東方歪界譚   作:鈴華

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こんちゃ!鈴華です!
今回は鬼の登場です。
でも短い!とても短い!

それではどうぞ。


Ep,25 鬼は外、福も外。私は中。

傷が完治し永琳さんの許可を得て、私はようやく退院することができました。

 

「お世話になりました。」

「また何かあったらいらっしゃい。」

 

永琳さんと鈴仙さんに見送られましたし、帰路に着くことにしましょう。

 

「もう暗いですし、能力を使っちゃいますか…。」

 

私は目の前に穴を開け、直ぐにくぐり抜けました。

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

「ただいま戻りました~。」

 

―と言っても夜ですし、霊夢さんももう寝ているでしょうね。

 

「お帰り、霙。」

 

起きていました。びっくりです。

 

「今まで何処にいたのよ。」

「実はですね。」

 

かくかくしかじか。

 

「なるほど。それは大変だったわね。おそらく、満月で妖怪の気が立ってたのよ。」

「そうだったのですか。」

「でも、無事で良かったわ。」

「はい。」

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

朝になり、私はお茶を縁側で飲んで日向にあたっています。今日、寺子屋に行こうとしたら、慧音さんがやってきて、休むように言われました(´・ω・`)。それにしても、静かですね。実は先程まで霊夢さんと魔理沙さんもいたのですが、赤い髪に猫耳を生やし緑色の服をきた娘が、2人を呼びに来ました。なんでも異変だそうです。そして私はお留守番をしています。

 

「霊夢ぅ。来たぞぉ。」

 

おや、誰か来たようです。……小さい。

 

「ん?誰だ、お前?霊夢は?」

「…古城霙です。貴方は?」

「伊吹萃香だ。見ての通り鬼だよ。」

 

鬼…ですか。道理で頭に角が生えているのですね。

 

「んで、霊夢は?」

「霊夢さんなら異変解決に行きましたよ。」

「えー。つまらないなぁ。」

 

そう言うと、萃香さんは私の隣に腰掛けました。

 

「霙って言ったな?」

「はい。なんでしょうか?」

「霊夢から話は聞いているよ。あいつが世話になっているみたいじゃないか。」

「いえ。居候させてもらっている身なので、当然のことをしているまでです。」

「そうかい。」

 

そう言うと、萃香さんは持っている瓢箪の中身を飲み始めました。…この匂いは、お酒!?

 

「プハァ!霙は鬼が怖いかい?」

「いえ、これまでに色々な妖怪に会いましたから。大して怖いとは思いませんよ。」

 

お酒臭いなんて決して言えない…。

 

「最初は色々戸惑いましたが、今ではもう慣れたものです。」

「そうかい。それはよかった。」

 

お酒は駄目です。弱いのです。匂いだけでも酔ってきちゃいますぅ。

 

「…飲むかい、お酒?」

…!!?(((゜Д゜;)

「あたしのお酒が飲めないのかい?」

 

お決まりのセリフがキマシタワー。これ、強要されていますよ。暗に飲めって言っていますよ。

 

「い、いえ。私、お酒苦手で…。」

「んじゃ、ついでに克服しちゃいな。」

 

…オォ(((( ̄▽ ̄;)

 

「大丈夫さ。霊夢も飲んでんだ。すぐに好きになるさ。」

 

霊夢さん、何やっているのですかああぁぁぁっぁぁ!!?

 

「ほれほれぇ。」

 

グググゥ…。な、南無三!

 

「逃げるが勝ちです!」

「あ、こら!待て!」

 

ひやぁ!来たああああぁぁぁあぁぁぁっぁあぁぁっぁぁぁぁっぁ!!?

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

「―という事が、先程、あったの、ですっ。」

 

ゼァ…ハァ…。全く、病み上がりなのに全力で走らされるなんて思いませんでした。

 

「それはまた…。ご苦労様です。」

 

え?私が今、何処にいるのか、ですか?THE 紅魔館前です。

 

「それで避難する形でここに来たと。」

「お願いできますか?」

「う~ん…。」

 

美鈴さんが考え込んじゃいました。やっぱり難しいでしょうか。仕方ないです。他を当たりましょう。

 

「いいわよ、それくらい。」

「あ、咲夜さん。」

 

咲夜さんが出てきました。しかし、どこから…?突然現れましたよ。パッと、ね。

 

「そこ、胸のことで何か考えたかしら?」

「…?考えていませんよ?」

 

…胸?…あぁ、パッと…。パット…。パッド…。PADですね。うわわっ!?

 

「なんですか!?急にナイフ投げないでください!」

「何を考えているの?中に入れてあげないわよ?」

「何も考えてないですよ!ホントですよ!」

 

咲夜さんはため息をつくと、門を開けてくれました。

 

「どうぞ、いらっしゃい。」

「お邪魔します。」

 

相変わらず広いですね、紅魔館は。

 

「それにしても、ここに来てよかったの?」

「はい?何が、ですか?」

「妹様に見つかったら、弾幕ごっこをせがまれるわよ?」

 

あぁ、確かにまたやろう的なことを約束しましたね。

 

「お酒を飲まされるよりはるかにマシです。」

「そ、そう…。」

「そうですね。確か、図書館ありましたよね。そこで本読んでいますよ。」

「それならこっちよ。」

 

咲夜さんに案内され、1つの扉の前にきました。

 

「パチュリー様。入りますよ。」

 

魔理沙さんの盗品を返す時にもきましたが、すごい本の量です。

 

「あ、咲夜さん。それから霙さん。」

 

本棚の間から小悪魔さんの顔が出てきました。彼女とは魔理沙さんの盗品の整理の時に顔を合わせています。

 

「こんにちは、小悪魔さん。」

「小悪魔。少しの間、彼女をここに居させてあげてね。」

「りょーかいです!」

「じゃあ、失礼するわ。」

 

そう言い残し、咲夜さんは去っていきました。

 

「霙さんは何読みますか?」

「いえ、適当に読んで回るから気にしないでください。」

「そうですか。なら何かあったら読んでください!」

 

では近い本棚から手にとっていきましょうか。

 

この後、図書館にきたフランさんに見つかり、弾幕ごっこをする羽目になってのは言うまでもないことです。ちなみに負けちゃいました。

 




そんなわけで、今回は伊吹萃香さんに来てもらいましたー。
「酒を飲め!」
だが断る!
「えー、美味しいのに。」
成人ですが、飲むのに抵抗があるんですよ。
「ぶーぶー。」
あ、そうだ。萃香さんは霙を追いかけた後どうなりました?
「ん?魔理沙のとこ行って、でもいなかったから。勇儀のとこ行こうとしたら、霊夢と魔理沙が来た。そんで、勇儀も来たから二人で飲んだ。」
へー、そんなことがあったんですかー(棒)
「お前何か知ってるな?」
まぁ、書いてる本人ですし。それはそれとして、予告読んでください。
「次回は未定だ。どうなるかわからん。半分位は決まってる。でも誰を登場させるか決めてない。以上!」
それでは、間違い等がありましたらご指摘のほどよろしくお願いします。感想も待っています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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