東方歪界譚   作:鈴華

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ここでは2人が外に戻ってからの後日談になります。
それではどうぞ。


Ep,20.5 外の世界での霙

「それにしても、霊夢と魔理沙、元気そうだったね。」

 

「そうね。変わりないようだったわね。」

 

「霙さんも大変だね。」

 

「……蓮子。」

 

「なぁに?」

 

「その古城霙って人、私聞いたことあるような気がするの。」

 

「え、そうなの?」

 

「うん。うろ覚えだけどね。だから今から図書室に行くけど、来る?」

 

「うん、行くよ。手伝うから。」

 

「ありがとね。」

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

「あった、これだ。」

 

「見せてー。」

 

「はい。」

 

「これは、卒業アルバム?」

 

「うん、6年前のよ。そしてこれよ。」

 

「え?これって、霙さん?」

 

「そう。あの人は私たちの大学を6年前に卒業してるの。」

 

「で、でも、どう見ても私たちよりも年下みたいだったよ!」

 

「この写真でも、年上に見えないわ。」

 

「そうだ!岡崎先生なら何か知ってるんじゃないかな?」

 

「そうね。教授なら何か知っるかも。そうと決まれば―」

 

「探そう。この時間だと研究室にいるかも。」

 

「行こう!」

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

「教授、いますか?」

 

「いるわよ。入りなさいな。」

 

「失礼します。」

 

「失礼しまーす。」

 

「それでどうしたの?出した課題でわからないところでもあったのかしら?」

 

「いえ、それは昨日終わりました。」

 

「あいも変わらず、早いわね。」

 

「教授。私たち、昨日幻想郷に行きました。」

 

「あら、懐かしいわね。」

 

「そこで古城霙って人にあったんですけど。教授は何か知ってます?」

 

「……知っているわ。でも、幻想郷にいたとはね。」

 

「どういうことですか?」

 

「説明するわね。ちゆり、コーヒーお願い。3つね」

 

「分かりましたー!」

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

「…そうね。…霙は私の教え子の1人だったわ。でも、あの娘が卒業してから数日もしないうちに消息を絶ったのよ。警察もお手上げで死亡扱いになったし、葬式も挙げられたんだけど。生きていたのね。よかったわ。おそらくあの娘が消息を絶った日に幻想入りしたのでしょうね。」

 

「それはおかしいです。」

 

「私たちが直接本人から、最近幻想入りしたって聞きました。」

 

「(幻想郷と外の時間は変わらないはず…。ということはあの娘の今までの空白はなんなのかしら。)」

 

「あの…教授…?」

 

「え?あぁ、なんでもないわ。それと霙のこと詳しく聞かせてくれる?」

 

「それが、霙さんは記憶を失っているみたいで、今は博麗神社に住まわせてもらってるみたいです。」

 

「そう。」

 

「あ、1つ気になることがあるんですけど。」

 

「なにかしら、蓮子?」

 

「卒業アルバムと今の霙さんの顔がほとんど変わってないんです。それに私たちより年下みたいだったんですけど。」

 

「それはOBのあの娘に失礼よ。でもそうね。あの娘は歳の割に外見はとても若いわ。」

 

「へー。」

 

「それは置いといて、彼女が生きていて安心したわ。そうね、2人とも。」

 

「「はい?」」

 

「この住所に彼女が生きているって連絡してきてくれないかしら?」

 

「え?それなら電話でも―」

 

「蓮子。」

 

「何?」

 

「この住所、お墓よ。」

 

「え?じゃあ、霙さんの両親は…。」

 

「そういうこと。あとはお願いね。」

 

「分かりました。行こう、蓮子。」

 

「うん。失礼しました。」

 

 




ここで大事なお知らせです。
この話以降の投稿がかなり遅れだします。
理由は“コーラを振ってみたら”ってMADの作成をあるゆっくり実況者とすることになったからです。
楽しみにしてくれた皆様申し訳ありません。
それでは、間違い等がありましたらご指摘のほどよろしくお願いします。感想も待っています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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