「大井!!金剛!!来るまでコイツをここに止めておくわよ!!」
「「了解!」」
叢雲の指示に金剛と大井は動きだし長門へと通信をする
「長門!飛行場姫をポイントまで追い込んだ!!
そっちも用意しておきなさい!!」
『了解した!!それとそっちに明石と夕張が向かった!
叢雲、傷を治してもらえ!お前に死んでもらったら元も子もないからな!!』
「そんなこと!!」
「叢雲さん!!」
「古鷹さん!!」
負傷している古鷹と叢雲に明石と夕張が駆け寄り夕張は叢雲の基幹を持っていた
「二人とも酷い怪我です!こちらに!!」
「で、でも……」
「古鷹さん!!叢雲!!後は任せて!!」
古鷹が渋っていると金剛が既にカナへ近接戦闘を仕掛けており大井は更に雷撃を放ちカナを動かせないようにしていた
「大丈夫デース!少しの間だけ時間を稼ぎマース!!
二人は傷を治してください!!」
「……分かったわ、お願い明石!」
「…お願いします、明石さん!」
「はい!今すぐに!!」
そして明石は艤装を取り出し一番重症な叢雲を治療し始めるとその様子をカナはイラつきながら見ていた
「あいつが復活したら更にめんどくさくなる!!
先に殺してやる!!」
「叢雲と!」
「古鷹には」
「「手を出させない!!」」
主砲を動かしたカナに思い切り蹴りを与えるとその痛みに体制を崩すと通信が入る
『二人とも離れて!!!』
その通信を聞くと大井と金剛はカナを蹴り飛ばし距離を取ると二人に主砲を向ける
「この雑魚共が!!私に良くも!!」
「不味い!」
「大丈夫!もうコイツは私達に構ってられなくなる!!」
「はぁ?お前ら何を言ってーーー」
カナが言った瞬間突如雷撃が脚に直撃し体制を崩す
「なぁ!い、いつの間に!!
こ、コイツ!!」
いきなり見えない所からの雷撃に大井か不知火達が撃ったと思っていたが更に続けて同じ方向から複数の雷撃が放たれており脚に直撃すると脚部の艤装が大きく損傷する
「え!?な、何で飛行場姫に雷撃が!?」
「木曾、貴方ですか!?」
「い、嫌違うぜ!!」
「じゃあ一体誰が?」
「ぐ、ぐぬぅ!!な、何!?
一体何が私を!!」
「来ました!良し行きますよ!!大井!!」
「えぇ!流石は良い狙いね!!」
カナと不知火達は何が起こったのか分からず向かってくる金剛と大井を相手しようとするが更に複数の雷撃により体制をまともに取れない
「受けなさい!!飛行場姫!!」
「fire!!」
そして体制を直せないカナは大井と金剛の砲撃をもろに受けてしまいその場を動けないでいるとそれを見ていた磯風が動き始める
「っ!今だ!全艦隊!!カナに砲撃を集中させるぞ!!!」
「え?え?は、はい!!」
「わ、分かりました!!撃てぇぇ!!」
どこからか飛んでくる雷撃に体制を崩され更に海上では金剛達の集中放火を受けながらカナは必死に考えていた
「ぐぐぐぐぐ!!な、何!何なの!?一体何が私を………まさか!!
アクティブソナー!!!」
カナは自分の艤装に取り付けられた水中探査機とソナーを稼働させると海上の金剛達とは別に四つの反応を見つける
「見付けた!!
ど、どこ!この雷撃の正体は!!」
だが、カナは辺りを見渡すがそれらしき影は見えず必死にモニターを見るとそれが何なのかやっと理解する
「ま、まさか……この四つの影ってのは!!!」
自らの足下が真っ赤染まっているがそこに自らを苦しめている正体を掴む
「海中!?この雷撃の正体は潜水艦か!!」
海上から見えないほどの奥深い海中の中四人の艦娘が飛行場姫を捉えており各々が魚雷を艤装から取り出していた
「捉えたわよ!!飛行場姫!!!!」
次回
最終作戦発動!飛行場姫ヲ討伐セヨ!!
佐渡の作戦が発動し更にカナを追い込んでいく
海中と海上の同時攻撃に流石のカナも防戦になってしまい
それを合図として長門が動き始め戦いを終わらせようとする
イベントが迫る中これが書き終わるか分からなくなってきましたわ(他ゲームもやりすぎてて)
次のイベントこそE1は甲攻略してやる……
と言うわけで村雨さんを育成中です、間に合うかな……