今回からそれぞれのタイトルにあったキャラをあとがきに出そうと思います。
では本編へどうぞ。
「そういえば、湖の方に屋敷が見えたのですが、あれはなんなのですか?」
わたしは寺子屋に向かう途中、空から見えた赤い屋敷について慧音さんに聞いてみることにしました。
「ん?あれか、あれは紅魔館だ。あそこには吸血鬼が住んでいる。」
「きゅ、吸血鬼ですか!?」
吸血鬼ってあれですよね。首筋に噛み付き血を吸って仲間を増やすやつですよね!?
「何を想像したか知らないが、恐ろしいものではないぞ。」
慧音さんに苦笑いされちゃいました。そんなに怖くないものなのでしょうか。
「そうだな。明日にでも連れて行ってもらったらいいだろう。なぁ、魔理沙?」
「イヤー明日用事ガアルンダナー。」
?魔理沙さんの口調がおかしいような…。気のせいでしょうか。
「やれやれ。それで霙、他になにか聞きたいことはあるか?」
「そうですね…。」
と言いましても、他になにか見えたものといえば、山と空くらいですし。
「あやや、このようなところで偶然ですね。見かけない顔もいるようですが。」
何を聞こうか考えていると、空から声が聞こえてきました。見上げると、黒い翼の生えた娘が飛んでいます。
「文こそ、どうしたんだ。」
「いえ、ネタを探していた所に霊夢さんが慧音さんと何か話していましたので、これはネタの匂いと思い、急いでメモを取り戻ってきたところなんですよ。」
「必然だろ、それ。残念ながらもうその用事は済んだぜ。」
「あやや、そうなのですか?それは残念です。それはそうと―」
魔理沙さんが翼の生えた娘となにやら話し始めました。そうだ、この機会に彼女について慧音さんに聞いてみましょう。
「あの、慧音さん。」
「なんだ?」
「彼女は?」
「彼女というのは今、魔理沙と話している鴉天狗のことか?」
「あ、はい。」
て、天狗なんだ。吸血鬼に続いて、天狗ですか。幻想郷はもうなんでもありみたいです。もう何がきても驚けないですね。
「あいつは射命丸文だ。妖怪の山に住んでいる鴉天狗。文々。新聞っていう新聞を書いている。それ程人気があるとは言えないが。」
そうなのですか…。あ、あれ?確か天狗って妖怪でしたよね?妖怪は危険なものじゃあ…。魔理沙さんと話している射命丸さんは見ている限り危険そうではないようですし。どうやら危険な妖怪とそうでない妖怪がいるようですね。
「それで、そちらの方は?」
あ、どうやら話の矛先がこちらに向いたようです。
「はじめまして、わたしは古城霙といいます。」
「やはり聞かない名前ですね。」
「霙は外来人みたいだぜ。」
「外来人となると外の世界からですか。なるほど…。いくつか質問してもいいですか?」
「えーと、ごめんなさい。今は急いでいるので。」
「そうですか。では後日お伺いしますね。それでは、アリーヴェ・デルチ!」
行っちゃいました…。あっという間に見えなくなっちゃいましたね。しかし、速すぎませんか?
「文のやつ、霊夢から情報を聞き出すつもりだな。」
そういえば、射命丸さんが飛んでいった方角、わたしたちがきた方角ですね。
「さて、こちらも行こうか。もうすぐそこだ。」
「分かりました。」
慧音さんの寺子屋…。いったいどのような場所なのでしょう。
「あやや、私の登場時間短くないですか?」
そんなことないですよー。一応、また出るフラグは立ててありますし。
「ならよしとしましょう。さて、私はこれから記事を書かなければならないので失礼しますね。」
あ、はい。
「んで、なんで私が出てるわけ?」
だって霊夢さん暇でしょう?
「はぁ…。で、これ読めばいいの?」
そうですね。お願いします。
「はいはい。次回は慧音の寺子屋での話よ。そして、あの蓬莱人が登場するわ。これでいいの?」
ありがとうございます。
それでは、間違い等がありましたらご指摘のほどよろしくお願いします。感想もお待ちしています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。