公正で公平なデスゲーム運営をっ!   作:夢食いバグ

2 / 5
デスゲームに入っていきます。


第一関門 死傷者管理と掴みは大切っ!

多くが退場したホール……ぬいぐるみは糸が切れたように動かなくなる。

 

カテラックス社が運営している事業の一つ、デスゲームそのお話である。

 

「…………よっしゃぁぁぁ噛まなかった!」

 

この叫んでいる奴がカテラックス社長であり、デスゲームの主催者だ。そして後ろから丸めた新聞紙で後頭部を殴打される。

 

「まだこっちでもデスゲームは、始まったばかりですよ。A~Zグループの全てを監察しないといけないんですよ。

 

貴方が説明をした所は集合拠点の一つでしか無いんですから………」

 

殴打したまったりした口調の、見た目では優しそうと騙される女性は呆れたように社長に言いはなった。

 

集める拠点が複数ありそれをバラバラにしてまた集め直すのは、最初から協力を作りづらくする目的。

 

デスゲームに距離的に参加できなくなることを防ぐ役割がある。

 

社長は頭を押さえながら。

 

「うーんあーそっか、そっか。予想は第一ゲーム時点では全体から45パーセントぐらいだよね。

 

まぁ最初の棄権者とゲームごとの途中棄権者も含めての数字だけど。」

 

「ええそうです、理論上全員生還でそのまま第二ゲームに移行する可能性はありますが……

 

全てのグループの中でそれを達成できるのは、1つや二つ位と考えていいかと。」

 

「そうか、まぁでも予想を越えていくのがデスゲームの参加者の常だ。

 

法や倫理の抑圧から解放されごく単純なルールのみが敷かれる。

 

社訓は、我々は予想外法外貴方お客様の全てを歓迎し最高の舞台へと。」

 

「つまり、行き当たりばったりって事ですよね。結局…………」

 

社長(バカ)の言い分を最後まで聞き、女性は頭を抱えるこんな事業のトップがこいつで良いのかと………

 

「そうだが何か?後今回の第一ゲームは、数字を使った奴だったなぁ……中々いいんじゃないか?

 

隠者の数字、賢者の数字

 

と題名が中二臭すぎるような気がするが。

 

参加者はそれぞれ、会場に到着した際にタブレットを渡される。自身にのみ見える確認できる賢者の数字と呼ばれる数字と他人のみに一回のゲームに一度のみ確認できる隠者の数字。

 

隠者の数字は周囲に話してはならないというルールの元。その数字を扱い3つのゲームを行っていく。

 

最初は、中央値

 

最大3人でグループをつくってもらい、最大値のグループと最大値のグループが死亡となる。

 

次は、ゼロカード

 

こちら側から提示した数字を参加者の皆様の隠者の数字か賢者の数字かで引いてもらう。最低一人2回数字を引かなければならない、最高4週行う。引いてちょうど0になったときは死亡は無しだが、マイナスにしてしまうとその人が死亡となる。

 

出来る行動には特殊なものでチェックがあり、提示した数字は引いている最中隠すが一回だけ周りに秘匿して確認できる。

 

最後に、ハイ エンド ロー

 

隠者の数字と賢者の数字どちらが高いか、いままでのゲームから推理してタブレットに記入。間違うと死亡となる。

 

ってやつね。」

 

と今回の最初のゲームの話をそらすようにしていく、目も軽くその女性からそらしていた。

 

「ええそのゲームですが……少しいつもの比べてヒントが少な目かとちょっと思っているんですよね……」

 

「まぁそうかもね、一応こっち目線では情報を手に入れる方法は二つあるんだ。開発者から聞いたものそのまま言うだけだけど聞くかい?」

 

「えぇ少しお聞かせください。」

 

「まず一つは、棄権者や死亡となった人のタブレットを使う。タブレットは自らと結び付いているけど他人のなら全く関係ないんだよね……他人のタブレットの賢者の数字を見てから。

 

自身の隠者の数字を見るってタブレットいじって、見てしまえばほら……自分の隠者の数字と賢者の数字両方確認できちゃった。

 

後は、何故バスをわざわざアルファベット順にしたと思う?実はA~Zで26文字、26で数字振り分けてるんだよね隠者の数字。

 

で賢者の数字は、隠者に合わせるように26までだけど……これは同じ会場にいた人達は全員一緒なんだ。数字がね、集まる会場の数自体は26よりも遥かに多いけど。」

 

「こう聞くと……大分大胆にヒント出してますね……中央値なんかも全員で数字合わせられるかも……?」

 

そうやって言えば、社長は笑って椅子くるくるあの会場にいた人形のように楽しそうに回しながら。女性に得意気に指を指した。

 

「いやいや、それは運営側だから言えることだよ。物凄い分かりますい賢者の数字だって。デスゲームだよもしかしたら嘘ついているかも知れないじゃないか。

 

一応中央値のゲームは、法則が全員に理解できれば生還できるように作ってあるし。ゼロカードは全員でお互いの低い数字のみを出し合えば死なずにすむ。

 

ハイ エンド ロー は言わずもがな。

 

だけどさ、そんなに旨くいくと思うかい?」

 

「えぇ、そうですね……だからこそ運営もやりがいがあるのです。」

 

 

 

カテラックス社デスゲーム作成の心得

 

1.低い可能性であろうと、確実に全員が生還出来るようなルールであること。(ヒントもきちんと提示)

 

2.無理のないルールで足がない老人であろうとも、生き残る可能性があるルールであること。

 

3.参加者の考えの邪魔をしない、追加ルール等の制約は完全崩壊寸前の時以外は極力入れないこと。

 

4.リピーターの方々に飽きられない刺激的なゲームを!!!!

 

等など




笑顔の絶えない会社です。(屍を大量にしたに積み上げながら。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。