り二人のエリートですら重症にもちこめるんだぞ!?そんな攻撃が痛いで済むわけないだろうがぁぁぁぁぁぁぁ!!!

どうやってだ!!何故貴様は立ち上がれる!?

お前は何なんだ!!!艦娘叢雲ぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

 

 

「私?何言ってるのよ……私はただの駆逐艦よ

諦めが悪くてあんたを倒そうとしているただの駆逐艦よ!!!」

 

 

「そんな訳あるかぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

大混乱に陥っているカナは主砲を叢雲に向けると四番スロットのまま連続して撃ち抜こうとするがそれを左右にステップしながら交わしカナに近付いていく

 

 

「来るな!!来るなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

六番スロット!!斬烈弾(ショット)

切り刻まれろぉぉぉぉぉぉ!!!!」

 

 

その瞬間カナは斬烈弾(ショット)を撃ち放つと叢雲は真っ直ぐその砲弾に向かって走っていく

 

 

「叢雲!避けて!!」

 

 

「駄目よ!避けちゃ駄目!!」

 

 

「な、何を言っているんだ!!叢雲!!」

 

 

「アハハハハハ!!!その砲弾からは逃げられない!!

刃で全部切り裂いてやるわよ!!」

 

 

そして叢雲はおもむろに薙刀を握り締める振り上げる

 

 

「この砲弾はさっき古鷹が撃ち抜こうとした砲弾と同じ特殊弾頭!!

そして途中で爆裂し逃げようとする方角へ刃を飛ばしてくる!!

それはコイツがそのどの方角に逃げようとその前に爆裂し刃を当てると言う計算をしているからでありコイツに信管は存在しない!!

それなら対処法は一つよ!!!」

 

 

「なっ、き、貴様!!」

 

 

そして叢雲は薙刀で思い切り砲弾を殴り付けると鈍い音が辺りに響き渡る

 

 

「『この斬烈弾(ショット)が爆裂する前に撃ち落とせば良いのよ!!!』

こんな風にね!!!」

 

 

殴り付けられた斬烈弾(ショット)は思い切り地面に突き刺さり叢雲が走り去った直後に爆裂し刃が地面にばら蒔かれカナと距離を詰める

 

 

「こ、コイツ!!短時間で私の斬烈弾(ショット)の弱点を!?」

 

 

「カナぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

叢雲はカナに接近するとカナに向けて薙刀を振りかざすとカナも再び爪を展開させ叢雲の薙刀を防ぐ

 

 

 

「反撃開始よ!!カナぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

「このぉ!艦娘風情がぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

 

 

 

 

 





次回

第二回戦 歴戦姫カナ

撃ち抜かれた倒されたと思っていた叢雲が起き上がり再びカナと対峙する
その身体はボロボロの筈なのにそれに鞭を打ち歴戦姫を倒そうとする
命を削りながら

ぶっちゃけ長いなぁと思ってますカナ戦()
それでも書きたいと思ってしまう……
そしてもう一つ小説を書こうかなと思ってます
こっちと違い一話完結のゲーム内の鎮守府物語ですかね
台詞メインの話でありイベントで書けないこっちの代用見たいな物です
まぁ!叢雲と古鷹は常駐で居ますけどね!!!

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