一夏の友人は常識人の夢を見る   作:hggj

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第三十五話

「状況を説明する」

 

 鈴に連れられた箒が砂浜に着くと、そこでは既にラウラとシャルロット、セシリアが待っており、全員が揃ったのを確認してラウラが口を開いた。

 

「我が軍の得た情報によれば、目標、シルバリオ・ゴスペルは現在、伊豆半島沖合の日本の経済水域内に浮遊中だ」

 

「浮遊?移動はしていないのか?」

 

「詳しい理由は不明だが、ゴスペルは確かに静止している」

 

 当初、箒達が伝えられていた情報ではゴスペルは日本本土に向けて移動中だった筈なのだが、現在は停止していると聞いて、全員が不可解に思う。

 ラウラ自身も何か腑に落ちない事を抱えつつも、更に情報を共有するために言葉を続ける。

 

「ゴスペルが現在の位置に着いたのは今から二時間前の事だが、その前に激しい戦闘の反応が感知された」

 

「・・・」

 

「恐らくは曹長との戦闘だろうが・・・気になる情報が入っている」

 

「気になる情報?」

 

 シャルロットが首を傾げてラウラに尋ねた。

 

「・・・確定情報では無いが、当該の海域にアメリカの空母が接近していたと言う情報が在る」

 

「アメリカの空母・・・まさか」

 

 セシリアは何かに気が付いたように呟く。

 そのセシリアの反応を見て、ラウラも更に続ける。

 

「当局では、この空母が最新鋭のジェラルド・R・フォードでは無いかと見ている」

 

「やはりそうですの?」

 

「確かな事は言えない」

 

 ラウラが付け加えると、セシリアが口を開いて自分の情報を提供し始める。

 

「・・・コレはオフレコですが・・・本国から米国内での動きが伝えられてましたわ」

 

「情報だと?」

 

「・・・アメリカが北朝鮮との融和を図っている。その交渉の手土産にISのコアを提供すると言う情報が御座います」

 

 このセシリアの話に全員が驚愕を顕わにする。

 それに対して、セシリアが更に続けた。

 

「余り詳しい事は分かりませんが、SISは今回の事をNSAによるものと断定し、CIAと協力する旨を通達、状況に応じてSBSのIS対応斑に出動を掛けるとわたくしの所にも情報が来ていましたの」

 

「・・・その後は?」

 

「それ以上はわかりませんわ・・・ただ」

 

「?」

 

「大使館筋の情報で、横須賀のロナルド・レーガンが出港したと言う情報と、厚木、岩国基地から航空隊の離陸も確認されております」

 

 厚木基地、岩国基地は第七艦隊の所属航空団、第五空母航空団のベースであり、レーガンの出港と両基地の航空隊の出撃は、ともすれば戦闘態勢とも取られる。

 

「離陸した部隊の詳しい規模は分かりませんが、随分慌ただしいと言う事は分かっていますわ」

 

 彼女達も馬鹿では無いし、ずぶの素人でも無い。

 何が起きているのはと言う確信に迫る様な事までは分からないにしても、何かが起きていると言う事は分かるし、それに関与していく事に成る予感と言うのもしていた。

 

「じゃあ、次はアタシの番ね」

 

 そう言って次に口を開いたのは鈴だった。

 

「アタシの所にはあんまり話は来てないけど」

 

 そう前置きした上で、話を始める。

 

「コレはウチの党の軍からなんだけど、航空自衛隊の活動に不自然な部分が出ているって言われたわ」

 

「不自然?」

 

 箒が首を傾げた。

 この中で唯一、軍や政府との関わりの薄い箒には、特になんの情報も降りていなかったが、それでも自国の武装組織の事となれば興味が惹かれるのは当たり前の事だ。

 その自分の国の国防組織に不自然な動きが在れば尚更だった。

 

「ゴスペルの事は軍でもある程度は掴んでいるわ。ただ、それに対して航空自衛隊がなんのアクションも起こしていないのが不自然って話よ」

 

 鈴の言う事も尤もだ。

 世界屈指、先進国でもトップレベルの訓練と装備を兼ね備え、年間飛行時間においても相当な物を持った航空自衛隊。

 その恐ろしさを最も肌身に感じているであろう中国の、その筋の人間は、今回の一件で自衛隊がなんのリアクションを見せない事に不信感を募らせている。

 

「普通は自分の国に不審な飛行体が近づいてるって成ったら、スクランブルがすっ飛んでくのが当たり前の筈なのに、よりにもよって自衛隊が何もしないなんて、考えられないわよね」

 

「・・・確かに不自然だな」

 

「ですわね」

 

 そもそも、学生風情に対応の依頼が出る事が一番不自然な事だった。

 通常なら、間違いなく航空自衛隊のスクランブル機が直ちに飛んでいく自体にも関わらず、学生に対応の依頼を出した上に、自衛隊が何もしないというのは、余りにも可笑しな状況だ。

