東方歪界譚   作:鈴華

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どもども鈴華です。
お燐に呼ばれた霊夢と魔理沙。
彼女たちが見たものとは―?

それではどうぞ!


Ep,25.5 地霊の異変

「相変わらず、ここは暑いわね。」

 

「まぁそう言うなよ、霊夢。ここのおかげで温泉が沸いてるんだぜ。」

 

「はぁ…。で、お燐。“例の渦”っていうのはどこにあるの?」

 

「もうすぐつくよ。あ、さとり様ー!」

 

「久しぶりね、霊夢に魔理沙。」

 

「さとり様ー。あたいはお空のところに行ってますねー。」

 

「えぇ。ありがとう、お燐」

 

「それで、さとり。その“渦”っていうのはどこ?」

 

「こっちよ。」

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

「これよ。」

 

「…これはまた。すごいのが出たぜ。」

 

「私にはどうもできないから、2人を呼んだのだけれど。」

 

「なにかしらね、この“黒い渦”…。これはいつからあったの?」

 

「今朝よ。お空が知らせてくれたわ。」

 

「魔理沙は何か見覚えある?」

 

「ないぜ。」

 

「でしょうね。私も原因はわからないわ。」

 

「そう。じゃあ、このまま保留かしら?」

 

「そうせざるを負えないわね。」

 

「んー。触ってみてもなんもないぜー。」

 

「ちょ!魔理沙!」

 

「いやだって、見て分かるもんじゃないぜ?こういうの。」

 

「それも一理あるわね。」

 

「はぁ…。じゃあ、魔理沙。その“渦”に飛び込む?」

 

「それは遠慮するぜ。なんか底がないみたいだったからな。」

 

「あぁ。それとこの“渦”、少しずつ大きくなっているみたいなのよ。」

 

「「大きく?」」

 

「お燐にあなたたちを呼びに行かせる前は、もう少し小さかったわ。」

 

「え?何その焦らせる感は。」

 

「流石に焦るぜ。そういうのは。」

 

「だから、なるべく保留にして欲しくないのよ。」

 

「うーん。でも、これを起こしている側に、動きがない限りは手の打つようがないぜ。」

 

「そうなのよね。でも、犯人を割り出す時には、手を貸してくれないかしら、さとり。」

 

「えぇ。いいわよ。早く解決して欲しいもの。今回は手を貸すわ。」

 

「んじゃ、私らは帰るが、何かあったら知らせてくれ。」

 

「お願いね。」

 

「わかったわ。」

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

「んで、霊夢はどう思うよ。」

 

「どうって?」

 

「あの“渦”だよ。」

 

「さっきも言ったでしょ。さっぱりよ。」

 

「巫女の勘は宛てにならないか?」

 

「……さてね。」

 

「まぁ。そうだろうな。さすがの覚妖怪も“心”は読めても“勘”は読めないか。」

 

「そういう魔理沙はどうなのよ。」

 

「私か?確証がない限りは動かないぜ。」

 

「あっそ。だったらおとなしくキノコ狩りでもしてたら?」

 

「うっせ。お前こそ、無い賽銭でも数えてろよ。」

 

「言うようになったじゃないの、魔理沙。」

 

「ふん。喧嘩なら買うぞ、霊夢。」

 

「なら私とやろうか。」

 

「「…え゛?」」

 

「いやぁ。丁度暇してたんだ。」

 

「「勇儀…。」」

 

「何、ハンデは付けるから軽くやろうや。1対2でも構わないぞ。」

 

「…いい度胸ね。魔理沙。」

 

「…あぁ、わかってるぜ。やるぞ!」

 

「来い!」

 

「「逃げる!」」

 

「あ、こら!待てよやああぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 




それでは、間違い等がありましたらご指摘のほどよろしくお願いします。感想も待っています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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