「ナンダト!?」
あまりのことに驚いた戦艦棲姫は、砲弾が放たれた方角を見ると六人の艦娘達がこちらに向けて航行してきていた
「助…かった…?」
叢雲は突然の事に驚きながら砲撃を受けたケルベロスを見るとケルベロスは呆然としており持っていた艤装を腕に突き刺し手を緩めさせ何とか逃げ出す
「ガァァァ!!!」
ケルベロスは、叢雲より新たに来た六人の方角へ向き直り主砲を全て構え一斉に砲撃する
「皆!!散開!龍驤さんは艦載機をお願い!!
那智さん、曙ちゃん、潮ちゃん、朧ちゃんは戦艦棲姫の所に居る二人をお願い!」
「「「「了解!」」」」
六人はケルベロスの砲撃を避けると各々行動を起こし、旗艦と思われる少女一人はケルベロスへと向かっていく
「さぁてと、艦載機の皆!お仕事お仕事!!
行ったれー!」
一人は艤装から、艦載機を発艦させると空へ飛び立ちケルベロスと戦艦棲姫に向かっていく
ケルベロスは肩の艤装から三式弾を艦載機に向けて撃ち応戦すると幾つかの艦載機に直撃し撃墜するが何機かは残りケルベロスへと爆撃を開始する
「グァァァァ!!!」
空からの爆撃に全身を撃たれ爆炎を上げ煙に巻かれると艦載機は次に戦艦棲姫へと雷撃を放ち再び空へと上がっていく
「撃チ落トシテヤル!!」
戦艦棲姫は、正確に艦載機を狙い撃つが自分の主砲では一機二機が落とすのは関の山であり、その隙に踏みつけられていた大井は逃げ出し、古鷹も叢雲の元へと走る
「クソォ!!!」
すると、戦艦棲姫に雷撃が命中し水柱に包まれその隙に大井は立ち上がり離れると痛みからかふらついてしまうが潮、朧に抱えられ何とか立っている
「大丈夫ですか?」
「えぇ、ありがとう…」
大井は二人に抱えられていると、那智と曙は戦艦棲姫へと主砲を構えており古鷹も急いで叢雲の元へと急ぐ
「叢雲!大丈夫!?」
「平気よ……古鷹こそ大丈夫なの?」
「全然大丈夫!それよりもこの方々は?」
古鷹は、辺りを見渡すと居るはずのない艦隊に驚いていると一人がこちらに向かってくる
「すみません!遅くなりました!」
「貴女は……確か沖縄鎮守府の……」
「はい!阿武隈です!提督の命令で我々も第九艦隊は貴女達、第八艦隊と合流し戦艦棲姫を迎撃せよと命令されました!
よろしくお願い致します!!」
阿武隈が敬礼をしていると、叢雲と古鷹は安堵のため息をつく
『間に合ったみたいだな』
インカム越しから佐渡の声が聞こえると叢雲が怒鳴るように怒り始める
「あんたねぇ!!
救援来るなら先に言いなさいよ!!
全く……でも」
叢雲は、艤装を構えケルベロスへと向き直ると古鷹と阿武隈も戦闘体制を取る
「ガァァァ!!!」
「ちょうど手が足りなかったのよね!!」
爆煙が晴れるとケルベロスは、ほとんど無傷のまま叢雲達に咆哮をしており爪を構えている
「ヤッテクレタナ艦娘共ガ!!
増援トハナ!!」
水柱を切るように、戦艦棲姫は主砲を那智達へ構え戦闘体制を取る
「嘘やろ、あれまともに受けて無傷なんか?」
「予想以上に固いようだな」
「ふん!関係ないわよ!クソ提督の……私達の居場所を奪おうとする奴を倒すだけよ!!」
曙の身体は高速修復を使った影響で全身回復しており艤装も完全に治っているためか、かなり強気である
「そうだな、我々の居場所を奪うものを倒さねばな!!」
那智も曙に言われ気合いを入れ直し、主砲を全門戦艦棲姫に構えるとインカムから佐渡の声が聞こえる
『これより!第八艦隊、第九艦隊連合を結成し!
戦艦棲姫とケルベロスを迎撃する!!
叢雲、古鷹、阿武隈でケルベロスを!!
大井、曙、朧、潮、那智、龍驤で戦艦棲姫を!!
各自!!俺がサポートはするが轟沈だけはするな!!!
良いな!!』
「「「「「了解!!!」」」」」
「忌々シイ奴等ガ!!マトメテ沈メテヤル!!!」
「ガァァァァァァ!!!」
各々、艤装を構え戦闘体制を取ると戦艦棲姫は主砲を那智達へ撃ち
ケルベロスは咆哮と共に爪を振り上げ叢雲達へ向かっていく
『戦闘!!開始!!!』
次回
激戦
沖縄&小笠原の共同戦線
はてさて勝てるでしょうかねぇ?