 幾ら相手がISとは言え、それでも航空自衛隊が何もしないなど有り得ない。

 彼等は例え勝ち目のない状況であっても、それが己の職務ならば全力で任務に臨む。

 例え、相手が巨大な破壊神だろうと、光の巨人だろうと、何が相手であろうとも全力で任務を遂行する。

 その自衛隊が何もしないと言うのは、軍事音痴気味な箒でも腑に落ちない事だ。

 

「で、ここからはもう少し突っ込んだ・・・込み入った話なんだけど」

 

 鈴は更に前置きして話す。

 

「韓国軍からの提供情報で、海上自衛隊の方で動きが活発になっているって言うのよ」

 

「海上自衛隊?」

 

 鈴は一度頷いてから、更に話を続けた。

 

「呉の港から護衛艦かがと護衛艦隊の出港が確認されたの」

 

「かが?」

 

「そう。それと、新田原基地から多数のF-35の離陸も確認されているのも付け加えておくわね」

 

「それって・・・」

 

 一番に気が付いたのはシャルロットだった。

 シャルロットの反応を見て、鈴は静かに言う。

 

「・・・ウチの国のさる機関は以前から海上自衛隊の能力について既に空母の運用能力があると見なしていて・・・一時期に騒がれていたHDDの空母化はただの憶測では無いと判断していたの」

 

「それは・・・わたくしの国でもある程度は予想はしていましたわ・・・でも」

 

「確証が得られない。少なくとも今まではな」

 

 横須賀の第七艦隊の出撃、次いで第四護衛隊群の出港、各航空基地からの部隊の離陸、余りにもタイミングが合いすぎた。

 

「・・・」

 

 実は彼女達の下に齎されていない情報として、この時、三沢、松島の航空自衛隊基地でも動きがあった。

 三沢基地所属の航空隊所属パイロットに緊急の招集が掛けられ、スクランブルを除く部隊に出撃の準備が言い渡されていた。

 松島では救難団の出動準備と、小松から部隊が一時的に移動してきて準備を進めている。

 今回、自衛隊はゴスペルに対して全力での対処を選択しており、これは白騎士事件へのリベンジとも言えた。

 

「タクはどうなったの?」

 

 シャルロットが言葉を発した。

 一夏と箒の聞きに現れた友人の安否を按じて尋ねたのだが、ラウラから齎された言葉は、決して芳しいものでは無い。

 

「・・・曹長は、行方不明だ」

 

「・・・」

 

「何故、あの場に曹長がいたのかも気になるところだが、分かっているのは曹長がゴスペルと戦闘を開始した後、約4時間に渡って激しい戦闘が繰り広げられた事と、曹長がゴスペルを日本から引き離そうと動いていた事だけだ」

 

「・・・そう」

 

「この辺りの自衛隊の動きは全く掴めん。この国の諜報も侮れない物だ」

 

 オタクは安否不明、一夏は意識不明、状況は詳細不明、何もかもが分からない事ばかりだった。

 

「作戦は」

 

 暗雲立ち込める中、箒が口を開いて尋ねる。

 

「国や他の動きはどうでも良い。一番はどうやって一夏の仇を取るか・・・それだけだ」

 

 箒の言葉に、全員が同意を示して頷いた。

 彼女達の知られざる作戦は、こうして始まった。

 

 

 

 

 

 

 時は遡って、一夏が箒によって病院に運び込まれたその時、オタクは直ぐ後にゴスペルを引き連れた状態でジェラルド・R・フォード率いる空母打撃群の真っ只中に突っ込んだ。

 

「Fooooooooo!!! nice landing!!!」

 

 空母の甲板のど真ん中に着艦しながら、オタクは何処かの大統領の様に叫んだ。

 着艦された方の空母は溜まったものでは無く、耐熱甲板の表面をガリガリと削られた挙げ句、直後にゴスペルによる多数のエネルギー弾が着弾する。

 

「HAHAHA!!! Sweet Baby!!!」

 

 20を優に超えて殺到する殺意の塊を、オタクは事もなさげに躱しながら物言わぬAIに向かって挑発する。

 内心では冷や汗物のオタクは、せめて表面上は何時も通りにと思って、必死に顔色を隠していたのだ。

 

「ハッ!!穴あきチーズにしてやるよ!!」

 

 そう言ってオタクは頭上のゴスペルにガトリングの銃口を向ける。

 ガトリングは、オタクの意志に従って数百の鉛球を吐き出し、目標を削り取ろうとする。

 だが、ゴスペルも直ぐに攻撃を躱して反撃に移ろうと動く。

 しかし、そのゴスペルの動きを阻害し、オタクの戦いを支援する事が起こる。

 

