東方歪界譚   作:鈴華

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なんと、今回2回目のコラボです!やった!
空亡之尊様の“東方絆紡録”とコラボです!
承諾ありがとうございます!

今回の霙は今ままでと少し違うかもしれません。
それでは、どうぞ!

新話投稿したはずなのに、ポロリ(?)回だけ閲覧数が多い…。
なぜだ…。


Ep,絆紡録 乙女心の分からず屋

突然ですか。今、ありのままにあったことを話します。ある日の寺子屋からの帰り道、空間に穴を開け、潜ったと思ったら反転して、気づいたら“違う幻想郷”にいました。それも、スマホと話している少年の目の前に出ました。

 

「え?誰だ、お前?」

 

でしょうね。あちらからすれば、私がいきなり目の前に現れたようなものですし。今いる場所は博麗神社のようですね。

 

「えーと、私は古城霙といいます。貴方は?」

「俺は、神無悠月だ。」

『ユウキ、何かあったんですか?』

 

おや、どこからか声が…。

 

「あぁ、目の前が歪んだと思ったら、そこから知らない女性が出てきた。」

『女性、ですか?どんな女性ですか?』

「あぁ、可愛い人だよ。巫女服着てる。」

『可愛い、ですか…。』

 

ふむ。今の発言でわかりました。この少年―悠月くんは十中八九、女たらしです。

 

「どうした月美。俺何かへんなこと言ったか?」

 

しかも、無自覚ときましたか。いるものなのですね、こういう人。何人が彼の毒牙にかかったのでしょう。

 

「ところで、誰と話しているのですか?」

「ん?あぁ、ほら月美。挨拶したらどうだ。」

 

そう言うと、悠月くんはスマホの画面をこちらに向けました。画面の中には女の子が1人います。

 

『はじめまして、月美です。』

 

あらかわいい。AIのようなものでしょうか?でもただのAIというわけではないようです。

 

「はじめまして、古城霙です。えーっと、悠月くん。」

「うん?なんだ?」

「少しこれ借りてもいいですか?」

「…なんで?」

 

う~ん、警戒されちゃいましたか。別になにもしないのですけど。

 

「ただ月美さんと少しお話したいだけです。」

『私と、ですか?』

「えぇ。」

「それくらいなら、いいけど…。」

 

では、お借りしますよー。悠月くんに聞こえないくらい小声じゃないと、彼に聞こえちゃいますからね。少し距離を置いてっと。…よし。

 

「月美さん。」

『な、なんでしょうか?』

 

いえ、そんなに身構えないでください。悲しくなりますから。

 

「私の推測が正しければ、彼は女たらしですよね?」

『わかりますかっ!!?』

 

なぜ、キラキラするのですか、そこで…。

 

『ユウキはもう何人もの女性の心を盗んでいるのですよ!』

 

やはりですか。

 

「ちなみに、どれくらい…?」

『数え切れないです。最近だと、紅魔館の方々も篭絡されました。』

 

レミリアさんたちは何しているのでしょうかねぇ…。

 

『それだけじゃないんですよ!霊夢さん、魔理沙さんにそれから―』

「いつまで話してるんだー。」

 

おっと長くなっちゃいましたか。しかし、霊夢さんに魔理沙さんも、ですか。多分まだ会っていない人たちも彼の毒牙に…。

 

「何話してたんだ、月美。」

『ユウキには関係ないことですよー。』

「…は?」

 

おもいっきり関係あることですけどね。…では、少々弄ってみる事にしましょうか。

 

「お隣、失礼ますね。」

「ん?あぁ。いいよ。」

 

悠月くんの隣に座ると、スマホの中から目線を感じます。でも、スルーです。

 

「んー。疲れたのでしょうか、少し眠くなってきました。膝、借りますね。」

「はい?」

『―ッ!?』

 

はい、膝枕ですよ。スマホの方をチラ見してみると、月美さんが画面に張り付く勢いで睨んできています。でも、スルー。

 

「少し寝かせていただきます。」

「…まぁ、いいか。」

『なっ、ユウキ!?こんな得体もしれない人を!何考えてるんですか!』

「それを言うなら、お前も霙と話してただろう。」

 

『うぐっ…。』

やはり、月美さんも彼の毒牙にかかった1人でしたか。さぁて、では本当に寝るとしましょう…。

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

―がやがや―

 

ん?なんだか騒がしくなってきましたね。

 

「悠月!その女はなんなのよ!」

「そうだぜ!」

「いや、俺にも詳しいことは…。」

 

どうやら、霊夢さんと魔理沙さんが来たようです。では起きるとしましょうか。

 

「んー。…よく寝ました。」

「「「あ、起きた。」」」

 

綺麗にハモりました。

 

「アンタ、何者よ!どうしてここにいるの!」

 

寝起きにこの大声はきついです。まぁ、自分で蒔いた種ですが。

 

「さぁ、何者なのでしょうね。」

「こうなったら、力づくでっ!」

 

おっと、危ないです。私は魔理沙さんの突進をすり抜け、そのまま立ち上がりました。まぁ、そろそろ時間のようですし。

 

「霙、お前、足…」

 

まぁ、流石に気づきますよ。自分の身体に異常があれば。

 

「どうやら、“私のいるべき幻想郷”に戻るようです。」

「…?よくわからないが、帰るのか?」

「えぇ。そのようです。」

「そうか。まぁ、また会おうな。」

「はい。…あ、そうそう。」

 

いいこと思いつきました。ここでさらに爆弾を投下するとしましょう。私は穴を悠月くんの目の前に繋げると、顔を入れます。流石にこれには彼も驚いたようです。そのまま頬に―。

 

「「『!!?』」」

「ふふ。ではまた、いずれ会いましょう。」

その言葉とともに私は消えていきました。

「「『悠月いぃぃぃぃー!!』」」

「いや待て!誤解だっ!」

 

…ふふ。

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

さて、どうやら私は“私のいるべき幻想郷”に戻って来ることができたようです。

 

「早く帰って、夕ご飯の準備をするとしましょうか。」

 

ちなみに、私は彼を“面白いおもちゃの1つ”と思っているだけで、好きになったというわけではありません。頬にも触れていませんし。そう見えるようにしただけですから。

 

「…また会いましょう、悠月くん。…ふふ。」

 

きっと今の私は悪い笑みを浮かべているのでしょうね。うふふ、ふふふふ。




改めて空亡之尊様、コラボありがとうございます!
いやぁ。まさか、コラボを2回するとは思いませんでしたよ。
「おいこら。」
なんですか、女の敵さん。
「とりあえず、紹介しろよ。」
特別ゲストの神無悠月さんです。わードンドンパフパフ。
「なんだよ、その紹介は!真面目にやったらどうだよ。アンタここの作者だろ!?」
はいはい。彼は空亡之尊様の作品“東方絆紡録”の主人公をしています。紅魔郷の話からスタートしていますね。
「うん、そんな感じ。」
…そして、女たらしです。
「そんなことした覚えはないんだが…。」
しかも、無自覚です。女性の皆さんお気を付けください。
「…???」
まぁ、そんなわけで彼が気になった人は是非、読んでみてください。
「またな~。」
それでは、間違い等がありましたらご指摘のほどよろしくお願いします。感想も待っています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。 ノシ

さて、俺はどうやって帰ればいいんだ?
さぁ?霙に送って行ってもらったらどうですか?
そうするか…。
―後日、霙と二人でいたところを“あちら側”の女性たちに問い詰められた事は、言うまでもない。
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