主人公「念願のレア武器を手に入れた‼」『しかし呪われてしまった!』主人公「は?」   作:宵影

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残念呪いの装備!

やぁ、俺だ、俺はいまとあるダンジョンに潜ってとある武器を探している

基本的に武器は武器屋とか鍛冶屋で買えるのだが自分にそんなも買う金なんてないし鍛冶屋に至ってはほぼほぼオーダーメイドだから万は軽く超える

だから俺はいまダンジョンに挑んでそこにある宝箱から武器を見つけるのが目的だ

 

「…俺の予想が正しければここら辺に宝箱があるはず…」

 

「……あった‼」

 

ダンジョンに潜って約3日の間太陽を拝んでないが俺は元気だ、そしてついに宝箱を見つけた

 

「中身は…武器!しかも遠距離武器!」

 

「遠距離武器は金使うからはずれだが武器というだけであたりだな」

 

宝箱からは基本的に換金アイテムや回復&補助アイテムが出てくるが偶にこうやって武具が出てくる、宝箱から出る武具は基本的に何らかのエンチャントが施されており炎を出す剣や光を放つ弓、魔力が回復するブローチなどの店には並ばないどころか鍛冶屋でも出回らないものが多い為、宝箱武具は当たりで武器の類はその中でも当たりなのだ

 

「しかしこの弓…なんか禍々しいな、かっこいいけど」

 

こういったように宝箱武器には見た目が良い物が多く、それも宝箱武器があたりと言われる訳にもなっている

 

「そして宝箱武器の効果は使うまでわからない…っと」

 

ちなみに自分の職業はトレジャーハンターである、トレジャーハンターは宝箱の罠や通路の罠などを解除するのに補正が入ったり、ほかの職業にも運が良かったりするのだが基本ステータスが他の職業より低いと言う欠点がある、しかも罠解除は速さが高く手先が良くなるシーフにもできるという、そのためトレジャーハンターはパーティに入れてもらえずソロ活動するのが多いのだ

 

「しかしトレジャーハンターには誰にも知られてないメリットがある…」

 

運による宝箱の中身が良くなると言うメリットだ、しかも宝箱も見つけやすい、トレジャーハンターはマイナー職業というかはずれ職業として知られている為こういった利点などの研究が進められず未だにデメリットしかない不遇職として一部に知られている、因みに宝箱武具の確率は10個の宝箱中3個で小型ダンジョンに一個あればいいか、中型に2∼4個、大型に10個以上、といった感じに配置されていて、大型のダンジョンは一つ一つの階層が小国並みに大きいのだ、中型はちょっと大きい街くらい

 

そして今自分が潜っているのは大型のダンジョン、今ので合計5個開けていて既に3個の宝箱防具が出ているこれのおかげで他の探索者よりも稼げている

そしてやっと宝箱武具が出てきたのだ

 

「矢はないけど弦だけ引いてみるか…お、なんか赤い矢が出てきた、これは便利だ」

 

『呪われてしまった‼』

 

「は?」

 

弓の弦を引いて矢が生成された瞬間俺の頭に女性のような謎の声が響いて来た、訳が分からず矢から手を放してしまい矢が放たれると

 

「ギャガッ⁉」

 

遠くのほうからモンスターの悲鳴が響いて来た、声からしておそらくホブゴブリンだろう、ホブゴブリンはゴブリンの上位種で、基本的に3∼5の個体が集まって行動している為ソロでは基本スルーする魔物だが運の悪いことに当たってしまったらしい、ドタドタと大きな足音を立てながらこっちに来るのがわかるし最悪なことにここは行き止まりだ。

だがホブゴブリンとは距離が離れておりこっちの手元には弓がある、連続して矢を放つと遠くからホブゴブリンの悲鳴が聞こえ、数からしてすべて当たったのが予想できる、

だが自分は弓矢なんて一回も使ったことがないし、そもそも弓矢はローグやハンターなどの遠距離専門の職業が使うものだ小手先の技術に頼るトレジャーハンターが使えるものではない、

おそらく最初の呪われた宣言がかかわっているのだろう。

死体を確認しに行くとそこにはホブゴブリンの死体があり死体の頭には矢が刺さった跡があるのみでどこにも矢はなかった、そのあともしばらく矢を探したが生成された矢は消えるという話を思い出し、他の宝箱を探しに戻った

 

 

 

そのあとの宝箱からはルベライトとアダマンタイト、そして魔石の結晶が出てきてアダマンタイトが思いのほか重く早々に帰ることになった、街に戻り組合でルベライトと魔石の結晶を換金して宿に戻り少し高めの食事をとった後、酒場に足を延ばした