「・・・!!」

 

 ゴスペルが再びの攻撃に移ろうとした瞬間に、周囲の駆逐艦から多数の艦対空ミサイルが撃ち出され、その全てが浮遊しているゴスペルに集中した。

 流石にコレだけの攻撃を受けながらオタクを狙うと言う事はゴスペルにも叶わず、ゴスペルは、攻撃を避けるために一気に高度を落として空母の甲板上に降り立った。

 

「コレで条件は同じだ」

 

「・・・」

 

 オタクは、右手にはガトリングを展開したまま、左手に新たに近未来的な見た目のライフルを展開して構える。

 

「さぁて・・・」

 

「・・・」

 

 睨み合う両者は、まるで息を整えるように静かに相対した。

 

「ファックしてやるぜ!!ベイベー!!」

 

 珍しく、オタクが先手を取って動き出す。

 基本的に受け身の姿勢で後手必殺を信条とするオタクは、今回ばかりは先手必勝を選択する。

 だが、その判断に何らかな合理性が働いた訳では無かった。

 この時、オタクは明らかに平常心を失っていた。

 自分を見失い、平静を失い、間違いなく浮き足立って拙速に行動を取ってしまう。

 それは、明らかなミスだった。

 

「オラァ!!」

 

 らしくない叫び声を上げて、オタクは一挙に前に出てガトリングの引き金を引く。

 五十口径の機関銃弾をばら撒きながら近接する。

 

「・・・」

 

 それに対してゴスペルの方は、オタクとは逆に後に下がりながら殺到する弾丸を回避する。

 シルバリオ・ゴスペルは、広域の攻撃に関しては非常に強力な装備を有しているのだが、その反面、閉鎖空間における近接戦闘に対応した装備は乏しかった。

 奇しくも、この時のオタクのミスは、ともすれば決して悪手とは言えない物で、有る意味の最適解とも言える物だった。

 コレが、冷静さを保ったままで取った行動ならば、良かったのだが、オタクは間違いなく冷静では無かった。

 ただ、我武者羅に突っ込んだだけの結果でしか無い。

 

「っ!!」

 

 オタクの動きは完全に読まれていた。

 一瞬、ゴスペルは右にフェイントを入れると、オタクのガトリングの銃口を誘導し、直ぐにスラスターを噴かして逆方向へと跳んだ。

 重量があり、かつ反動の大きなガトリングはコレまでのライフルなどとは違い、明らかにオタクの反応を鈍らせている。

 

「クッソ!!」

 

 悪態を吐きながら、オタクは必死になってガトリングの銃口をゴスペルに合わせようとした。

 だが、一度躱されてしまえば、逆にゴスペルの動きにオタクの方が翻弄される様になってしまい、傍から見ればただ右往左往している様にしか見えない。

 

「・・・」

 

 一連の動きの中で、ゴスペルが遂に完全にオタクの背後を取った。

 

「っ!!!」

 

 ISに乗り始めて以来、妨害も何も無い状況で完全な隙を晒したのは、恐らくコレが初めてだろう。

 

「・・・」

 

 ゴスペルはオタクに向かってシルバー・ベルを放った。

 回避不可能、防御不可能の最悪の状況でオタクは至近距離での攻撃を受ける。

 吸い込まれる様に殺到するエネルギー弾は、何に阻まれる事も無くオタクの背中に命中し、爆発と衝撃波でそのまま甲板上の端から端まで吹き飛ばした。

 

「ぐおぉぉぉおお!!」

 

 艦首付近に居たオタクは、アイランドの近くに駐機していた戦闘機に衝突して漸く止まる。

 F-18は右側のインテークに突き刺さったダンボールによって大破し、タンク内の燃料が漏れ出て大爆発を起こす。

 幸いなことに、ホーネットにはなんのミサイルも爆弾も搭載されてはおらず、最低限の燃料がタンクに残されているだけだった。

 ガソリンほど揮発性の高くない航空燃料だが、それでも大量に流出した所に破損した機体から火花が大量に飛べば、どうなるかはお察しだ。

 

「・・・」

 

 甲板上で燃え上がる機体の残骸にゴスペルがゆっくりと近付いていく。

 その様子を甲板に残されていた作業員や兵士達が固唾を呑んで見守る。

 本来ならば彼等は早急に消火活動を始めたいところなのだが、状況が状況なだけに誰も手が出せない。

 乗艦する海兵隊員も手を出し倦ねている。

 流石に命知らずで知られる彼等も、特殊装備無しでの対IS戦闘には躊躇するらしく、また、オタクの存在がより判断を鈍らせる原因でもあった。

 

「・・・」

 

 ゴスペルはある程度の所で立ち止まった。

 立ち止まって無機質な眼で燃え盛る残骸を見詰める。

 

「・・・!!」

 

