早速入りに行くことに。
そして、明かされる霙の秘密。
それでは最後の本編をどうぞ。
「ふぅ・・・。」
宴会を終えた私は神社の裏に湧いている温泉に浸かることにしました。簡単に言えば酔いを覚ますためです。と言っても、ここの存在に気づいたのはついさっきなのですけどね。ちなみにその時の会話は―
「温泉あるのですか!?」
「あるわよ?知らなかったの?」
「知りませんでしたよ。なんで言ってくれなかったのですか?」
「聞かれなかったから。」
「oh・・・。」
―って感じでした。
「霙、私も入るわよー。」
「あ、はーい。」
霊夢さんも入ってきました。おや?なんか視線を感じます・・・。犯人は霊夢さんですけどね。その視線は私の・・・の・・・?
「ちょっと霊夢さん!どこ見ているのですか!」
「え?胸よ?」
「簡単に答えないでください!」
「だって意外と大きいんだもん。パルパル。」
「それは違う人のネタですよ。」
「ふぅ・・・、あったかいわね。」
「スルーですかそうですか。」
霊夢さんが温泉に浸かると、私の隣までやってきました。しばらく温泉の温かさを感じていると霊夢さんが話しかけてきました。
「霙。アンタ妖怪だったのね。私との弾幕ごっこで妖気を感じたのはアンタが妖怪だったからね。」
「・・・・・・そうですね。」
やっぱりそのことですか。私は酔っている間の記憶が残るタイプの人間です。私はお酒に弱く、酔うと妖怪の部分が表に出てきてしまうのです。おまけに脱ぎ出す始末ですよ。思い出しただけど恥ずかしい・・・。
「でもちょっと違いますね。私は元々人間でした。おかげで能力も2つありました。紫さんに生き返らせてもらう代償として今まで使っていた方の能力、“歪める程度の能力”がなくなりましたが。」
「もう1つの能力は?」
「“狐火を操る程度の能力”です。ほら。」
私は手の平から狐のような形の炎を生み出しました。もう簡単に扱えるようになりましたね。
「狐火・・・。それで元々人間だったってどういうこと?」
「今から数百年前、私は“狐憑き”という妖怪になりました。」
狐憑きとは簡単に言えば、狐の霊が人に取り憑き、元々持っていた妖力を使って妖怪化させられた者のこといいます。
「ちょっと待ちなさい。」
「はい?」
「数百年前ってアンタまだ29歳じゃなかった?」
「そうですよ。今の私は転生体です。」
「て、転生体?」
「えぇ。私は数百年前、一度死んでいるのですよ。」
「・・・。はぁ、もうお手上げ。」
ふふ。さすがに話が壮大すぎましたね。私もまさか本当に転生できるとは思いませんでしたよ。
「狐憑きって言ったけど、隠す必要ないわよ。ここには腐る程妖怪がいるんだから。」
「それもそうですね。でも、ここ温泉ですよ。火は水に弱いですから、今は出さないでおきます。」
「あっそ。」
炎を押さえ込むのにはなれましたが、意外とこれ疲れるのですよね。出せるものなら出したいですけど。それにしてもやっぱり温泉は気持ちいですねぇ。こんな温泉があるなら早く知っておけばよかったです。
「ところで霙。」
「はい?」
「どうやったらそんなに胸、大きくなるの?」
いつの間にかまた霊夢さんの視線が私の胸に来ていました。
「どうしてでしょうね。」
「その脂肪邪魔でしょ?もいであげるわよ?」
「あの・・・霊夢さん?」
そんな目が死んだ状態で手をワキワキさせながら近寄ってこないで欲しいのですけど・・・。怖いのですが!
「大丈夫よ。痛くしないから。」
「ちょっまっ!あっ・・・そこは!だかっら・・・ん!やめっ・・・!」
あぁもうっ!
「いい加減にしなさいっ!」
あ・・・。あまりにも恥ずかしかったために、私は立ち上がると狐火を力いっぱいたくさん放っちゃいました。
「ちょ!みぞぎゃあああああああああ!!?」
温泉に浮く霊夢さん。・・・思わずやりすぎちゃいましたね。(;ゝω・)てへぺろ?
以上で後日談は終了となります。
次回はキャラ設定とあとがきです。
もうしばらくお付き合いください。
間違い等がありましたらご指摘のほどよろしくお願いします。感想も待っています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。