艦隊これくしょん ー誰ガ為ノ戦争カー   作:霧雨鴉

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賑やかな休日 三

佐渡が部屋を出るとのんびりとした様子で自販機に向かっていると後ろから声を掛けられる

 

 

「佐渡提督さーん!」

 

 

「んー?あれ、青葉ちゃん!?

な、何でここに!?」

 

 

「えへへー、久しぶりです!実はここには取材に来ておりまして……」

 

 

「へぇ?この旅館何かあるの?」

 

 

「ここは艦娘が泊まれる数少ない旅館ですからね

何かスクープがあるかと思って休暇を使って来てみたんですよ!」

 

 

「ほほう?相変わらず取材熱心だね?」

 

 

「いやいや、そんなことありませんよ!」

 

 

古鷹との事件後、青葉はすっかり明るくなっており自身の趣味である新聞作りに励んでおり佐渡も嬉しく思っていた

 

 

「そう言う佐渡提督は何故この旅館に?」

 

 

「あー……実は叢雲達が来たいってうるさくてな

渋々だ」

 

 

「あー…成る程です……ってちょっと待ってください?

小笠原鎮守府は大丈夫何ですか!?」

 

 

「んー、何とか

信頼してる奴が守ってくれるらしいからな」

 

 

「……ほほう?エアさんでは無さそうですね?その感じは?」

 

 

「いつか紹介するよ」

 

 

「楽しみに待ってますよ!」

 

 

そんな雑談をしていると佐渡は不意に自販機から飲み物を買うと青葉にも渡し近くのソファに腰掛ける

 

 

「そう言えばさ」

 

 

「はいはい?」

 

 

「今日はこの後予定でもあるのかい?」

 

 

「んー……この後…は取材内容をまとめる位ですかね?」

 

 

「ほほう…?なら一応暇なのだね?」

 

 

「え?えぇ…まぁ、まぁ?」

 

 

「ならさ、この旅館に泊まりたいとかは思わないのかい?」

 

 

「んー、確かにここは良いところですから泊まりたいですけど……」

 

 

そこまで言った瞬間青葉はハッとし佐渡を見るとニヤリと笑っており手を取られる

 

 

「ちょ!ちょっと待ってください!佐渡提督!!」

 

 

「良いや!待たないねぇ!!こっちに来るんだ!!!」

 

 

佐渡は青葉の手を掴みある部屋に連れ込むとそのまま背中を押す  

 

 

「お前ら!!一人追加だぞ!!!」

 

 

「ちょっと!佐渡提督!!」

 

 

「ん?何よ司令官って……あら?青葉じゃないの?」

 

 

「おー!青葉デース!

青葉も来てたんデースか?」

 

 

「青葉!この旅館に来てたの!?」

 

 

「いや、ちょ、待ってください!?」

 

 

「何だ?泊まる為の服がない?

よーし!なら明石さんに取ってきて貰おう!!」

 

 

「ちょ!心読まないでくださ!じゃなくて!!!」

 

 

「そう言うことだから、青葉の事頼むぞ皆!」

 

 

「「「「はーい」」」」

 

 

「ちょっと!待ってくださいぃぃぃぃぃ!!!!!

佐渡提督ぅぅぅぅぅ!!!????」

 

 

佐渡は直ぐ様扉を閉めると残された青葉を金剛が捕まえ持ち上げると直ぐ様イムヤが靴を脱がせ

 

 

「一名追加デース!!!」

 

 

「待って!金剛さん!待ってぇぇぇぇ!!」

 

 

そのまま長門に投げ付けると上手くお姫様だっこをし椅子に座らせると大井と夕張が飲み物とお菓子を渡す

 

 

「はい、オレンジジュースで良いかしら?」

 

 

「お饅頭だよ!」

 

 

「あ、どうも……じゃなくて!」

 

 

すると古鷹が青葉の肩を軽く叩くと首を横に振るう

 

 

「諦めなよ青葉、提督はあぁ言う人だから」

 

 

「そうよ、大人しく甘えときなさい

どうせ後でフロントに伝えるでしょうし」

 

 

「………はぁ…と言うか皆さん馴れすぎじゃないですか?」

 

 

「「「「だって提督(司令官)だし?」」」」

 

 

「…………あの人、本当になんなんですか…」

 

 

「ま、諦めなさい

ああ見えて意外と周りを見ているのよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えぇ、お願いしてもよろしいですか?」

 

 

『良いですよ!ですが見返りが欲しいですねぇ?』

 

 

「んー、この旅館の宿泊六泊七日はどうです?」

 

 

『……待ってください?流石に長くありません?』

 

 

「休暇は長い方がよくありませんか?」

 

 

『いやまぁ、嬉しいですが…あえて三泊四日でお願いします』

 

 

「良いですよ、それくらい大したことありませんし」

 

 

『相変わらず貴方の財力はどこから来てるのか……

でしたら今晩には届くように送りますね!』

 

 

「ありがとうございます!では旅館の話はまた今度」

 

 

『はーい、では失礼致しますね』

 

 

電話を切ると佐渡は軽くため息を付き空き缶を片手に廊下を歩きゴミ箱に投げ入れ旅館を歩く

 

 

(……まぁ、普通の旅館だよな

抜けないなこの癖は)

 

 

佐渡は旅館の非常口や窓の配置、自販機の配置を見ており旅館内をくまなく歩いていく

 

 

(んー……部隊(・・)からの癖だけど治さないとなぁ……)

 

 

しばらく歩き全てを見終えると再びソファに座ると聞きなれた声が聞こえ

 

 

「…あれ?ちょっと待って

俺幻覚でも見てるのか?あれ?」

 

 

「…提督私にも見えます

疲れてるのでしょうか?」

 

 

「いや二人とも失礼だよ?

佐渡君…だよね?」

 

 

「えぇ、そうですよ

人の事を幻覚と呼ぶとはかなり失礼ですねぇ?

猿橋さん、大和さん?

そして、人の顔をまじまじ見ないでくださいよ石澤さん」

 

 

そう、その声の主は猿橋、大和、石澤でありその姿を見て呆れながらもため息を付いていると

 

 

「あっれー?佐渡提督じゃーん?久しぶり~」

 

 

「お!そこに見えるのは佐渡君だね!」

 

 

その反対側からは葛城と北上が来ており佐渡は挟まれてしまう

 

 

「……俺としたことが」

 

 

「うん?何か言ったか?佐渡」

 

 

「いや、何でもないですよ

にしても珍しいですね?こんなところで会うだなんて?」

 

 

「いやー、榛名が行きたいって煩くてな……」

 

 

「うちは霧島がね……」

 

 

「こっちは比叡だねー…」

 

 

 

「「「………ん?」」」

 

 

(金剛だな…原因は…)

 

 

今回の集結の原因が金剛にあると分かった佐渡は頭を悩ませながらため息を付く

 

 

 

 

 





次回

大混乱?温泉に入ろう!

次回温泉回であり少しシリアスも含まれるかもしれません!(多分ね!)

と言う訳で久しぶりです
失踪?しませんとも!ですがねぇ……少しだけスランプ気味ですはい()









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