 

 

酒場に着いて、木製の扉を開けると酒場特有の酒の匂いと探索者たちの騒がしい声が聞こえた

カウンター席に座り酒を飲んでいるとパーティの探索者たちの取り分の分け前や今日はこんなことがあった、どこまで潜った、宝箱からこんなものが出たなどの声が聞こえるが、よく聞くのは失敗談を笑い話にする事だ、常に命の危険が伴うダンジョンでそれも大型のダンジョンの上にできたこの都市の酒場ならどこでも聞くことができる話だ、しかし、今日はどうやらいいことがあった一つのパーティの声が良く響く、聞いたところドラゴンを討伐した、新たな階層に進んだ、ドラゴンは正直猛毒使って地道にやっていけばいくらでも狩れるのだが、新しい階層のドラゴンだろうか?それはとても気になる、よく聞くとしよう、こういった輩は酔うと自分の武勇伝を勝手に語るものだ

 

「あのドラゴンはすごかったな!翼が生えてないのに火を噴くドラゴンなんて初めて見たよ!」

 

「あれがレアなドラゴンなのかはわからないが地竜(アースドラゴン)なのに火を噴くのは初めてでしたな」

 

「でも動きもそんなに早くなかったからそんなに強くなかったね!」

 

…ふむ、火を噴く地竜…それはもしやファイアドレイクではないだろうか?いや確かにあれは翼もないし動きも遅い、だが鱗がとても固く効率よく倒すのであれば神経毒や妨害魔法で火を噴けなくさせればいいが、あのパーティには魔法使いらしき人はいないし、装備の質からして剣士に斥候、そして僧侶の少しバランスのいい程度のパーティだ、しかし全員一次職とは、昇格する金がないのだろうか、いや確かに一次職でもがんばればファイアドレイク程度倒せるかもしれないがあのパーティは前にドラゴンを見たことがあるような言い方だがおそらくそれもワイバーンだったというオチなのだろう、やたらプライドの高いドラゴンがあんな鈍らの剣でやられたら末代までの恥だろう、まぁ毒殺されるほうも末代までの恥だろうけど

 

余談だがファイアドレイクが一次職が潜る階層に出てくるのは稀なことである

 

一次職パーティの話が静かになってきたところで席を立ち金をを払って酒場に出て宿に戻りぐっすりと寝た

 

探索者あふれるこの街だが真下に大型のダンジョンがあるおかげで比較的治安のいい都市である

 

 

 

 

 




※以下長文

小型ダンジョン

・1階層∼3階層

・ちょっとした町程度

・細道が続く構造でモンスターも弱いものばかり

・宝箱の数は0∼1

・レアモンスター
 ゴールデンスライム

中型ダンジョン

・3階層∼5階層

・ちょっと大きい街

・小部屋が隣接していたり横道があったりなど一般人じゃ勝てない程度のモンスターが出 てくる

・宝箱の数は2∼4個確定

・レアンモンスター
 アイアンゴーレム

大型ダンジョン

・10∼??

・小国並みの広さ(地図必須)

・大きいフロアの中にモンスターがみっしり詰まっていたり宝箱(罠)がど真ん中においてあったりフロアの間の道も広く挟み撃ちされやすい

・宝箱の数は1階層に5∼10個ほど

・レアモンスター
 1階層∼3階層ファイアドレイク
 4階層∼9階層マッドスパイダー
 10階層∼??ドラゴン系モンスター


主人公に付いた呪い

・銘:喀血の強弓

 呪い:使うたびに血液低下(消費量1)

 エンチャント効果
・吸血(0.5)
・貫通
・誘導(強)
・流血の矢(呪)

見た目:持ち手を除き非常に鋭利な形をしており、振ればそのまま近接武器としての利用    も可能、弓の両端に針のようなものが付いている



一次職

剣士
武闘家
僧侶
魔法使い
斥候

二次職
近接

・剣闘士・重剣士・戦士・シールダー・騎士

・武道家・武術家・マジックファイター

・シーフ・

遠距離(魔法)

・魔女(女)・魔術師(男)・アルケミスト

遠距離(物理)

・狩人・ローグ

支援

・神官・尼

三次職

近接(物理)

・聖騎士・武士・魔剣士・精鋭騎士・ウォーリアー・トレジャーハンター

近接(魔法)

・ソーサラー・シールドウォリアー

遠距離(魔法)

・カオスキャスター・(各属性)マスター

遠距離(物理)

・強弓使い・バレットレンジャー・

支援

・聖女・教皇

特殊

・悟りを開いた物・超越者・ブレイカー・殺戮者・クラスターマジシャン
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