『拳』のヒーローアカデミア!   作:岡の夢部

3 / 76
拳の弐 試験

 年を越して、いよいよ入試が迫ってきた。

  

 あれ以降ゴロツキに襲われることはなく、ネットで出回った戦慈の戦いが学校でも広まり、話題となった。怖がれる方にだが。

 学校外では「凄い奴!」と盛り上がっている。しかし、学内では今までの印象から「やっぱり暴れ者」という流れになって行った。

 それに一佳は顔を顰めたが、戦慈と里琴は全く気にしていなかった。

 

「戦ってる所しかねぇんだ。そんなもんだろ」

「そうだけど。なんか納得出来ないんだよ!」

「俺からすりゃあ今更すり寄ってきても気持ちわりぃけどな」

「……コバンザメ」

 

 今は昼休みで、食堂にいる。

 あの騒動から何気なく行動を共にするようになった3人。

 戦慈は初めは顔を顰めていたが、里琴と一佳が仲良くなったのでどうしようもないと諦めたようだった。

 一佳は2人が雄英を受けるというのもあるが、2人といると気が楽だというのが大きな理由だった。

 別に他の友人といるのが嫌というわけではないが、妙に持ち上げられたり、気を遣うのが面倒なタイミングもある。しかし、戦慈と里琴は一佳と同等以上に優秀で究極的にマイペースなので、一佳を持ち上げることもなければ、気を遣う必要もない。休みに遊んだりとかはないが、放課後に食べ歩きするくらいにはなった。

 

「雄英にいる先輩に話聞けたんだけどさ。入試はロボット相手のポイント稼ぎ方式らしいよ?いくつかの会場に分かれるみたいで、同じ学校で同じ会場になるのはあんまりないってさ」

「……変な試験だな」

「……偏る」

「そうか?」

「つまり、直接戦えねぇ奴はお呼びじゃねえってことだ。『個性』が《遠見》とかの奴は『個性』無しで乗り切れってことだ」

「……そう言われればそうだな」

「まぁ、俺らには関係ねえことだがな」

「……余裕」

 

 戦慈達は存分に暴れればいいだけだ。

 

「全国から集まるんだ。どんな奴がいるか分からないよ?」

「あの動画が騒がれるなら、その程度ってことだろ」

「まぁ、お前は異常な方だからな」

 

 戦慈と里琴の『個性』については簡単に説明してもらった。

 戦慈は《戦狂(いくさぐるい)》と呼んでいる。『強靭』な体を持ち、簡単な『自己治癒』が可能。体にアドレナリンが出れば出る程、パワーが上がっていき、筋肉が肥大化するらしい。まさしく戦うことに特化した『個性』だった。

 

 里琴は《竜巻》。体から竜巻を生み出すことが出来る。小さな竜巻ならばある程度操る事が可能で、それにより壁にしたり、少しの間だけ飛行することが出来る。かなり強力な『個性』だ。

 

 一佳は2人と一度戦ったが見事なほど完封された。

 

「まぁ……お前らと同じ会場で競うよりはいいか」

 

 里琴と一緒になった時にはほとんどのポイントを奪われるに決まっているし、戦慈もあの状態になったら自分ごと吹き飛ばされると思った一佳だった。

 手の内がある程度分かっているからこそ、一緒の会場になるのは遠慮したい。

 

「……弱虫」

「うっさいな!」

 

 弱気な一佳を里琴がからかう。戦慈は我関せずと食事を続ける。

 その光景はもはや見慣れたものとなり、今まで戦慈を馬鹿にして来た者達は複雑な視線を向けていたが、3人は一切気にしなくなっていた。

 

 

 

 

 そして実技試験当日。

 先日筆記試験があり、3人は自己採点では余裕で通過していた。

 なので、今日がまさに本番であった。

 

「いよいよかぁ~」

 

 3人は揃って雄英高校の校門をくぐっていた。

 

