すみません。次回は弾幕勝負の話なんで!
楽しみにしていた方々には申し訳ないです、はい。
そんなわけで本編へどうぞ。
最近の古城霙があの閻魔様に似てきたような気がする。
…ふぅ。縁側で飲むお茶はうまいですね。あ、そこ。年寄り臭いって言わないでください。あ、またですか。後ろから小さな足音が聞こえてきます。
「霊夢さん。勝手にお金使わないでくださいね。」
「(ギクッ)ち、違うわよ?私はお煎餅を取ろうと思っただけで。」
「それは先程も聞きました。」
「うっ。」
はぁ。さっきからこれですよ。貧乏なのはわかりますが、すぐお金を使うのはどうかと思いますね。
「あぁ。言い忘れていましたが。残金がいくらか覚えていますので、勝手に使ってもわかりますからね。」
「ぐぅ。…わかったわよぉ。」
やれやれ、これで4回目ですよ。まったく…。うん?あれは…。
「よーす。暇してるかー?」
箒に乗って魔理沙さんがきましたね。
「おはようございます、魔理沙さん。ご覧通り暇してます。」
「そうか。ところで霊夢が落ち着かないみたいだけど、どうしたんだ?」
「お金を使いたいそうです。無駄遣いですよ。」
わたしは今までの経緯を魔理沙さんに話しました。
「しょうがないでしょ!今までお金なんてまともに手に入ってないんだから!」
「だからと言ってすぐに使ってしまっては今までと変わらないでしょう。」
「まったくもってその通りです。」
「ははは。日頃の行いが悪いからじゃねぇのか?とと、忘れるところだったぜ。なぁ霙、今暇か?」
うん?わたしですか?
「そうですね。先程も言った通り、寺子屋の時間まではまだ時間ありますから、今は暇ですね。」
「そうか。だったら紅魔館に行かないか?」
「紅魔館、ですか。」
紅魔館と言えば、確かレミリアさんと咲夜さんのいる館でしたっけ?一度誘いを受けてますし、行ってもいいでしょう。
「分かりました。行きましょう。」
「魔理沙、ほどほどにしなさいよ。」
「今日は別件だぜ。」
…?魔理沙さんは紅魔館になにか関係があるのでしょうか。
「フランと遊ぶ約束あるんだぜ。そんで慧音に紅魔館に連れて行ってもらえって前言われたから、ついでに済ませちまおうってな。」
「あぁ、言っていましたね。」
その時魔理沙さんの反応が変だったことは除いて。
「霙、行くなら気を付けなさいよ。」
「大丈夫ですよ。」
「……魔理沙、霙を危険に会わせるんじゃないわよ。」
「分かってるって。なんだ?お金の供給源に何かあったら心配か?」
「そんなんじゃないわ。純粋な心配よ。」
……??話が見えないのですが。紅魔館に行くまでに何かあるのでしょうか?
「じゃ、行くか霙。」
「はい。あ、霊夢さん。朝の残り物があるので、お昼ご飯はそれを食べてください。お金なら少し使っても構いません。」
「え!?本当!!」
「少し、ですよ。す・こ・し・ね?」
「は、はい…。」
よし。
「では、行ってきます。」
魔理沙さん待ってくださいよー。
「……釘刺された(・ω・`)」
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「ここが紅魔館…。」
わたしの目の前には紅い館がそびえ立っています。それにしても大きいですね。
「おや、泥棒さん。また来たんですか。」
門の前に緑色の中華の服を着た女性が立っていました。わたしの見間違いでなければ、さっきまで寝ていたと思うのですがね。立ったまま。それはそうと泥棒とは一体?
「おう、美鈴。今日は別件だぜ。フランと遊ぶんだ。」
「そうですか。それから後ろの人は?」
「こいつは私の連れだぜ。お前も聞いているだろ?最近来た外来人だ。」
「そうですか。はじめまして、紅美鈴です。お嬢様から話は聞いています。」
「古城霙です。それと魔理沙さんが泥棒である理由を詳しく。」
「本を盗むんですよ。」
「盗んでないぜ。借りているだけだぜ。」
「返さないなら、泥棒と同じでしょうが。」
「…魔理沙さん。」
「おう、なん…d…。」
ふふふ。霊夢さんといい魔理沙さんといい、どうして後退るのですか?
「え、笑顔が怖いぜ、霙。」
そんなことないですよぉ。
「あとでお話しましょうか。」
「い、いや…。」
「し・ま・しょ・う・か?」
「……はい。」
ふぅ。まさか魔理沙さんが盗みをしているとは思いませんでした。だから、紅魔館の話をしている間の様子がおかしかったのですね。
「魔理沙ぁ、来てるー?」
「おう、来てるぜー。」
門の奥から女の子の声が聞こえてきますね。うん、反省の色なしっと…。はぁ…。美鈴さんに門を通してもらうと、玄関の影に小さな女の子がいました。あれは翼なのでしょうか。綺麗な宝石みたいなものがついています。
「あれ?そっちの人は?」
「こいつは古城霙だ。ほら、レミリアか咲夜あたりから聞いてないか?最近来た外来人って話。」
「お姉さまから軽くだけど聞いてるよ。はじめまして、フランだよ。」
お姉さまという限りレミリアさんの妹さんでしょうか。なんとなくですが似ていますね。
「霙、こいつはフランドール・スカーレット。レミリアの妹だ。―っとレミリアのことは知っているか?」
「はい。博麗神社に咲夜さんと一緒に来ましたから。」
「そうか。」
「ねぇねぇ、お姉ちゃん。」
はい?なんでしょうか。
「あたしと弾幕ごっこしよう。」
え、えぇ!?弾幕ごっこですか!
「お、いいんじゃないか?」
ちょっと、魔理沙さん!なんでにやにやしているのですか?
「わ、わたしやったことないのですが。」
「だいしょーぶ。すぐにできるようになるから!」
「わ、分かりました。」
「それじゃあ、待っててね。外に行けるように準備するから。」
フランさんは元気よく紅魔館の中に入って行っちゃいました。…うぅ。勢いに押されてしまいましたよ。初めての弾幕勝負、心配ですね。ていうより心配しかありませんよ。
「霙、やり方は覚えているか?弾幕が当たらないように避けるんだぜ。通常弾幕は自分にあったイメージで撃てるぜ。時間とスキをみてのスペルカードの使用を心掛けるんだぜ。」
「わ、わかりました。」
ポケットにあるスペルカードは5枚。このスペルカードでどこまで行けるでしょうか。
今回は紅美鈴さんに来ていただきました。
「…zzZ」
咲夜さーん。
「ねねね寝てないですよ!咲夜さんってあれ?」
そんなわけで紅美鈴さんです。
「そうでしたね。呼ばれていたんでしたね。それにしても次回大丈夫なんですか?」
大丈夫とは?
「弾幕勝負ですよ!妹様とするなんて無謀すぎます!魔理沙もなんで止めないんですか!」
何か考えがあるのでしょう。解決する側として、ね?
「は、はぁ。」
いざとなれば止めてくれるでしょう。マスパでズドーンって。
「だったらいいのですが。」
それではこちらをお願いします。
「えーと。次回はいよいよ弾幕勝負の話です。妹様VS霙、勝敗はどちらになるのでしょうか。そして彼女の能力も明らかになるかもしれません。」
ありがとうございます。
それでは、間違い等がありましたらご指摘のほどよろしくお願いします。感想も待っています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。