毎回なんの計画もなく書いているのですが、
今回、何故か2回目の弾幕勝負が入りました。
それでは本編へどうぞ。
少し将棋をやりすぎたでしょうか。夕焼けが見えますね。急ぎましょう。…あれはなんでしょうか?黒い球体が飛んでいます。だんだん大きくなってきているような…。あ、違いますね。
「近づいてきています!」
わたしは横に飛んで交わしました。ふぅ、一体何なのでしょうか?
―ゴツッ―
「はにゃっ!?」
あ、避けたので木にぶつかったみたいですね。すると、黒い球体が霧散して中から女の子が出てきました。
「痛いのか~。」
「あ、あの…。大丈夫ですか?」
どうやら頭をぶつけてしまったようですね。額が赤くなって血が少し出てきていますね。痛そうです。
「ん、誰なのか~?」
「わたしは古城霙といいます。あなたは?」
「ルーミア。」
ルーミアちゃん、ですか。ちょっと待ってくださいね。わたしは巫女服に縛り付けていた細長い布地をほどきました。
「ルーミアちゃん。頭をこっちに向けてくれるかな?」
「何するのか~?」
「傷を塞ぐだけですよ。」
「そ~なのか~。」
わたしが前かがみになると、素直に頭をこちらに向けてくれました。…これでよしっと。
「きつくないですか?」
「大丈夫なのか~。」
よかったです。
―ぐぅ~…―
この音は…。
「おなかすいたのか~。」
あぁ、やっぱり。ルーミアちゃんのおなかの音でしたか。しょうがないですね。
「美味しそうなのか~…。」
「…………うん?」
…ルーミアちゃん、どこを見て涎を垂らしているのですか?嫌な予感(2回目)がしたので、試しにちょっと離れてみましょうか。
「どこに行くのか~?じゅるり。」
あー、やっぱり予感的中しちゃいました。どう見ても、わたしを見ていますよね。視線がわたしに固定されていますし。
「いえ、早く帰ろうと思いまして…。」
「逃がさないのか~!」
わわっ!いきなり飛びかかってこないでくださいよ!くっ、これが以前に魔理沙さんが言っていた妖怪というものなのでしょうか。
「むぅ。なんで避けるのか~?」
「普通避けますよ。」
「こうなったら、弾幕ごっこなのか~!」
うわぁ。2回目の弾幕勝負ですか。1度目はフランさんとでしたから、またあの時みたいに疲れるのでしょうか。
「私が勝ったら、霙を食べるのか~。」
「では、わたしが勝ったら逃げさせていただきますね。」
「わかったのか~。」
すごい賭け事をしちゃいましたよ。ルーミアちゃんの跡を追って、わたしも空中に浮きました。ルーミアちゃんはそんなわたしを見て笑っています。でも、その涎は拭いたほうがいいですよ。
「はじめるのか~!」
「えぇ、始めましょう。」
あ、あれ?えぇーと、ぶっちゃけて言います。フランさんの弾幕よりもかなり楽です。直線状の弾幕やレーザーが多いおかけで、ちょっと横に避けるだけで済みます。
「むぅ、なんで当たらないのか~?」
そんなこと言われましても…。まぁ、わたしも攻めに転じましょうか。
「次はこちらの番ですね。」
「わはー!」
なんか弱いものいじめをしている気分になりますね、これ。罪悪感が…。わたしの放った弾幕は次々とルーミアちゃんに当たっていきます。
「怒ったのか~!スペルカード提示、夜符“ナイトバード”!」
きましたね、スペルカード。……あの、隙間がありすぎて困るのですが。これはさっさと終わらせてしまいましょう。
「スペルカード提示、歪符“アブサードカイジ”!」
スペルカードを提示すると、瞬時にわたしの周りにいくつかの穴が開きました。そこから無差別な方向にレーザーが放たれます。あ、もちろんわたしには当たらない方向ですよ。
「わぁー!」
あ、被弾しちゃいましたね。―って落ちていきます!危ない!間に合ってください!
「とと…。ふぅ、間に合いましたか。」
どうにか受け止めることができましたね。ルーミアちゃんは目を回しちゃっています。これってわたしが勝ったことになるのでしょうか。でも、どうしましょう。
「…しょうがないですね。」
わたしは地面に降り立つとルーミアちゃんを背負いました。
「…う~ん。…ご飯、なのかぁ。」
神社でご飯を出してあげるとしましょう。
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「霊夢さーん、今帰りましたー。」
「随分遅かったわね。」
神社につくと霊夢さんが出迎えてくれました。さて、すぐに夕食の準備をしましょうか。
「あれ?ルーミアじゃない。どうしたの?」
わたしの背負っているルーミアちゃんに気づいたようですね。
「散歩の帰りに弾幕勝負を挑まれちゃいましてね。」
「勝ったの?」
「えぇ…まぁ…。」
「歯切れが悪いわね。どうしたの?」
これ、言っていいのでしょうか。でも、失礼でしょうし。
「なるほどぉ。余裕勝ちだったのね。」
読まれましたか。
「そうですね。そんな感じです。」
「私や魔理沙も余裕だったわよ。」
お二人もルーミアちゃんと弾幕勝負をやったことがあるみたいですね。
「それで、どうして連れてきたの?」
「おなかが減っているみたいだったので、何かご馳走してあげようと思いましてね。」
「え゛…。」
あ、あれ?わたし、何か変なこと言いまいしたか?
「あの亡霊よりマシだけど、ルーミアは大食いなのよ。うちの食料が一気に底に付いてしまうわ。」
あぁ、なるほど。大食いなのですか。
「でも、放ってはおけないじゃないですか。」
「わかったわよ。でも、どうなっても知らないからね。」
「大丈夫ですよ。」
さてと、何を作りましょうかね。料理が出来た頃に、ルーミアちゃんが起きました。匂いに釣られたようですね。ちゃんと霊夢さんの分もありますよ。
「……(*´ω`)」
「美味しそうでなりよりです。」
おなかを満たしたルーミアちゃんは満足したようです。素直に帰って行きました。まぁ、霊夢さんの言った通りになりましたけどね。明日買い出しに行くとしましょう。
今回はルーミアさんに来ていただきました。
「そ~なのか~。」
それにしても、ルーミアさんは比較的人間を襲わないとあるのですが…。
「空腹には勝てないのか~。」
そうですか。まぁ、否定はしませんよ。人間、欲には勝てませんからね。
「私は妖怪なのか~。」
そ~なのか~。
「真似するな~。」
はいはい。しかし、たくさん食べましたね。
「ほんとはもっと食べたかったのか~。」
いえ、あれ以上はやめましょう。霊夢さんが壊れます。
「そ、そ~なのか~。」
多分、退治されるのがオチですね。
「……。」
はぁ。あとで何か奢ってあげますから、元気出してください。
「そ~なのか~!」
というわけで、次回予告お願いします。
「わかったのか~。次回は寺子屋の授業後の話からなのか~。食材の買い出しなのか~。そこで半人前の人に会う予定なのか~。」
ありがとうございます。
それでは、間違い等がありましたらご指摘のほどよろしくお願いします。感想も待っています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
後日、作者の懐はお金の代わりに伝票で埋め尽くされたとさ。
美味しかったのか~。
…(;_;)