「やっぱりすごい人だな」

「雑魚はいくら集まろうと雑魚だろが」

「……一緒」

「あいつらと同じにしてやるなよ!?」

 

 戦慈と里琴は平常運転だった。それに一佳も引っ張られて必要以上に緊張せずにいれた。

 しかし周囲は戦慈を見て、目を見開いて驚く。

 

「おい!あの赤仮面って……!」

「動画のやべぇ奴!?」

「マジで?中3だったの?」

「あいつも受けるのかよ~」

 

 周囲の声に一佳が苦笑する。

 

「有名人だな」

「うっせぇよ」

 

 戦慈は不機嫌そうに歩く。里琴は少し自慢げに隣を歩いているように見える。

 一佳はふと横を見ると、ベージュ髪の爆発髪の男が目に入る。

 

「あ、あいつ」

「……誰?」

「ほら、ヘドロ事件だっけ?強力ヴィランに抵抗し続けたって奴」

「ふ~ん」

「興味ないんだな」

「倒したわけじゃねぇんだろ?」

「……普通」

「……お前らに話した私が馬鹿だったよ」

 

 ガク!と肩を落とす一佳。

 この2人相手に抵抗程度で盛り上がるわけがなかった。

 

 そして会場に入り、席に座って机に置かれているプリントを確認する。

 

「……ポイントがあるロボットは3体。やっぱりポイントが高いほどデカいな」

「……0ポイント」

「……ポイントにならねぇのがいる。……ただ倒せばいいってわけじゃあなさそうだな」

「会場は?」

「やっぱバラバラだな。まぁ、この試験で徒党を組むのは避けてぇよな」

「……不公平」

「だよな」

 

 やはり何だかんだで一筋縄ではいかなさそうな試験だと感じた3人だった。

 その後、プレゼント・マイクのプレゼンが行われた。

 

「うるせぇ」

「そういうヒーローなんだよ」

 

 喧しいプレゼンが終了し、戦慈は里琴達と別れて、与えられた控室で動きやすい服に着替える。

 と言ってもジャージだが。

 

 会場に向かうと、そこは広い市街地施設だった。

 

「流石にトップの学校だな」

 

 戦慈は体を冷やさないようにストレッチをしながら、周囲を見渡す。

 その時にあることに気づいた。

 

「……試験官がいねぇな」

 

 雄英関係者と思われる大人の姿が見えないのだ。

 するとガチャン!と入り口が開く。

 周囲の者達も「いよいよか」と待ち構えるが、やはり試験官らしき者は現れない。

 それに首を傾げて、再び緊張を解くために談笑したり、ウォーミングアップをする受験者達。

 戦慈は嫌な予感がして、入り口の近くで待機する。

 

『ハイスタートー!!』

 

 と、突然プレゼント・マイクの声が響く。

 それに受験者達は周囲を見渡す。

 

『どうしたあ!?実戦じゃあカウントなんざねぇんだよ!走れ走れぇ!!』

 

 その声に慌てて走り出す受験者達。

 その中で突出している者がいた。戦慈である。

 

「やっぱ試験からヒーローとしての行動を見てやがるのか」

 

 すると目の前に【1】と書かれた一輪車ロボットが出現する。

 

『標的捕捉!!ぶっころ゛!?』

「黙れや。雑魚」

 

 速度を落とす事なく、胴体にラリアットを叩き込んで破壊する戦慈。そのまま上半身を掴み、進行方向に出現している【2】と書かれているロボットに向かって投げつける。ロボットは避けることも出来ずに顔部分にぶつかって動きを止める。

 

「これで3ポイントってことか」

 

 戦慈は後ろを見て、走ってくる受験者達を確認する。中には上を移動し始める者もおり、それに向かってミサイルのようなものを発射するロボットがいる。

 戦慈は走りながら破壊したロボットの部品を拾い上げて、ミサイルに投げつけて爆発させる。そしてミサイルを放った【3】と書かれたロボットに駆け寄り、顔部分を殴って破壊する。そして前脚を掴んで、思いっきり振り回す。

