艦隊これくしょん ー誰ガ為ノ戦争カー   作:霧雨鴉

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最終局面 九

「クソガキ共がぁぁぁぁ!!アブソリュート!!」

 

 

カナがアブソリュートを呼ぶと先程カナを食らっていた管が伸び斬り飛ばされた腕を掴むとそのまま持ってくる

そして持ってきた腕を右腕に付けるとその場から修復され元に戻る

 

 

「何て再生力!!」

 

 

「斬り飛ばした腕を瞬時に!」

 

 

「チッ!やはり動かないか!!

やってくれるじゃないの!叢雲!!!」

 

 

「やっぱり、簡単にはいかないか

腕を斬り飛ばされた瞬間に治すなんて!!」

 

 

だが、カナの右腕はぶらんと垂れ下がっており傷口が完全には治っては居なかった

それでも無くしたはずの右腕を簡単に治すカナに叢雲は更に警戒する

 

 

「本当にお前らは私の神経を逆撫でしてくれるなぁ!!」

 

 

「切り替えが早いのが本当苦痛ね、あんたは!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アハハハハハ!!沈んで貰いますよぉ!!」

 

 

「くっ!コイツやはり強い!!」

 

 

カナと叢雲達が激戦を繰り広げる中長門達は起き上がっていた椿と対峙していた

先程の様に深海棲艦こそ居なくなり椿に集中出来るのだが椿自体がかなり強く長門達も苦戦を強いられていた

 

 

「粉々にしてくれる!!」

 

 

「死になさい!!」

 

 

「効きませんし、もう見切ってるですよぉ!!」

 

 

ガングートとウォースパイトが同時に攻撃を仕掛けるが椿はそれを軽々と交わしていきその着地点を狙って大和が砲撃する

 

 

「砲門!放て!!」

 

 

「チッ!当たるわけにはいきませんねぇ!!」

 

 

だが、大和の砲撃も次第に見切られてきてしまい長門はどうするべきが悩んでいた

(どうする!コイツに砲撃戦も近接戦もほとんど通用しない!!もしコイツに勝てるとしたら………)

 

 

長門は不意に叢雲を見てしまう

そう、もしこんな状況でも叢雲は直ぐ様一人で突破口を見付け行動すると思い頼っていたが叢雲を見てあることに気付く

(…………アイツ、腹部にあんな傷あったか?)

 

 

叢雲の腹部を凝視するとそこには少しだけ抉られた傷が見えておりそこから少しだけ血が流れていた

しかも叢雲も息がかなり上がっており疲労していることが遠くからでも分かる

(叢雲もそろそろ限界と言うことか!不味い!椿で足止めを食っていたからか!叢雲の援護に!!)

 

 

長門が走りだそうとした瞬間椿がそれを見逃さず海面を蹴り飛ばすと一気に距離を詰める

 

 

「逃がしませんよぉ!!!」

 

 

「クソ!やはり速い!!」

 

 

長門は咄嗟に構えるがその間に一人の艦娘が割り込み椿の突進を受け止める

 

 

「陸奥!!」

 

 

「チッ!邪魔が入りましたか!!」

 

 

「長門行って!!コイツは私達が押さえる!だから!!」

 

 

火花を散らしながら陸奥は椿を押さえており長門も手を出そうとするがぐっと押さえその場を去ろうとするも

 

 

「行かせませんよぉ!!!」

 

 

「きゃあ!!」

 

 

椿がその陸奥の艤装を蹴り飛ばすと長門へ全速力で突っ込むが

 

 

「やらせねぇ!!」

 

 

その椿を両手で加古が受け止めそれと同時に衣笠も艤装をぶつけ椿を止める

 

 

「加古!衣笠!!」

 

 

「コイツは私達がやる!!長門は叢雲達を!!」

 

 

「木曾が命賭けてやったんだから!私達が命張らないなんて情けないわ!!行って!!あの人達を!!古鷹さんと叢雲達を助けて!!」

 

 

「……すまない!二人とも!!」

 

 

「行かせや!!」

 

 

「そこまでですよ!!椿!!」

 

 

加古と衣笠が何とか椿を止めている中真横から青葉が主砲を構えると砲撃しておりそれを見ていた椿は二人を蹴り飛ばすと砲撃を交わす

 

 

「チッ!逃がしましたか……本当に邪魔ばかりしてくれますねぇ?貴女達?」

 

 

加古、衣笠、青葉が椿の前に立ち塞がる

その後ろではガングート、ウォースパイト、大和達が主砲を構えているがそれを見ながら椿は笑みを浮かべる

 

 

「まぁ、良い

お前ら全員沈めればそこを通れば良いんですからねぇ!!!」

 

 

その瞬間加古に向けて爪を振りかざすがそれを青葉が防ぎその横から衣笠が主砲で撃ち抜こうとする

 

 

「沈みなさい!!」

 

 

「あらよっと!!」

 

 

「え!?」

 

 

だが、椿は爪で青葉を掴むとそのまま衣笠の方へと向け青葉を盾として使う

 

 

「え!?ちょっと!!」

 

 

「隙有りですねぇ!!」

 

 

一瞬、ほんの一瞬砲撃を躊躇った瞬間青葉を衣笠に投げ付けると同時に雷撃を放ち二人に直撃する

 

 

「「きゃあぁぁぁぁぁぁぁ!!」」

 

 

「あーあ、弱いですねぇ!!本当に!!」

 

 

「貴様!!」

 

 

「これ以上はやらせないわよ!!」

 

 

衣笠と青葉がやられた直後ローマと綾波が走ってきており椿に対し砲撃をするが椿は簡単にそれを交わし自らの砲撃で綾波を狙い撃つと直撃し一瞬ローマが躊躇うが直ぐ様拳を握り直し椿に襲い掛かる

 

 

「貴様ぁぁぁ!!」

 

 

椿はローマの攻撃を交わし艤装を掴むとそのまま海面に叩き付ける

 

 

「ガハッ!」

 

 

「相変わらず脳が無いですねぇ!!そんなので私がやられるとでも!?」

 

 

たった一人の戦艦にすら手が出せない状況で加古は一人椿の戦い方を見ており静かに考えていた

(…何か……何かあるんだ……見ろ…よく見て考えろ…コイツの弱点が……どこか…絶対に……化物であろうが何だろうが絶対に!!

ただ倒すだけじゃ駄目だ……またさっき見たいに起き上がる……ならコイツを動けないように……コイツの機関は何処にあるんだ?)

 

 

そしてガングートやウォースパイト達が戦っている最中その答えを見付ける

 

 

「………あった……そこか……だが……いや、なりふり構ってる場合じゃない!!

コイツを倒して!私達は前に進むんだ!!」

 

 

 

 





次回

未来(勝利)に繋いでいけ

長門がとうとうカナへと向かいだし加古が椿と戦う最中その突破口を見付ける
そして木曾に影響を受けた艦隊達は笑みを浮かべながら覚悟をする

この戦いも後少しですかなぁ…
あ、因みにイベントのE1は甲突破しました!
四艦編成でしたが意外と余裕でしたな……
村雨さん強すぎる……(集積やら吹き飛ばすし…)
最早この娘エース何じゃね?と思いましたね!!
ヴェール?あぁ……居ましたが何故か主砲を当ててくれなくてですね…ハハ…(ヴェールレベ91村雨レベ71)

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