大樹と旅を始めて約10年たった...と、思う。しかし、今だに僕達以外に人に会うことが出来ていない。まだ、人が誕生していないのだろう。と、言うことで
譲 「愛刀を作りたいと思いまーす!」
大樹 「突然ですね...刀ならあるじゃないですか。」
譲 「あれは妖力で一時的に出した偽物の刀だから、鉱石で形に残るような刀が作りたいんだよ。」
愛刀は男のマロンであって夢である。S〇Oの主人公が持っているような黒い剣とかを作ってみたいじゃないか。
大樹 「作るのはいいんですが、素材などはどうするんですか?」
譲 「感知しながら掘るしかないだろ。」
妖力で鉱石を感知する事が出来る。それを頼りに掘っていけば刀を作る素材が手に入るだろう。
譲 「それじゃぁ、探すか!」
━掘り始めて3時間後━
譲 「うーん......とりあえずこんなもんでいいかな?」
大樹 「いや、掘りすぎだと思いますが...」
大樹が何か言っているが聞く耳を持たず、適当に鉱石を手に取り見ていく。採取した鉱石は黒曜石、ダイヤモンド、金、銀、銅、鉄鉱石、オリハルコン、etc.....。オリハルコンがあるのは、まぁ...気にしちゃダメだ。
譲 「この鉱石を使って作っていくか!」
大樹 「はい!」
譲 「まず、鉱石を溶かすために『狐火』」
狐火を出して鉱石を溶かしていく。
譲 「次に、自分の妖力を加えて、後は.....」
と、言った感じ刀を作っていく。そうして打ってはやり直し打っては熱を加えてを繰り返していると数日が経過した。
譲 「う~形としては想像通りかな...」
大樹 「なかなか大変ですね...一から作るのは...」
確かに大変だった。暑さでふらふらになり眠たかった。ずっと熱に当たりながらしていたため、僕と大樹は顔や体が汗でびっしょりだ。途中で水分補給をしたから熱中症などは防ぐ事が出来た。連続で徹夜をして製作をしたおかげで自分好みの刀が一振出来た。大樹も。
譲 「反り良し見た目良し」
大樹 「私も反り良し見た目良しです!」
まず、僕の刀だが真っ白な刀身を持つ白刀だ。その刀を持ってみる。
譲 「おお!結構重いな!しかし、手にしっかりと馴染むな。」
次は刀を振ってみた。
ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!
譲 「風を切る綺麗な音が出るな、次は硬さだ。」
とりあえず、近くの大岩の前に立って居合の構えをとる。そして、
譲 「剣技壱の型 『閃光』」
シャキン!
大岩が綺麗に真っ二つに切れた。しかも肝心の刀は刃こぼれがひとつもしていなかった。
譲 「凄いな!名刀並じゃないか!」
大樹 「やば過ぎません?その刀...」
譲 「大樹の刀はどうだったんだ?」
自分のは凄かったけど大樹の刀も気になる。
大樹 「譲様と同じで普通に大岩が切れました。」
譲 「まぁ、これも極めたからかな?」
能力が本当にチートだな...
譲 「良し、なら名前を付けよう。」
大樹 「自分の半身になるものですからね。」
刀の名前を考える。その時、刀の根元に目が向いた。そこには、椿に近い模様があった。
譲 「決めた!」
大樹 「早くないですか!どのような名前を思いついたんですか?」
譲 「
大樹 「確かに良い名前ですね!私はどんな名前にしましょうか...」
譲 「ゆっくり考えればいいんじゃないか?まぁ、そろそろ旅を再開するか。」
長くここにいたから、次は違うところに行きたい。
大樹 「旅をしている途中に考えるとしましょうか。」
譲 「それじゃぁ、旅の再開だ!」
次は人に出会えるといいな。と、思いながらその場を去った。