 

「おおおおおお!!」

「うえ!?振り回した!?」

「どりゃあ!!」

 

 戦慈は3Pロボを投げて、同じく3Pロボに叩きつける。

 そのまま足を一切止めることなく走り続けて、ロボットを破壊しては投げていく。その速さは衰えるどころか速くなっていった。

 

「おらぁ!」

「きゃあ!?」

 

 3Pロボを殴り潰した時、近くで悲鳴が聞こえて目を向ける。

 受験者の1人が2Pロボに押し倒されていた。

 それを見た瞬間、全力で飛び出して、大砲玉の如く高速で2Pロボに迫り、殴り飛ばす。

 

「え!?きゃあ!?」

「戦えねぇなら消えやがれ!」

「す、すいません!?」

「うわぁ!?」

「っ!ちぃ!そういうことかよ!このクソ試験!!」

 

 突然助けられて驚いた受験者の襟を引っ張り上げて、無理矢理立たせる。

 怒鳴って離れるように言うと、また近くで倒される者が現れる。それを見て、ようやく試験のもう一つの狙いを理解して、吐き捨てながら近くに落ちていたロボットの残骸を拾って投げつけて、破壊する。

 

「ご、ごめんなさっ!?ひぃ!?」

 

 礼を言おうとした受験者が戦慈を見て、悲鳴を上げる。

 戦慈の体が明らかに膨れ上がり、髪が逆立ち、湯気のようなものが湧き上がっていた。

 

「厳しい奴はやられねぇようにチームでも組みやがれぇ!!他の奴らの足引っ張んなぁ!!」

「「「ひぃ!?」」」

 

 戦慈の怒号に肩を跳ね上げる近くにいた受験者達。

 その時、再び戦慈の近くで3Pロボに踏まれそうになっている受験者がいた。

 

「うわああ!?」

「ちぃ!(乱戦で衝撃波が出せねぇ!)」

 

 舌打ちをしながらバァン!と風を弾く音を響かせて飛び出し、3Pロボの元に向かう。

 そしてロボットの脚の下に潜り込み、受け止める。

 

「へ!?」

「さっさと立ちやがれっってんだっ!!!」

 

 叫びながらアッパーを放ってロボットを打ち上げる。ロボットは高く飛び上がり、会場を囲む壁に叩きつけられる。

 

『はああああ!?』

 

 その威力に目撃した受験者達は目を見開いて叫ぶ。

 

「ふぅー……もうポイントが分かんなくなっちまった。他にやられそうな奴はもういねぇだろうな?」

 

 更に体が膨れ上がったように見える戦慈。明らかにジャージがパツンパツンになっている。

 その時、

 

ズズウウゥゥン!!

 

『!?』

 

 現れたのは周囲のビルよりも巨大なロボット。

 ビルを壊しながら受験者の元に迫っていた。

 

「うわあああ!?」

「に、逃げろおお!!」

「あれが0Pなの!?」

「馬鹿じゃねぇのか!?」

 

 慌てて逃げ始める受験者達。

 

 それを見た戦慈は、ニイイィィと口を吊り上げる。

 

「いいじゃねぇか。どっかで()()しねぇといけなかったからな。丁度いいぜ」

 

 左手で右肩を抑えてグルグルと右肩を回しながら、巨大ロボに向かう戦慈。

 その途中で他のロボも襲い掛かってくるが、全て片腕で軽く吹き飛ばしていく。

 

「あ、あいつ、マジであれと戦う気か……?」

「マジかよ……!?」

「それに他のロボットなんて、もう片手間で倒してるわよ」

「体もデカくなってるし、なんでむしろパワー上がってんだよ!?」

 

 戦慈の姿に他の受験者達が戦々恐々と見つめる。

 

 戦慈は巨大ロボと向かい合う。

 左脚を前に出して、右腕を後ろに構える。そして腰を捻り、全ての力を右腕に伝えるように意識しながら、腕がブレる程の速さでアッパーのように右腕を振り上げる。

 

 

ドッッッパアアアァァァン!!!!

