あ、やめて!空き缶とか投げないで!
と、とにかく本編です。どうぞ。
魔理沙さんと一緒に寺子屋から出る時にはもう日が暮れていました。
「それで霙、どうすんだ?」
「えっ、何がですか?」
「慧音んとこで教師をやるかって話。」
「一応、やってみようとは思っていますよ。」
寺子屋からでる時には子供たちに懐かれ、明日も来て欲しいと言われましたし。慧音さんから何冊か教材を借りてきましたからね。行くのは午の刻ですけどね。
「そういや、夕飯どうすんだ?」
「…あ。」
そうでした。霊夢さんは貧乏である以上、夜ご飯はないに等しいですし。お金もないですし。どうしましょう…。慧音さんが働いた分のお金は出すって言ってましたけど、それは明日からですし。
「やれやれ。奢ってやるぜ。」
「でも、いいんですか?」
「ただし、貸しだぜ。」
「分かりました。」
魔理沙さんが奢ってくれることになりました。これで今晩はどうにかなりそうですね。でもこんなに暗いのにお店は開いてるのでしょうか。
「空からの方が見つけやすいから、飛んで行くぜ?」
見つけやすい?探すのですか。とにかく置いて行かれないようにわたしも行きましょう。
「どこに行くんですか?」
「屋台だぜ。」
「屋台ですか。」
なるほど、屋台ですか。それなら探すのは当たり前ですね。うーん、なかなか見つかりません。
「お、いたいた。こっちだぜ、霙。」
魔理沙さんが先に見つけてみたいですね。魔理沙さんの示す方角に1つの小さな明かりが見えますね。近くに降りるととても美味そうな匂いしてきました。
「よーす、ミスティ。まだやってるか?」
「いらっしゃい、魔理沙♪まだ開いてるよ♪あれ?見ない顔がいるね♪」
屋台にいたのは翼の生えた少女がいました。この娘も射命丸さんと同じ天狗なのでしょうか。
「私の連れだぜ。古城霙だ。」
「はじめまして、古城霙です。」
「ミスティア・ローレライだよ♪よろしくね♪」
ミスティアさんですか。それにしてもここは何屋さんなのでしょうか。見てみる限り、何かを焼くみ
たいですが。
「紹介も済んだし、ミスティ、いつものを2つだ。あと、持ち帰り用に1つ作ってくれ。」
「毎度あり~♪持ち帰り用はアリスの分かな♪」
「いんや、霊夢用だ。」
「意外だね♪」
魔理沙さんには他にもお友達がいるみたいですね。今度会うことがあれば挨拶したいです。ミスティアは水をわたし達に出すと長い魚を取り出し綺麗に裁いていきます。裁き終わると切れ身を焼いていきます。
「~♪」
「綺麗な歌ですね。」
「ふふ、ありがとう♪」
「ミスティは能力関係なくうまいからな。」
「能力?」
ミスティアさんは能力を持っているのですか?
「私は人間を鳥目にする程度の能力だよ♪歌とは関係ないよ♪」
「歌で人を狂わす程度の能力もあるけどな。」
「そこはよくわからないんだけどね♪」
「魔理沙さんも何か能力を持っているのですか?」
「私は魔法を使う程度の能力だぜ。」
そりょあ、魔理沙さんは魔法使いですしお寿司。
「はい、できたよ♪焼き八目鰻♪それと霊夢用の♪」
「おぉ、待ってたぜ。」
あぁ、美味しそうな匂いぃ。では早速…。
「いただきます。」
ぱくもぐもぐ……。う、うんまい!テーレッテレー♪
「ウマー。」
「本当ですね。美味しいです」
「ありがとうね♪」
もぐもぐ。それにしても本当に美味しいですね、この魚。お水お水っと。
「ミスティ、お酒あるか?」
「ブーー!!?」
「うわあ、なになに!?」
「なぁにやってんだよ、霙。」
けほっけほっ。いや、だって。
「い、今、お酒って。」
「うん?普通だろ?」
え、普通なんですか?
「個人的に抵抗があるんですが…。」
「ほ、ほーう。」
うっわぁ。魔理沙さんが悪戯を思いついたような顔をしました。ミスティアさんなんて何か漁っていますし。
「はいお酒だよ♪」
「ここで飲んでかないとだめだぜ。」
ふえぇ。ど、どうしましょう。あ、そうだ。
「れ、霊夢さんが待っているので、お先に失礼させていただきます!」
霊夢さんの分の焼き魚の入った袋を持ちましたね。よし、急いで逃げないと。
「また来てねー♪」
「気を付けて帰れよー。」
そうでした。夜は妖怪が出るんでしたっけ。まぁ、空を飛んでいるので大丈夫でしょうけど。待っていてくださいね、霊夢さん。
「焼き鳥反対!♪」
えぇ、分かってますよ。
「あなたも鳥目にしてやろうか♪」
遠慮しておきます。てことで今回はミスティアさんが登場しました。
ちなみに原作をやっていない私にとって把握していないキャラの1人です。
「あらひどい♪」
しょうがないでしょう。原作のわからない私が把握しているのは主人公ズと有名な人たちだけなのですから。
「あれ?私って有名じゃないの?♪」
少なくとも私の中ではそうですね。
「粉バナナ!」
はいはい。分かりましたから、これ読んでください。
「えー♪」
…。白玉楼の主、呼びますよ?
「え゛っ!?わ、わかったよ♪…次回は霙ちゃんが幻想郷に来て二日目の話だよ。彼女は博麗神社で寺子屋に行く時間が来るのを待ってたんだけど。そんな彼女のもとに現れたのは…?はいおっわりー♪」
はい。ありがとうございます。
それでは、間違い等がありましたらご指摘のほどよろしくお願いします。感想も待ってます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。