東方歪界譚   作:鈴華

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読んでいる皆様。おはこんばんは、五月雨です。
早速ですが、今回は何もありません。
さらに、前回のあとがきに授業風景を描くとありますが、自分には全然その才能がありませんでした。
申し訳ありません。
それでは本編へどうぞ。


Ep,12 今回、何もないですよ

「すみません、レミリアさん。わざわざ昼食まで用意していただいて。」

「いいわよ。フランの相手をてくれたお礼だから。」

 

フランさんとの弾幕勝負を終えたあと、わたしと魔理沙さんは紅魔館で昼食をとることにしました。言い始めたのはフランさんですがね。

 

「それはそうと、魔理沙の泥棒の件について咎めなくていいのかしら?」

「おいおい。流石にここでそれは―」

「そうでしたね。昼食を済ませてからにしましょうか。」

 

寺子屋の時間までまだ時間もありますからね。

 

「いやいや、霙。落ち着こうぜ。これには深ぁい訳があってだな。」

「それならその理由とやらを聞かせてもらいましょうか。」

 

「私にも是非聞かせて欲しいわ。」

 

おや?扉の方から違う娘の声が聞こえてきましたね。振り返ってみると薄紫のパジャマのような服を着た娘が入ってきました。

 

「外が騒がしいかったから様子を見に来たのだけれど…。」

「フランとこの娘が弾幕ごっこしていたのよ。紹介するわ、霙。パチェよ。パチュリー・ノーレッジ。パチェ、この娘は古城霙、最近来た外来人よ。」

「はじめまして。」

「よろしく。で、この娘がフランと弾幕勝負をしてたの?」

「えぇ、そうよ。」

「ふぅーん……。」

 

な、なんでしょうか。そんなにじろじろ見れれると居心地が悪いのですが…。

 

「…そう。それで魔理沙の本を盗む訳を聞かせて欲しいのだけれど。」

「ぐぅ…。逃げるが勝tっ!?」

「逃しませんよ。」

 

やはり逃げようとしましたか。でもそうは問屋が卸しませんよ。わたしはフランさんとの弾幕勝負で使ったスペルカード、接続“ダイアグラムコネクション”を使いました。穴の先には魔理沙さんの右腕が見えます。その穴に手を差し込み、腕をつかみました。

 

「うぇ!?」

 

思いもよらない方向からいきなり腕を掴まれたことに魔理沙さんは驚いていますね。

 

「さぁ、魔理沙さん。色々お話しましょうか。」

「霙、怖いから。その笑顔、怖いから!」

「ふふふ。そんなことないですよ。寺子屋の時間までまだありますし、ちょっと付き合ってくださいよ。」

 

さて、まずはどれくらいの本数を盗んでいるのか聞くとしましょうか。

 

「(咲夜。)」

「(なんでしょうか、お嬢様。)」

「(これからは霙を怒らせないようにしましょう。)」

「(そうですね。それがいいと思います。)」

 

後ろで何か言っているみたいですが、気にしないことにします。それより、今は魔理沙さんです。さぁ、ショータイム(説教)です。

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

「では、後日魔理沙さんの家にある本を全部返すということでいいですね。」

「…あ゛い」

 

やっと話が終わりました。とりあえず、小一時間位は話していたのでしょうか。魔理沙さんはその間中ずっと正座してもらっていたため、涙目になっています。

 

「随分と話していたようね。」

 

あ、咲夜さんが様子を見るために入ってきました。

 

「はい。とりあえずは魔理沙さんの家にある盗んだ本を明日返すという話にまとまりました。」

「じゃあ、明日博麗神社に迎いに行ったほうがいいかしら?何処にあるかわからないでしょう、魔理沙の家。ついでに手伝うわ。」

「そうですね。お願いします。」

「お、おい。勝手に話を進めん―。」

 

キッ。

 

「はい。それでいいです。(どうしてこうなった…。)」

「それより時間は大丈夫なのかしら?このあと寺子屋があるのでしょう。」

 

はっ!そうでした。説教に夢中になりすぎて忘れていました。

 

「咲夜さん、今何時ですか!」

「そうね…。」

 

咲夜さんはポケットから銀の懐中時計を取り出しました。

 

「13時23分といったところかしら。」

 

未の刻は14時。あと37分ですか。紅魔館からの距離からしてぎりぎり…、いや少し過ぎますね。準備等もありますから。気が引けますが、さっき使ったスペカを使うとしましょう。

 

「咲夜さん。わたしはもう行かなければならないので、お先に失礼します。」

「えぇ。それでは明日、迎えに伺うわ。」

「はい。よろしくお願いします。」

 

すぐに穴を開くと向こう側には人里に向かう道が見えます。穴を潜りすぐに閉じましたし、急がなくちゃ!

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

どうにか間に合うことができましたね。よかったです。

 

「やぁ、霙。今日は少し遅かったな。」

「すみません。紅魔館に行っていたもので。」

「ほう、紅魔館にか…。」

「はい。色々あって疲れましたが。」

「そうか。疲れているところ悪いが、授業の準備をするぞ。」

「はい。」

 

さてと、今日も頑張るとしましょうか。

 




何もないのに最後まで読んでいただきありがとうございます。今回はパチュリー・ノーレッジさんに来てただきました。
「私の登場時間が短い件について。」
そうですね。無理やり入れましたから。
「そう。なら今回のゲストは魔理沙でもよかったんじゃないかしら?」
あ、ならそうしましょうか?
「え?」
冗談ですよ。ちなみにパチュリーさんは後々また登場しますよ。
「そうなの?」
まぁ、あなたには“キッカケ”を作っていただきますがね。
「キッカケ?」
さて、パチュリーさんは次回予告お願いしますね。
「はぐらかさないで欲しいのだけど。」
ネタバレ、ダメ!絶対!
「……次回は魔理沙の家に行く話よ。ちなみにあの人形遣いを出す予定だわ。」
ありがとうございます。
それでは、間違い等がありましたらご指摘のほどよろしくお願いします。感想も待っています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

あ、それと少しお知らせです。魔理沙の「~ぜ」が二次設定と最近知りました。
ですが、口調を前作通りに戻すとキャラの見分けがつかないのでこのままにします。
他にも見分けがつくような口調や口癖は採用していきます。
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