 

 

 空気が弾ける音と同時に巨大な衝撃波が巨大ロボの胴体に下から突き刺さり、巨大ロボの胴体を砕きながら打ち上げる。

 

 その光景に受験者達は顎が外れそうなほど口を開けて、目玉が飛び出しそうなほど目を見開いて驚く。

 

 巨大ロボはうつ伏せで地面に叩き落とされて、機能を停止する。

 戦慈は体が元に戻り、仁王立ちしている。右袖の先が少し破れた程度で、もちろん傷は一切ない。

 

「ちっ。引き千切るまではいかなかったか。まぁ、このデカさじゃ仕方ねぇか」

 

 結果に満足いかなかったのか、舌打ちをする戦慈。

 その姿に他の受験者達は心が折れて、合格を諦めた。

 

『あんな化け物に勝てるわけがない』

 

 そう受験者達は思った。

 

 そして終了が告げられて、今年の雄英入試は幕を閉じたのであった。

 

 

 

 

 

 着替えて校門に向かうと、里琴と一佳が待っていた。

 

「おつかれ」

「……おつ」

「おう」

「聞くまでもないだろうけど、どうだった?」

「少なくとも、あの試験会場じゃあ負けてねぇな」

「……同じく」

「だよな」

 

 もはや呆れるしかない一佳。

 すると、周囲の者達の声が耳に入った。

 

「あいつ、あの巨大ロボ殴り飛ばしたんだぜ?しかも衝撃波だけで」

「マジで!?でも、あの隣のちびっこもさぁ、空飛んでたし、竜巻で巨大ロボに風穴開けてたぜ?」

「……バケモンは集まるんだな」

「やっぱ雄英って半端ないよね」

「あれが一般入試って推薦で受かった連中はどれだけバケモンなのかしらね?」

 

「……やっぱお前らおかしいよ」

 

 聞こえた内容にもはや完全にジト目を向ける一佳。

 流石に一佳はあの巨大ロボの相手は出来なかった。

 

「俺は里琴みてぇにいきなりは出来ねぇかんな?」

「……結果は同じ」

「うっせぇよ。もう少し早く出て来てやがったら、少し手間取ったな。あのゴロツキに放ったレベルじゃ駄目だっただろうしな」

「あの時よりも凄いのぶっ放したのか!?」

 

 ただでさえ恐ろしい衝撃波だったのに、あれを更に超えたものを放ったというのだ。

 一佳はまだ上があったことに驚き、同時に「だったら巨大ロボくらい打ち上げるよな」と納得した。

 

「……受かってるかなぁ?」

 

 2人とのあまりの差に不安になった一佳。

 

「周りがあれだけビビってんだ。他はそこまでじゃなかったんじゃねぇか?」

「まぁ、私の所はお前らほどヤバい奴はいなかったな」

「だったら36人の中には入ってんだろ。多分俺と里琴がいた試験場にいた連中は、他の試験場の連中よりポイント取れてねぇだろうしな」

「……安心」

「出来るか!」

 

 全く安心要素がない2人の言葉に一佳が突っ込みながら、3人は帰路に就くのだった。

 

 

 

 

 

 試験終了から1週間後。

 

 戦慈と里琴に雄英から結果通知が届いた。

 戦慈の自室で開けると投影機が転がり出て、ネズミ男が投影される。

 

『やぁ!皆大好き小型哺乳類の校長さ!』

 

「こんな奴なのかよ」

「……変」

 

『さて、さっそく結果発表なのさ!が、その前にあの試験での採点基準を改めて説明するのさ!あの試験で見ていたのはヴィランポイントだけではなかったのさ!これはヒーロー科!他の受験者が危険に晒された時にどう動くのかも見ていたのさ!!試験官による審査制人命救助(レスキュー)ポイント!!これも採点に含まれるのさ!!』