「くたばれぇえ!!」

 

 一瞬、ゴスペルの判断がオタクのそれに勝った。

 ゴスペルが身を躱したその刹那の間の後に、青白く光る光弾が通過した。

 

「避けられたか」

 

 オタクの左手、新たに取り出していたライフルの銃口が赤く焼けている。

 

「えげつない威力だな・・・」

 

「・・・」

 

「まあ、今は使えりゃ十分か!!」

 

 オタクがライフルの銃口をゴスペルに向けた。

 ゴスペルは直ぐに動き出して回避行動を取るが、オタクのライフルは今までとは全く異なる変化を見せた。

 露出した銃口部分が赤く変色し、陽炎の様に銃口付近の空間が揺らめいて青白く光る。

 

「っ!!」

 

 そして、再び青白い光弾が放たれた。

 飛び出した光弾は、寸での所でゴスペルに躱されて甲板に当たるだけだったが、着弾した甲板の一部が融解して大きく抉れる。

 

「・・・」

 

 純国産試作プラズマライフル、防衛省の研究者達が限られた予算を遣り繰りして捻出した雀の涙で研究開発した試作装備である。

 試作故に熱対策や強度、連射性能何度に難があるが、威力に関しては折り紙付きだ。

 

「ガトリングは・・・ダメか」

 

 オタクの右手には銃身の拉げたガトリングの残骸が握られている。

 

「・・・」

 

 ゴスペルの反応は早かった。

 先の二度の射撃でライフルにチャージが必要な事を既に学習し、更にガトリングが使用不能な事を確認する。

 オタクに反撃の手が尽きたと判断するや、ゴスペルは直ぐにオタクに肉迫した。

 一直線に飛んでオタクを一挙に叩きのめそうと動くが、それに対してオタクは持ち前の冷静さを持って対処する。

 

「っ!!」

 

 近づきながら放ってくるエネルギー弾を持ち前の装甲で受けたオタクは、衝撃に怯みながらも、常にゴスペルを睨み続ける。

 そして、ゴスペルは手が届くほどにオタクのダンボールに近づくと、至近距離でエネルギー弾を放とうとする。

 流石にこの距離で攻撃を受ければ、ダンボールの複合装甲も一溜まりも無い。

 ゴスペルはコレまでの戦闘からダンボールの詳細なスペックを測ったのだ。

 

「!!」

 

 ゴスペルの攻撃は、一切遮られること無くダンボールに直撃した。

 30余りのエネルギー弾がダンボールを襲い、その装甲を貫いてシールドを大きく削る。

 そう、ゴスペルは間違いなく予想した。

 だが、その予想が覆される。

 ゴスペルの攻撃は間違いなく直撃した。

 爆発が起こり、衝撃波が広がった。

 

「・・・!」

 

 煙が立ち込める中で、ゴスペルは確かに確認した。

 添おう甲の表面が拉げ、焼け焦げて穴が開いた見窄らしい姿のダンボールを確かに認識した。

 そして、その姿は煙が晴れれば一層良く確認できる。

 ゴスペルは敵が完全に沈黙したのだと判断する。

 

「・・・キャストオフ」

 

 オタクが呟いた。

 次の瞬間、ダンボールの装甲が音を立てて崩れて足下に落ちていく。

 

「ポケ戦を見ておくべきだったなw」

 

 ライフルのチャージは既に完了している。

 ゴスペルのシステムは、有り得ない状況に悲鳴を上げる。

 大量のバグがゴスペルのシステムを浸食し、一時的にその動きの全てを阻害してしまった。

 その余りにも大きな隙は、オタクが銃口を向けて引き金を引くのに十分すぎるほどの時間だ。

 

「・・・!!」

 

 システムが復旧した瞬間、ゴスペルは強力なプラズマの光弾を叩きつけられた。

 耐熱甲板すらも融解させる程の熱量を持ったエネルギーの塊は、一撃でゴスペルの全てのエネルギーをむしり取り、行動不能に陥らせる。

 

「・・・我々の勝利だ!」

 

 さて、通常であれば、コレで全てが終わりと成る。

 勝った!臨海学校編完!とでも言って、次回から通常の日常に戻るだけなのだが、コレで終わりな訳が無かった。

 

『逃げて!!』

 

 自由を取り戻したゴスペルの操縦者が警告を発した。

 

「再起動だと!!?」

 

 何処かの傭兵の駆る白い閃光の様に、ゴスペルが再び動き出す。

 ゴスペルを中心に強大なエネルギーが集中して、光球を形成すると、最早、オタクは逃げる暇を失う。

 その次の瞬間、空母の甲板を焼き尽くすほどの収束されたエネルギーが解放された。

 こうして、オタクは行方不明になる。

 一夏が集中治療室に運び込まれた30分後の事だった。




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