 

「やっぱな」

「……面倒」

 

『そして拳暴戦慈君!君は……ヴィランポイント51!レスキューポイント39!合計90ポイント!文句なしの合格さ!!ちなみに順位は2位!1位は君のお友達さ!』

 

「おめぇだな」

「……ブイ」

 

『おめでとう。これから君はヒーロー科雄英生だ。君の活躍は私の耳にも届いてるのさ。ぜひ、その志を雄英で更に高めてほしいのさ!ようこそ!!君のヒーローアカデミアへ!!』

 

 そして映像は終わる。

 里琴はもう分かったので投影機は起動しなかった。

 

 翌日、登校すると一佳が興奮して戦慈達に駆け寄ってきた。

 

「やったぞ!私も合格だ!!実技7位だってさ!」

「……おめ」

「まぁ、そんなもんか」

「で?お前らももちろん受かってるだろうけど、どうだったんだ?」

「俺が2位、里琴が1位だってよ」

「……やっぱ凄いな。お前ら」

「……ブイ」

「まぁ、いいや!雄英でもよろしくな!」

 

 ニカッ!と笑う一佳に2人は相槌を返すだけで終わらせる。

 

 もちろん雄英合格者3人出たことも、里琴と戦慈がワンツーフィニッシュしたことも学校全体にすぐに広がり、阿鼻叫喚の嵐になったのは言うまでもない。

 

 その後、戦慈と里琴は即行で施設を出る準備を始めた。

 学校の近くで部屋を探す。後見人には雄英と警察の鞘伏が名乗り出た。

 

「なんでてめぇが名乗り出てんだよ」

「うるせぇ。あの事件の尻拭いの一環だよ。文句あるなら、取材受けた奴にするか?」

「ぶん殴るぞ」

「だったら俺で我慢しやがれ。……嫌なら、さっさとヒーローになるんだな」

「ふん」

「……感謝」

 

 というやり取りがあったそうな。

 

 見つけた部屋は1DKのアパートで、里琴はその隣部屋だ。

 里琴は戦慈と一緒でいいと言ったが、

 

「馬鹿言うんじゃねぇよ」

「高校生で同棲なんてさせられるか!」

「……むぅ」

 

 と戦慈と鞘伏に怒られた。

 

 さっさと引っ越しもして、必要な家電などは鞘伏を筆頭に戦慈と里琴を日頃から気に掛けていた警官やヒーローが金を出し合ってくれた。

 その近くに一佳も引っ越して来ていた。

 

「偶然じゃねぇよな?」

「鞘伏さんに教えてもらった。別に同じアパートじゃないから問題ないだろ?」

「……まぁな」

 

 何か釈然としないが、確かに文句を言えることではないので黙るしかない戦慈だった。

 

 そして卒業式。

 一佳と里琴、そして何故か鞘伏に言われて渋々出席した戦慈。

 

 校長が卒業証書を配って行き、戦慈の番になると、

 

「ああ、拳暴君。少し待ってくれるかな」

「あぁ?」

 

 校長に呼び止められ、戦慈を含めて全員が首を傾げると、そこに警察署長が現れる。

 

「今日こそ、君に表彰させてもらおう」

「……断ってんだろうが」

「雄英に行くんだ。箔は付けさせてやりたいんだよ」

 

 校長と署長が苦笑して、その場で戦慈を無理矢理表彰し、表彰状を押し付ける。

 戦慈は盛大に顔を顰めるが、ここで拒否するのは難しいと渋々受け取る。

 

 式の終了後、どっさりと紙袋に詰められた表彰状を渡されて、更にゲンナリする戦慈。

 その後は他のクラスメイトと話すこともなく、さっさと帰ろうとする戦慈と里琴を一佳が捕まえて記念撮影する。写真を取ると、今度こそ学校を去り、鞘伏達に挨拶して新しい家に帰る。

 

 そして4月。

 

 3人は雄英の制服に袖を通して、校門をくぐった。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。